近代日本を支えた炭鉱の盛衰
更新日:2018年9月30日
水巻で石炭が発見されたのは宝暦年間(1751~1761年)、堀川工事が行われていたまさにその現場のことで、「筑豊炭坑誌」によると「吉田村の切抜工事中異様なる黒色の石塊を発見して、某燃料に適するを知り村民随意に採掘して、自然の燃料に用いし」記されています。
その後、大小様々の炭坑が掘り当てられ良質の炭が生産されるようになるころには、日本中から人々が集まり町はおおいににぎわいましたが、やがてエネルギーの主役は石油にとって代わられ、昭和46年(1971年)、日本炭礦の閉山とともに、石炭の町としての時代は終わりを告げます。
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