災害食レシピ
更新日:2022年7月6日
水巻町では、平成28年度に学校法人福原学園と災害に関する協定を締結しました。この協定がきっかけとなり、平成29年度から九州女子大学と共同で災害食レシピの開発を行っています。
目的と取り組み
大規模な災害が発生すると、自宅を離れ、避難所での生活を送ることになるかもしれません。
避難所での生活は、日常と異なり、多くのストレスを抱えることになります。そのストレスが原因となり、体調を崩したり、病気になったりすることが、近年問題となっています。その避難所での生活で、重要となるものの1つが「食事」です。温かくおいしい食事をすることによって、身体の健康を守ることはもちろんですが、精神面でも安心感といった良い影響を与えると言われています。
そこで、町では平成29年度から九州女子大学栄養学科との共同研究事業として、災害食レシピの開発を始めました。平成29年度には、アルファ米や缶詰を中心に、災害時でも簡単に作ることができる、おいしいレシピを開発しました。(町の広報誌「広報みずまき」にも、レシピが掲載されました。)
また、平成30年度には、アルファ米や缶詰を使いながら、アレルギーを持っている人でもおいしく食べることができるレシピを開発。このレシピを使えば、家庭で備蓄しているアルファ米や缶詰などの賞味期限が近づいたときに、普段の食事としておいしく食べることができます。
ぜひレシピを参考に作って食べてみてくださいね。
実習講習会
九州女子大学と町の共催で実践講習会を開催しました。この実践講習会では、九州女子大学内にある調理室で、開発した災害食レシピの料理を参加した皆さんで実際に作って試食。どの料理も「簡単に作れておいしい!」と大好評でした。
実習講習会の様子を紹介します。
平成29年度 水巻町女性防火・防災クラブが参加(約30人)
平成30年度 水巻南中学校の生徒が参加(約20人)
防災フェアinみずまき
令和元年10月12日に開催された「防災フェアinみずまき」の会場で、来場者に災害食レシピ200食分を提供しました。
提供したメニューはサバみそ焼きおにぎり、サバボール、切り干し大根のマヨネーズあえ、ケチャップ炒めの4品。実際に料理を食べた人からは、「アルファ米や缶詰を使ったとは思えないくらいおいしい!」「家でも作ってみます!」と大好評でした。
災害食レシピ集
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