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広報みずまき2023年6月10日号(特集)

更新日:2023年6月7日

備えてあんしん 防災特集

近年、気候変動などの影響により大雨や台風などの自然災害が頻発しています。令和2年7月の豪雨では福岡県内でも甚大な被害が発生するなど、大規模な災害が身近なものとなってきています。

災害は、とき・ところ・ひとを選びません。これから梅雨や台風のシーズンを迎えるにあたって、「もしも」の事態が発生した際にどれくらい心構えができていますか。今号では、非常時に対する5つの備えを紹介します。

1. ハザードマップで自宅の災害危険度を知ろう

ハザードマップとは、災害が発生した場合の被害想定区域を示した地図です。町では、平成31年4月に「みずまき防災マップ」を、令和5年3月には、「曲川・新々堀川洪水ハザードマップ」を全世帯に配布しました。この機会にもう一度ハザードマップを見返し、自宅やその周辺などが、どの災害時にどの程度被害リスクがあるのかを確認してみましょう。

洪水ハザードマップ

河川が氾濫した場合に、浸水が想定される区域を示した地図です。「みずまき防災マップ」には遠賀川などの国が管理する河川の浸水想定区域が示された地図を掲載。令和5年3月には県が管理する河川においても洪水浸水想定区域図が作成されたことから「曲川・新々堀川洪水ハザードマップ」を全世帯に配布しました。

土砂災害ハザードマップ

大雨などにより崖崩れや土石流、地滑りなどの土砂災害が発生する恐れのある箇所を示した地図です。身体や生命への危険度に応じて土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)で分けられています。

高潮ハザードマップ

台風などが通過する際の高潮の被害を想定した地図です。町の高潮ハザードマップは、台風による遠賀川河口部の水位上昇と大雨での河川流量の増大による浸水状況を想定しています。

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2. 避難情報・警戒レベルを知ろう

災害が発生する恐れがあるときは、町が発令する避難情報を常に確認するようにしましょう。令和3年から発令する情報が変わり、より直感的に避難するかどうかの判断ができるようになりました。危険性がまだ低い段階であっても気象庁の注意報などに気を配り、災害への心構えやとるべき避難行動の確認を行いましょう。

避難情報と警戒レベル

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3. 避難先や避難経路を確認しておこう

災害が発生する恐れがあるときに避難する場所は避難所だけではありません。安全な地域の親戚や知人宅に避難することも大変有効な手段です。前のページで紹介した自宅の災害危険度と一緒に、ハザードマップを確認しながらあらゆる場面を想定してどこへ避難するかを考えてみましょう。

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4. 防災情報の収集先を確認しておこう

情報をいち早く知ることは、自分や家族の生命や財産を守ることに直結します。避難の必要性やタイミングを適切に判断するためには、正しい情報を収集することが大切です。町や国・県が発信する防災情報は、その正確さから収集先として最も適切であると言えるでしょう。ここでは、防災情報の主な収集先を紹介します。

緊急速報メール

町や国が発信した避難や災害に関する情報がスマートフォンなどに通知されます。登録は不要です。

住んでいる区域によっては、北九州市や中間市などから発信された情報を受信することがあります。町に関する情報を特に注意して確認しましょう。

配信される情報
  • 町が発令した避難に関する情報
  • 国が発信した遠賀川の水位と氾濫危険度に関する情報
  • 気象庁が発信した緊急地震速報・津波警報・特別警報に関する情報

テレビ

テレビリモコンのdボタンを押すと気象予報や避難情報、河川の水位などが確認できます。災害時における緊急情報などの情報を配信します。

町ホームページ

避難所の開設情報や公共施設や交通機関などの閉館状況を確認することができます。

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ふくおか防災ナビ・まもるくん

県が配信する、現在地や登録した地域の気象警報・避難情報などが確認できるスマートフォンアプリです。避難所の情報が地図上で確認できるなど、使いやすいアプリとなっています。いざというときに備えてダウンロードしましょう。

Android版

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iOS版

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遠賀川水位監視カメラ

遠賀川河川敷(立屋敷)に水位監視カメラを設置し、ライブ映像を配信しています。大雨や台風時における避難行動の目安に活用してください。

注:大雨の際は危険ですので、現地には近づかないでください。

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「川の防災情報」ページ

雨量や、遠賀川などの国が管理する河川の状況をリアルタイムで知ることができます。

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町公式SNS

町の公式SNS(Twitter・LINE)で、随時情報を発信します。事前にフォロー・友達登録をしてください。

Twitter

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LINE

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災害情報等配信サービス

携帯電話やパソコンを持っていない人に対して、大雨や台風発生時に防災情報や避難情報などをファクス番号・固定電話に発信するサービスを行っています。

対象
  • 町内に住んでいる人
  • 町内に親族などが住んでいる人
申込方法

申請書に必要事項を記入して役場庶務係窓口に提出してください。

注:申請書は役場庶務係窓口や町ホームページで取得できます。

SNSなどのデマ情報には注意しましょう。

5. 備蓄品・非常用持出品を確認しておこう

災害が発生するとインフラが止まり、食料などが手に入りづらくなる可能性があります。災害時は人命救助が最優先となり、支援物資などが被災した人たちに行き渡るまでに72時間かかると言われています。最低でも1人当たり3日分、できれば1週間分の食料や生活用品を備蓄しておきましょう。

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備えあれば憂いなし!備蓄品の選び方

飲み物 飲料水/調理用水/ジュース/健康飲料粉末/栄養補助食品など

何もしなくても、1日2~3リットルの水分が汗などで失われます。飲料水は1日あたり3リットルを用意し、取り扱いやすいペットボトルに入ったものを選びましょう。

食べ物 米/パスタ麺/カップ麺/缶詰/レトルト食品/菓子類/調味料など

熱湯や水で調理ができるアルファ米は非常食に最適。缶詰は避難生活で不足しがちなたんぱく質やビタミンなどを補うために、肉・魚・野菜・果物を中心に選びましょう。

調理用品 カセットコンロ/ガスボンベ/ラップ/ライターなど

電気・ガス・水道が止まり、調理ができない可能性があります。加熱や簡単な調理が可能なカセットコンロや予備のガスボンベなどを用意しておきましょう。

避難用品 懐中電灯/簡易トイレ/充電式ラジオ/バッテリーなど

夜間に明かりがない中で行動する場合もあります。懐中電灯は1人1本ずつ用意してください。車中や避難所などで照明がいる場合はLEDランタンなどがあると便利です。

衛生用品 ティッシュ類/ビニール袋・手袋/口腔ケア用品/常備薬など

ティッシュ・トイレットペーパーは多用途に使えます。また、断水時は手が十分に洗えない場合があるため、ビニール袋や手袋があると調理やトイレ掃除などに使えます。

その他 女性向け用品/乳幼児用品/高齢者向け用品/ペット用品など

自分や家族の状況に応じて、備蓄品や非常用持出品をアレンジしてみましょう。

非常時持出品の用意も忘れずに!

命の危険があるなど、急いで避難しなければならないときに持ち出すものが「非常時持出品」です。必要なものをあらかじめリュックサックなどに入れ用意し、いつでも持ち出せるようにしておきましょう。非常時持出品は、押し入れなどにしまい込まず、玄関などすぐに手に取れる場所に置いておくと、慌てず・迅速に持ち出すことができます。

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このページの担当部署

企画課 広報係
電話番号:(代表)093-201-4321