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広報みずまき2026年9月10日号(特集)

更新日:9月10日

特集!知っていますか?新しい認知症観

9月は「世界アルツハイマー月間」、9月21日は「認知症の日」です。令和6年に認知症の本人の声を尊重し「新しい認知症観」に基づき共生社会の実現を推進するための法律、「認知症基本法」が成立、施行されました。この機会に、認知症になっても自分らしく暮らせる社会の実現を目指し、認知症についての理解を深めましょう。

1. 認知症とは?

脳の細胞が壊れたり、動きが悪くなったりして記憶力や判断力に障がいが起こり、およそ6カ月以上生活に支障が出ている状態で、加齢による物忘れとは異なります。

2. 認知症の種類

【アルツハイマー型認知症】

昔のことは覚えていますが、最近のことは忘れてしまいます。軽度のもの忘れから徐々に進行し、やがて時間や場所の感覚がなくなっていきます。

【脳血管性認知症】

脳出血や脳梗塞などの脳血管障害が起こるたびに段階的に進行します。障がいが発生した脳の部位によって症状が異なります。

【レビー小体型認知症】

現実にないものが見える幻視の発生や、手足が震えたり、筋肉が固くなることにより歩幅が狭くなったり、転びやすくなったりします。

【前頭側頭型認知症】

感情の抑制ができなくなったり、社会のルールが守れなくなったりといったことが起こります。

3. 新しい認知症観とは?

認知症になったらすぐに何もできなくなるわけではありません。認知症になってからも個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間などとつながりながら、希望をもって暮らし続けることができるという考え方が、新しい認知症観(新しい常識)です。将来どう過ごしたいか、どう接してほしいかを考えてみましょう。

古い認知症観(古い常識)

  1. 他人事、なりたくない、目をそらす、先送り
  2. 認知症だと何もわからない、できなくなる
  3. 本人は話せない、本人の声を聞かない
  4. おかしな言動で周りが困る
  5. 危険重視(危ないからやめさせる)
  6. 周囲が決める
  7. 本人は支援される一方
  8. 地域で暮らすのは無理
  9. 認知症は恥ずかしい、隠す
  10. 暗い、萎縮、あきらめ、絶望的

新しい認知症観(新しい常識)

  1. わがこと、向き合う、備える
  2. わかること、できることが豊富にある
  3. 本人は声を出せる、本人の声を聞く
  4. 本人が一番困っている、本人なりの意味がある
  5. あたりまえを重視(自由と安全のバランス)
  6. 本人が決める(決められるように支援)
  7. 本人は一足先を行く人、支え手でもある
  8. 地域の一員として暮らし、活躍
  9. 認知症でも自分は自分、自然体でオープンに
  10. 楽しい、のびのび、あきらめず、希望を

4. 町の取り組み

認知症サポーター養成講座

認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族の気持ちを理解し、寄り添い・見守る応援者としての知識を伝える講座です。講座終了後は、認知症サポーターの目印としてオレンジ色のバッジを配布しています。さらに、ステップアップ講座を受講し、町に登録することで、「おれんじサポーター」として活動することもできます。

認知症初期集中支援チーム

「認知症の診断を本人が拒否する」、「認知症の症状が強いものの、介護サービスを拒否して困っている」などの場合は「認知症初期集中支援チーム」に相談してください。医療や介護の専門家でチームを組み、認知症が疑われる人やその家族に対して、早期診断・早期対応に向けた支援を行います。

成年後見制度利用促進

認知症や障がいなどによって判断能力が不十分な人の権利を守るため、契約手続きや金銭管理などの支援をする成年後見制度などに関する相談を、水巻町社会福祉協議会権利擁護センター☎ 202-3700 で受け付けています。

大切な家族を守るために
見守りが必要な認知症高齢者の在宅生活を支えるサービス

認知症によるはいかい行動などの恐れがある高齢者の「もしも」に備えて利用ができるサービスを紹介します。事前に役場で緊急連絡先などの情報を登録することで、行方不明になったときの捜索がよりスムーズにできるようになります。大切な家族を守るために、事前登録しておきましょう。

対象

はいかい行動の恐れがある高齢者など

利用方法

詳しくは役場高齢者支援係に問い合わせてください。

ステッカー・蛍光シールの配布

登録番号や役場への連絡先が書かれたステッカーなどを、いつも身に着けている衣類などに貼っておくことで、本人の早期発見や家族への早期連絡につなげます。

SOSネットワークシステム

行方不明などで捜索願が出されたときに、警察の捜索だけでなくタクシー会社など協力団体の支援も受けられます。

5.広がる支援の輪 ~水巻町チームオレンジ活動報告~

町では認知症の人を地域で支えるため、認知症サポーターなどの支援者と、認知症の人やその家族をつなぐ「水巻町チームオレンジ」の活動を推進しています。水巻町チームオレンジではイベントや勉強会の開催、認知症カフェなどでの交流、日頃の見守り声掛けなどのさまざまな取り組みを実施中。新メンバーも随時募集しています。

7月24日に開催された「おれんじサロン水巻」

おれんじサロン水巻の様子

問い合わせ

役場包括支援係 電話番号:093-201-4321

住み慣れた地域でいつまでも 「おれんじサロン水巻」を開催

申込不要で誰でも参加できる集いの場です。懐かしい映像や歌謡に触れ、思い出を語り合いましょう。昭和クイズや楽しい運動など、盛りだくさんの内容でお送りします。

とき

9月18日・11月27日・令和9年1月22日・3月26日(全て金曜)13時30分~15時30分

ところ

いきいきほーる多目的ホール

対象

町内に住んでいる人

費用

無料

問い合わせ

役場包括支援係 電話番号:093-201-4321

認知症サポーター ステップアップ研修会

過去に認知症サポーター養成講座を受講したことがある人(認知症サポーター)を対象に、ステップアップ研修を開催します。今回は「人生会議トランプ」を活用したワークを予定しています。養成講座で学んだことを土台に、実践の場で必要となる認知症に関する知識や対応スキルをこの機会に習得してみませんか。

とき

10月23日(金曜)13時30分~15時

ところ

役場302会議室

対象

町内に住んでいて、過去に認知症サポーター養成講座を受講したことがある人

定員

20人程度

費用

無料

申込期限

10月16日(金曜)

申込方法

電話または窓口

申し込み・問い合わせ

役場包括支援係 電話番号:093-201-4321

このページの担当部署

企画課 広報係
電話番号:(代表)093-201-4321