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広報みずまき2021年8月10日号(特集)

更新日:2021年8月5日

4Rのススメ 新ごみ減量化手段

昨年から全国的にごみの排出量が増えています。新型コロナの影響で巣ごもりする人が増え、家庭ごみが増えているのです。町では平成22年度からごみの減量化を重点的に取り組んできましたがごみが増えている今、さらにもう一段階踏み込んだ取り組み「4R運動」を始めます。

町では平成22年度に第1期水巻町環境基本計画を策定し、平成23年度からの10年間で、ごみの減量化やごみの不法投棄・ポイ捨て防止など、さまざまな取り組みを進めてきました。

特にこの10年でごみの減量化を進めるにあたり、最も力を入れた取り組みが3R運動です。3Rとはごみのリデュース(発生抑制)・リユース(再利用)・リサイクル(再生使用)のことで、住民の皆さんの協力もあって平成23年度の1年目からごみの排出量の減少に成功しました。その後も年々減少を続けましたが、平成30年度から増加に転じ、近年は新型コロナで巣ごもりする人も増えた影響で、ごみの排出量の増加率は上昇傾向です。

こういった状況を踏まえて、町は令和3年度から10年間で取り組むべき第2期水巻町環境基本計画を策定しました。この中で近年増加しているごみを減らすため、新たに「4R運動」を始めることを計画しました。4Rとはこれまでの3Rにリフューズ(ごみの発生回避)を追加したもので、発生したごみをどう減らすかだけではなく、どうしたらごみの発生を抑制できるかにも取り組んでいきます。ごみの減量には、皆さん一人一人の協力が不可欠です。まずは3ページの家庭ですぐにできるエコ活動を実践してください。

ごみの搬入量のグラフ

問い合わせ

役場環境係 電話番号:201-4321

家庭ですぐにできるエコ活動

「4R運動」の各部門のチェックポイントが全て実践できているか確認しましょう。実践できていない項目があれば、今日から取り組んでいきましょう。

リフューズ Refus

ごみとなるものは使用しない

マイバックの画像

  • マイバッグを持ち歩いてレジ袋を買わない
  • コンビニやスーパーで、割りばしやスプーンなどをもらわない
  • 過剰な包装をしてもらわない
  • 割りばしや紙コップの使用を控え、「マイはし」などを携帯している
  • 試供品が無料で配られていても、本当に必要かどうか、もらう前に考えている
  • 買い物メモを作るなどして、本当に必要な物を計画的に購入している

リユース Reuse

使えるものは繰り返して使おう

椅子を修理している画像

  • 一度買ったものは大切に使い、修理しながらできるだけ長く使っている
  • 着なくなった服を誰かにあげる、またはぞうきんにして使っている
  • リサイクルショップ・フリーマーケットを利用している
  • 一時的に必要なものはレンタル商品を利用している
  • 残り物の食材を工夫して料理に使っている

Recycle リサイクル

ごみの再生利用に協力しよう

回収ボックスの画像

  • もえるごみ・もえないごみなど、分別を徹底している
  • 新聞や古紙は地域で行う集団回収に協力している
  • 物を購入する際、リサイクルして作られた商品や将来リサイクルが可能な商品を選択している
  • ペットボトルやトレー、紙パックなどはスーパー店頭や公共施設に設置された拠点回収に協力している

Reduce リデュース

不要なものは買わない・もらわない

詰め替えをしてる画像

  • シャンプーや洗剤は詰め替え商品を選んでいる
  • 袋売り商品を選ばず、バラ売りなどで、必要な分だけ購入するようにしている
  • 買った食品を食べ残したりせず、消費期限にも気を付けている
  • 生ごみの水切りを徹底し、ごみが少しでも少なくなくなるよう徹底している

減量化に向けた取り組み(資源物回収)

町内42団体が資源物回収を行っています

町はごみを減量化する1つの手段として、資源物回収を推進しています。これは新聞紙や衣類、牛乳パックなど、特定の種別ごとに回収して、トイレットペーパーやカーペットなどを作る材料に再生利用するものです。資源物回収を行った分だけ、ごみを焼却せずにすむので、ごみの減量化につながります。

令和2年度回収実績

種類 回収量(前年比) 平成29年回収量
新聞紙 19万1,965キログラム (マイナス15.2%) 26万8,716キログラム
段ボール 12万8,189キログラム (マイナス5.7%) 15万4,669キログラム
雑誌 6万6,986キログラム (マイナス2.3%) 10万4,016キログラム
衣類 2万1,397キログラム (プラス1.5%) 2万5,645キログラム
アルミ缶 1万3,459キログラム (マイナス3.6%) 1万5,081キログラム
古鉄(スチール缶など) 2,822キログラム (マイナス20.1%) 6,004キログラム
牛乳パック 39キログラム (マイナス59.3%) 1,116キログラム
ビン類 5,536本 (マイナス10.9%) 8,092本

町内では、42団体という多くの団体が新聞紙や段ボールなど、8つの種別で資源物回収に協力しています。しかし、ここ2、3年でごみが増加している中、資源ごみとして回収している量は年々大きく減少しています。3年前の平成29年度の回収量と比較すると衣類やアルミ缶はそれほど変化がありませんが、新聞紙や牛乳パックなどその他の全ての種別で回収量の減少が顕著です。

今年度から第2期水巻町環境基本計画をスタートさせ、町は資源回収に改めて力を入れていきます。これまで資源ごみの分別をしていない人はできる種別1品目でも構いませんので、回収に協力をお願いします。

注:回収団体によって、回収方法や回収できる種別が変わってきます。詳しくはお近くの回収団体に問い合わせてください。

校区 回収団体 連絡先
伊左座 伊左座ふれあい体操 電話番号:201-7066
二区子ども会 電話番号:202-1162
立屋敷子ども会 電話番号:201-1838
立屋敷区 電話番号:090-1081-8458
サニーニュータウン区会 電話番号:202-0528
伊左座水泳スポーツ少年団 電話番号:201-6619
みずほ区
伊左座ヤンキース 電話番号:090-8662-1159
下二公民館 電話番号:201-8636
水巻町伊左座老人会 電話番号:201-6448
吉田 宮尾台シニアの会 電話番号:202-0134
サンクラブ曙 電話番号:202-3093
吉田団地子ども育成会 電話番号:090-1362-5410
校区 回収団体 連絡先
頃末 鯉口自治会 電話番号:201-6686
ふれあい会 電話番号:201-6726
高尾自治会 電話番号:201-3885
美吉野区町内会 電話番号:202-9191
鯉口分譲区自治会 電話番号:201-3214
中央区育成会 電話番号:080-1792-3231
えぶり 県営古賀団地自治会
古賀団地自治会 電話番号:202-5623
えぶり資源回収親睦会 電話番号:201-2125
老人クラブ寿会 電話番号:201-6782
緑ケ丘区自治会 電話番号:202-3782
梅ノ木団地西区自治会 電話番号:701-8511
梅ノ木団地東自治会 電話番号:202-7920
校区 回収団体 連絡先
町内全域 ボーイスカウト遠賀第3団 電話番号:202-2355
地域活動支援センターはまゆう 電話番号:201-8115
はまゆうサポートセンター 電話番号:201-6151
FCジークふくおか 電話番号:090-6482-8974
水巻南中学校後援会
猪熊 樋口育成会 電話番号:090-2505-3324
おかの台子ども会 電話番号:090-3419-4424
猪熊自治会 電話番号:080-6454-8800
猪熊区婦人会 電話番号:202-2557
高松クラブ 電話番号:201-7282
頃 末 頃末北区子ども会 電話番号:201-2017
頃末南区育成会 電話番号:202-2530
頃末団地運営会

問い合わせ

役場環境係 電話番号:201-4321

資源回収の注意点

  • 新聞紙・雑誌・段ボールは種別ごとにまとめて、ヒモで縛りましょう
  • アルミ缶・缶詰の缶・スチール缶は中を水で洗って、缶は潰さないで!
  • 牛乳パックは中を洗って、はさみで開いて1つに縛ってください

生ごみの水切り ごみ分別以外の減量法

生ごみの画像01

令和元年度に町が行った調査で家庭ごみのうち、生ごみが45・6%占めていることが分かりました。生ごみの80%が水分といわれ、水切りをするだけで大きく減量につながります。手で搾って水切りをすることもできますが、簡単に水切り道具を作ることもできます。空のペットボトルの上部を切り取って、ごみ袋を中に通して押し出せば簡単に水切りができます。住民の皆さんには、ごみを減らす取り組みとして、まず生ごみの水切りから始めてください。

生ごみの画像02

そして次は4Rの徹底。町は今年からごみを発生させない取り組みを始めました。皆さんもレジ袋は買わない、割りばしはもらわないなど、身近にできることから始めてください。

5つの取り組み

第2期水巻町環境基本計画では、今年度から10年間で4R運動の推進以外にもさまざまな事業に取り組みます。取り組みの成果については毎年検証を行い、ホームページで公表する予定です。

取り組み内容

ごみ対策

  • 4R運動の推進
  • 食品ロス削減への取り組み

日本では、食べられるのに廃棄されてしまう食品年間に食料消費全体の3割もある問題を踏まえ、町でも家庭でできる取り組みを進めます。

コスモス600万本の栽培

遠賀川河川敷でのコスモス栽培を通じて、住民の皆さんの自然への関心や愛郷心の向上に取り組みます。

町の景観整備

誰からも好かれるきれいな町を目指し、ポイ捨て・不法投棄を取り締まります。

温室効果ガス(二酸化炭素)の削減

夏に役場などの公共施設で、ヘチマやキュウリを育て、グリーンカーテンを設置します。

環境教育の推進

毎年、小学校で実施してきた環境出前講座などの授業をさらに充実させます。

問い合わせ

役場環境係 電話番号:201-4321

このページの担当部署

企画課 広報係
電話番号:(代表)093-201-4321