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水巻町こども計画

更新日:2025年6月3日

水巻町こども計画

水巻町こども計画 表紙

1.策定趣旨

こども施策を社会全体で総合的かつ強力に実施していくための基本法として、令和5年4月に「こども基本法」が新たに施行されました。これに伴い、本町においても、子どもや子育て世帯を取り巻く大きな社会変化に対応し、乳幼児期から若者世代までのライフステージに応じた切れ目のない支援の体制を構築するため、「子ども・子育て支援事業計画」「子どもの貧困対策計画」「子ども・若者計画」としての内容を包含した「水巻町こども計画」を策定しました。

2.計画の期間

令和7年度から令和11年度までの5年間

3.計画の基本理念

~親も地域も一緒に育つ こどもまんなか社会を目指すまち みずまき~

4.計画の基本目標

(1)ライフステージ共通施策

1.こども・若者の権利を守る
「こども基本法」および「こども大綱」においては「こどもの権利」の保障が最重要項目として掲げられ、すべてのこどもや若者たちが健やかに育つことができる「こどもまんなか社会」を目指すこととしています。一方で、「こどもの権利」に対する認知が進んでいない部分もあるほか、それとあわせて国が進める「こどもの意見表明」に関しても周知をしていくことが求められています。こういった背景を踏まえて、こどもや若者の権利が守られ、自らの意見を表明することができる環境形成を目指します。


2.こども・若者の居場所をつくる
「こども大綱」において、家庭でも学校でもない第3の居場所としての「こどもの居場所」づくりが重視されています。こどもや若者が安心して過ごせたり、勉強ができたり、交流や体験ができる場所をつくり、豊かな感性を育めるような居場所づくりに取り組みます。


3.子育て家庭の生活を支援する
子育て家庭が抱える問題は多様化しており、経済的な問題から保健・福祉的な問題、また近年ではヤングケアラーのようにさまざまな要因が複合化したような問題も生まれています。そういったさまざまな問題を取り巻く子育て家庭が安心して暮らせるよう生活の支援ができる体制整備に努めます。

(2)ライフステージごとの施策

(乳幼児期から児童・生徒、若者世代、妊娠出産期それぞれへの支援)
これまでの子育て支援の取り組みにおいても「切れ目のない支援」は重要な項目であり、乳幼児期から小学生、その後、次代の親になるまで伴走できるよう、切れ目なく保健・福祉の取り組みを進めるため支援体制を構築します。
また、教育分野においても保育園・認定こども園から小学校、小学校から中学校への接続などが重要視されており、保健・福祉・教育の取り組みはライフステージに応じて適切な支援を行い、切れ目のない支援体制の構築をします。

5.計画の体系図

基本目標に基づき、以下の基本施策を展開し、こども若者への支援を行います。
水巻町こども計画 体系図

6.量の見込みと確保方策

本町では、子ども・子育て支援法に基づき、子ども・子育て支援に関する事業(幼児期の教育・保育と子ども・子育て支援事業)の充実に向けて、第2期子ども・子育て支援事業計画の実績に基づきながら、ニーズ調査の結果も加味し、今後5年間の利用見込みと確保方策(確保の内容・量)を設定しました。
なお、本計画から子ども・子育て支援事業に6つの新たな事業が追加され、全部で20 の事業を実施します。

水巻町こども計画 量の見込みと確保方策

7.計画の推進について

計画の推進の体制については、本計画の策定部署となる子育て支援課を中心に、幼児期の学校教育、保育および子育て支援の庁内関係部署などをはじめとした、子どもや若者、子育て支援に関わるすべての関係機関・事業者等の参画を積極的に得るなどして、計画の着実な実施や推進を図ります。
また、水巻町子ども・子育て会議を定期的に開催し、社会全体、地域ぐるみで「こどもまんなか社会」の実現に取り組みます。
計画の進行管理については、施策の実施状況等について各年度に点検を行います。また、水巻町子ども・子育て会議を通じて、住民や子ども・子育てに関わる関係者の意見も参考にしながら評価を行い、進捗状況の管理を行います。
なお、計画の定める量の見込みが大きく変動する場合には、必要に応じて計画内容の一部見直しを行います。
水巻町こども計画PDCA




 

このページの担当部署

子育て支援課 子育て支援係
電話番号:(代表)093-201-4321