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町議会会議録 平成26年第1回定例会(第2回継続会)[3月17日]

更新日:2021年3月16日

議事日程

日程第1 議案第1号 平成25年度水巻町一般会計補正予算(第5号)について

日程第2 議案第2号 平成25年度水巻町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について

日程第3 議案第3号 平成25年度水巻町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について

日程第4 議案第4号 水巻町地域ケア推進会議設置条例の制定について

日程第5 議案第5号 水巻町見守りネットワーク協議会設置条例の制定について

日程第6 一般質問について

  • 有信会(舩津宰・柴田正詔)
    1. 特定防衛施設周辺整備交付金について
    2. 吉田町営住宅建て替えについて
  • 日本共産党(小田和久・井手幸子・岡田選子)
    1. 豊かな保育環境の整備について
    2. 運動公園への遊具設置延期について
    3. はり・きゅう治療補助金制度の創設について
    4. 内部障害者3級の福祉タクシーチケット交付について
    5. 吉田団地建て替え計画について
    6. 吉田ボタ山跡地隣接の霊園開発問題について

出席議員

1.出席議員

  • 1番:舩津 宰
  • 2番:廣瀬 猛
  • 3番:津田 敏文
  • 4番:住吉 浩徳
  • 5番:井手 幸子
  • 6番:岡田 選子
  • 7番:松野 俊子
  • 8番:川本 茂子
  • 9番:志岐 義臣
  • 10番:柴田 正詔
  • 11番:出利葉 義孝
  • 12番:小田 和久
  • 14番:池田 稔臣
  • 15番:入江 弘
  • 16番:白石 雄二
  • 17番:吉武 文王

2.欠席議員

なし

3.議場に出席した議会事務局の職員

  • 局長:手嶋 圭吾
  • 係長:大辻 直樹
  • 主任:野村 剛史

4.地方自治法第121条の規定により、議場に出席したもの

  • 町長:美浦 喜明
  • 教育長:太田 俊夫
  • 総務課長:堺 正一
  • 企画財政課長:篠村 潔
  • 管財課長:原田 和明
  • 税務課長:蔵元 竜治
  • 住民課長:下貞 美穂
  • 地域・子ども課長:内山 節子
  • 福祉課長:吉田 奈美
  • 健康課長:村上 亮一
  • 建設課長:荒巻 和徳
  • 産業環境課長:佐竹 直彦
  • 上下水道課長:原田 利春
  • 会計管理者:入江 浩二
  • 生涯学習課長:河村 直樹
  • 学校教育課長:中西 豊和
  • 図書館・歴史資料館館長:山田 浩幸

議事録

平成26年3月17日

午前10時 開会

議長(舩津 宰)

出席16人、定足数に達していますので、ただ今から平成26年第1回水巻町議会定例会第2回継続会を開会いたします。

日程第1 議案第1号

議長(舩津 宰)

日程第1、議案第1号 平成25年度水巻町一般会計補正予算(第5号)についてを、議題といたします。本案は、関係の各常任委員会に付託していましたので、関係の各常任委員長の審査報告を求めます。総務財政委員長。

総務財政委員長(津田敏文)

議案第1号 平成25年度水巻町一般会計補正予算(第5号)について、3月11日、総務財政委員会に関する所管事項につきまして慎重に審査しました結果、賛成全員で可決しましたことを、ご報告いたします。

議長(舩津 宰)

文厚産建委員長。

文厚産建委員長(柴田正詔)

議案第1号 平成25年度水巻町一般会計補正予算(第5号)について、3月12日、文厚産建委員会に関する所管事項につきまして慎重に審査しました結果、賛成全員で可決しましたことを、ご報告いたします。

議長(舩津 宰)

関係の各常任委員長の報告が終わりました。委員長報告について、質疑はありませんか。

― 質疑なし ―

質疑を終わります。ただ今から、討論を行います。ご意見はありませんか。小田議員。

12番(小田和久)

12番、小田です。消費税がからんどる部分については、納得できませんが、全体としては賛成したいと思います。日本共産党として、以上です。

議長(舩津 宰)

他にございませんか。討論を終わります。ただ今から、採決を行います。議案第1号 平成25年度水巻町一般会計補正予算(第5号)について、原案に賛成の方は挙手願います。

( 賛成者挙手 )

賛成全員と認めます。よって議案第1号は、原案のとおり可決いたしました。

日程第2 議案第2号

議長(舩津 宰)

日程第2、議案第2号 平成25年度水巻町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてを、議題といたします。本案は、総務財政委員会に付託していましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(津田敏文)

議案第2号 平成25年度水巻町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、3月11日の総務財政委員会において慎重に審査しました結果、賛成全員で可決しましたことを、ご報告いたします。

議長(舩津 宰)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について、質疑はありませんか。

― 質疑なし ―

質疑を終わります。ただ今から、討論を行います。ご意見はありませんか。

― 意見なし ―

討論を終わります。ただ今から、採決を行います。議案第2号 平成25年度水巻町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、原案に賛成の方は挙手願います。

( 賛成者挙手 )

賛成全員と認めます。よって議案第2号は、原案のとおり可決いたしました。

日程第3 議案第3号

議長(舩津 宰)

日程第3、議案第3号 平成25年度水巻町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを、議題といたします。本案は、総務財政委員会に付託していましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(津田敏文)

議案第3号 平成25年度水巻町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、3月11日の総務財政委員会において慎重に審査しました結果、賛成全員で可決しましたことを、ご報告いたします。

議長(舩津 宰)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について、質疑はありませんか。

― 質疑なし ―

質疑を終わります。ただ今から、討論を行います。ご意見はありませんか。

― 意見なし ―

討論を終わります。ただ今から、採決を行います。議案第3号 平成25年度水巻町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方は挙手願います。

( 賛成者挙手 )

賛成全員と認めます。よって議案第3号は、原案のとおり可決いたしました。

日程第4 議案第4号

議長(舩津 宰)

日程第4、議案第4号 水巻町地域ケア推進会議設置条例の制定についてを、議題といたします。本案は、文厚産建委員会に付託していましたので、文厚産建委員長の審査報告を求めます。委員長。

文厚産建委員長(柴田正詔)

議案第4号 水巻町地域ケア推進会議設置条例の制定について、3月12日の文厚産建委員会において慎重に審査しました結果、賛成全員で可決しましたことを、ご報告いたします。

議長(舩津 宰)

文厚産建委員長の報告が終わりました。委員長報告について、質疑はありませんか。

― 質疑なし ―

質疑を終わります。ただ今から、討論を行います。ご意見はありませんか。

― 意見なし ―

討論を終わります。ただ今から、採決を行います。議案第4号 水巻町地域ケア推進会議設置条例の制定について、原案に賛成の方は挙手願います。

( 賛成者挙手 )

賛成全員と認めます。よって議案第4号は、原案のとおり可決いたしました。

日程第5 議案第5号

議長(舩津 宰)

日程第5、議案第5号 水巻町見守りネットワーク協議会設置条例の制定についてを、議題といたします。本案は、文厚産建委員会に付託していましたので、文厚産建委員長の審査報告を求めます。委員長。

文厚産建委員長(柴田正詔)

議案第5号 水巻町見守りネットワーク協議会設置条例の制定について、3月12日の文厚産建委員会において慎重に審査しました結果、賛成全員で可決しましたことを、ご報告いたします。

議長(舩津 宰)

文厚産建委員長の報告が終わりました。委員長報告について、質疑はありませんか。

― 質疑なし ―

質疑を終わります。ただ今から、討論を行います。ご意見はありませんか。

― 意見なし ―

討論を終わります。ただ今から、採決を行います。議案第5号 水巻町見守りネットワーク協議会設置条例の制定について、原案に賛成の方は挙手願います。

( 賛成者挙手 )

賛成全員と認めます。よって議案第5号は、原案のとおり可決いたしました。

日程第6 一般質問について

議長(舩津 宰)

日程第6、一般質問について。これより一般質問を行います。1番、有信会、柴田議員。

10番(柴田正詔)

10番、柴田正詔です。有信会を代表して冒頭質問をいたします。

1点目は、特定防衛施設周辺整備交付金についてであります。特定防衛施設周辺整備交付金につきましては、当町で平成23年度より交付を受け、当初が5072万円、平成24年度4821万9千円と重要な歳入財源となっております。ところで、全国市議会議長会基地協議会の総会資料の平成26年度(案)によりますと、郡内では芦屋町が基地交付金・調整交付金2億763万5千円プラスの周辺整備調整交付金1億1786万円の合計3億2549万5千円、岡垣町が基地交付金・調整交付金1423万3千円プラスの周辺整備調整交付金6948万1千円の合計8371万4千円、遠賀町が周辺整備調整交付金6464万6千円、水巻町が周辺整備調整交付金として4865万8千円となっております。つきましては、交付金の算定根拠および配分基準がわかればお教えください。

2点目に、吉田町営住宅建て替えについてでございます。平成26年度当初予算で、吉田町営住宅再生基本計画策定委託料が組まれています。つきましては、今後のスケジュールおよび基本計画の内容についてお尋ねいたします。以上です。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

はじめに、特定防衛施設周辺整備交付金について、のご質問にお答えします。

交付金の算定根拠および配分基準について、のお尋ねですが、まず、町内区域に芦屋基地施設が所在していることから、芦屋町と岡垣町に交付されている基地交付金ですが、この交付金は、固定資産税の代替的性格を基本としたもので、対象資産の価格や種類、用途、市町村の財政状況等を考慮して配分されております。

また、他の郡内3町で交付され、本町においても平成23年度から交付されております特定防衛施設周辺整備調整交付金は、防衛施設の設置、運用が周辺地域の生活環境等に及ぼす影響の程度等を考慮し、配分されるものであり、人口、面積、航空機の飛行回数など、運用の実態を基に算定されています。

この質問にありますように、特定防衛施設が所在する芦屋町や岡垣町、また、遠賀町は町の一部が防音工事の2種区域に指定されていることなどから、配分額に差が生じていると考えられます。

しかし、現状といたしましては、航空経路上にある本町は、他の市町村に比べても非常に航空機騒音による障害を受けていると感じておりますので、機会あるごとに関係機関に対して現状を強く訴え、要望してまいりたいと考えております。

次に、吉田町営住宅建て替えについて、のご質問にお答えします。

この問題につきましては、以前から地元の自治会や議会からの要望、質問が度々あがっていましたが、大規模な団地の建て替えであるため、膨大な費用が必要であり、町の財政全体に与える影響が極めて大きいことや、吉田ぼた山跡地についての活用計画が策定されていなかったことなどから、具体的な事業の着手に向けた計画が滞っていた状況でした。

特に、当団地の簡易2階建て建物については、建築後45年が経過し、平成26年度から順次耐用年数を迎えることなどから老朽化が著しい状況となっております。

私自身、老朽化した建物や住まわれている方々、あるいは 地域コミュニティのすべてが限界にきている状況であり、これ以上の先送りはできないと認識しており、できる限り早い時期に建て替えを行う必要があると考えておりましたので、年明け早々に政策会議を開催し、多くの職員との十分な議論を経たうえで最終的な建て替え事業の着手の決定を行ったものであります。

今後のスケジュールおよび基本計画の内容について、のお尋ねですが、まずは団地建て替えの具体的な目に見える形の基本構想・基本計画づくりが必要となってまいります。基本構想は、吉田町営住宅の建て替えが単に団地の更新にとどまらず、建て替えを機会に、町民の皆さんの安全、安心な暮らしの確保や周辺コミュニティの活性化につなげるための水巻町南部地域の新たなまちづくりとしての位置づけ、コンセプトが必要であると考えています。

また、基本計画は、建て替えの戸数、住棟数、住棟の配置などの基本条件や、団地内通路などの動線計画、余剰地活用などの土地利用、居住者の一時移転、事業の年次計画、財政収支計画など、より具体的な計画づくりが必要となってまいります。平成26年度は、まずは庁内プロジェクトチームを編成し、経験豊富なコンサルタント等の専門家の力も借りながら、この基本構想、基本計画づくりに取り掛かり、団地居住者の方々や地域の住民代表の方々などの意見も十分に反映した計画案を完成させたいと考えております。

基本構想、基本計画策定後のスケジュールにつきましては、今のところ確定的なお答えはできませんが、一般的には基本計画に沿った建設年度ごとの住棟や外構工事の実施設計を行い、その後に本格的な工事着工という形になっていくものと考えております。以上です。

議長(舩津 宰)

これより、再質問をお受けいたします。柴田議員。

10番(柴田正詔)

まず、特定防衛施設周辺整備交付金についてでございますが、この芦屋町分については基地があるわけですから理解できるわけですが、岡垣町が基地交付金・整備交付金を交付されているのはなぜか。昔、射爆場がございましたけど、もうすでに米軍の撤去でなくなっております。

それと、答弁書にもありますように、当町と遠賀町における自衛隊航空機騒音被害を比較しますと、当町の方が酷いと思われますが、周辺整備調整交付金は遠賀町が多いわけですね。答弁書の中では防音工事の2種区域になるということでございますが、この区分ですね。水巻は何種になるのかですね。まず質問いたします。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

担当課長に答弁させます。

議長(舩津 宰)

篠村課長。

企画財政課長(篠村 潔)

それでは柴田議員の再質問にお答えいたします。まず岡垣町の問題でございますが、米軍の射爆場のほうがなくなったということでございますが、現在も岡垣町の区域まで、芦屋基地の区域が入っております。それで、そういう形で基地交付金の関係が、芦屋町と岡垣町の方に交付をされているというのが実態でございます。

次に遠賀町の関係でございますが、まず、水巻町がどういう区域になるかということでございますが、この区域の設定にあたりましては、防音工事に関する基準でございまして、航空機騒音の評価指標の1つであります加重等価平均感覚騒音レベル(WECPNL)という基準がございまして、まず第1種区域というのが、これが75 WECPNL以上という区域になっております。水巻町も一部がその区域、例えば猪熊であったり、古賀が該当してるんですが、この区域については住宅防音工事の助成を行うという基準になっております。遠賀町のほうが該当になります第2種区域というのが、これが90 WECPNLということで、具体的に言えば基地に近い遠賀町の島津のあたりが該当しておりますが、これについては騒音による障害の防止に伴いまして、住宅の移転を、もし行う場合については、その保障を行うという基準があっておりまして、この遠賀町については、先ほど言いました90 WECPNLの基準に該当する地域がありますが、水巻町については川を挟んで向こうということで、その基準に該当してないということで、今回の基準の中では、水巻町は第1種区域に該当するということになっております。以上です。

議長(舩津 宰)

柴田議員。

10番(柴田正詔)

水巻町のだいたい飛行回数といいますかね・・・

議長(舩津 宰)

柴田議員、もうちょっと上げてください。これ(マイク)を上げてください。

10番(柴田正詔)

遠賀川の河川敷をよく歩くんですが、だいたいコースとしては、特に着陸の場合は梅ノ木団地の上を通って降りてきてるんですね。回数から言えば、水巻のほうが遠賀町より随分回数が多いと思うんですよね。騒音にしても非常に迷惑してるわけで、そのことがあって学校関係のエアコンの設置とかいう余分な費用っていいますか、そういったもんが出てくるわけで。ですから私、これどうも騒音の計り方もおかしいんじゃないかというふうに、前から思ってるんですね。ですから多分に政治がらみの要素があるんじゃないかということで、答弁書にも書いてありますが、当町としても、陳情などの行動を起こして、水巻町の現状というのを強く訴える必要があるんだろうと考えますので、これは要望でございますけど、機会あるごとに、答弁書にもありますように、そういうふうな要望をお願いしたいというふうに考えております。

次に吉田町営住宅建て替えについてであります。吉田団地の建て替え費用については、過去に60億円以上かかるというふうに聞いておりますが、その財源の内訳はどうなるのか。それと、建て替えの条件として、たしか建て替えの最低の条件があるというふうに過去聞いております。それで、たしか現在の入居戸数の確保というのがあったと思いますが、間違いだったら訂正してもらって結構ですけど、そういうふうに思っておりますが、吉田団地の管理戸数が、今約800戸のうちの入居戸数は現在何戸あるのか。それが2点目です。まず、2つについて。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

担当課長より答弁させます。

議長(舩津 宰)

原田課長。

管財課長(原田和明)

柴田議員にお答えします。まず建て替えの財源についてでございます。吉田団地の場合は基本的に建て替えになりますので、もう旧住戸を取り壊しまして、新たに新設をするという格好になります。財源は基本的に国庫補助事業、これが2分の1の補助金になります。それから残り半分が町の負担というふうなことになりますけれど、これは従前より、起債を充てるということになっております。公営住宅債の場合は、例えば国庫補助事業というのは、その対象事業といいますですか、例えば1億円の事業費でも、補助対象は例えば8千万と、ですから2分の1であれば4千万に補助金はなるわけですが、残り4千万の補助金をもらいますと、6千万の町負担、それに起債ということですけども、起債が100%、補助対象にならなかった事業費についても、起債が充てられるという形になっておりますので、基本的には更新にかかる投資事業については、国庫補助と起債ですべてまかなえるというふうな形になっております。

それから、管理戸数の関係ですけども、現在、吉田が改良と公営合わせて798戸、ご指摘の約800戸と言われました、798戸の住戸になっておりまして、今年の2月末現在ですけども、484、約6割が入居というふうな形になってございます。建て替えの条件ですけれども、798戸あるもので798戸つくらなければならないというふうなことはございませんで、ただ、入居してある居住者の数、これは建て替えのときは確保する必要があるというふうなことになっております。以上でございます。

議長(舩津 宰)

柴田議員。

10番(柴田正詔)

建て替え後の家賃は、現在の家賃よりも相当高くなると思われますが、だいたいアバウトで結構ですが、今の何倍くらいになるのかですね。そういうことになりますと、現在入居している方でもですね、入居できないで他の町住に移転せざるをえないケースも想定されますけど、町営住宅全体の管理戸数の約1,920戸のうちの入居可能な空き家戸数というのは何戸、現在ございますか。

議長(舩津 宰)

原田課長。

管財課長(原田和明)

建て替え後の新家賃については、詳しくは、私まだ積算はしておりませんので、曖昧なことはちょっと省略させていただきますが、最低倍ぐらいはなるんじゃないかなという感じがしております。ただ急激な、建て替えてすぐ、その倍とか2点何倍とかいうふうなことになりますと、居住者も非常にたいへんでございましょうから、そこはおそらく政策家賃という形で、段階的に家賃が最終的な目標に上がっていくというふうな形を、これは政策の問題ですけども、取る必要があるのかなというふうに感じております。それから1,920戸、これは水巻町内の町営住宅の総戸数でございますが、吉田を除きまして空き家ですけれども、高松と鯉口、それから二、これに今、若干空き家がございますけれども、現在すべてを合計しますと、約百4、50ぐらいは利用することが可能だというふうになっております。以上です。

議長(舩津 宰)

柴田議員。

10番(柴田正詔)

建て替えについては莫大な費用と、建て替え後の維持管理費が後世に重くのしかかるわけですね。ですから必要最低限度の建て替え戸数を検討すべきだと思いますが、町長のお考えをお尋ねいたします。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

当然そういうことも想定して、先ほど答弁いたしましたように、庁舎内にプロジェクトチームをつくり、また住民の方等々と、ご意見を聞きながら、慎重にやっていきたいと思います。

議長(舩津 宰)

いいですか。暫時休憩いたします。

午前10時33分 休憩

午前10時45分 再開

議長(舩津 宰)

再開いたします。2番、日本共産党、岡田議員。

6番(岡田選子)

6番、岡田選子です。日本共産党を代表して一般質問の冒頭質問を行います。

まず最初に、豊かな保育環境の整備について、質問いたします。当町は「子どもを産み育てるなら水巻で」と言われるように、これまで保育所や学童保育の充実、子育て支援に頑張ってきました。

しかし、少子化のため保育所の定員割れは続くだろうとの予測の下、旧町立第2保育所を、保育士をはじめ、多くの住民や保護者の反対を押し切ってまで閉鎖したことが正しかったのかと、今では疑問に思うほど、現在、町内の保育所は、定員を増やす、定員以上125%までの入所を認めることをしなければ、入所を希望する子どもを受け入れられない状況となっています。

また、社会の雇用形態、給料形態が大きく変わり、男女問わず不安定雇用が3人に1人という現在では、家計は夫婦で支えなければ成り立たない状況です。今後ますます保育所・学童保育のニーズは強くなると考えます。そこで、お尋ねいたします。

1つ、平成25年度より保育所待機児解消のため、北九州市との広域保育を取りやめる、育児休業中の上の子の入所は認めないとの対策を取ることになりました。この対策の対象となった子どもは、それぞれ何人いましたか。

2、育児体業中の上の子の入所が認められない現状では、いざ、育児休業終了時職場復帰するのに、下の子だけでなく、上の子も同時に入所の保証がないことは、働く母親にとっては大変な不安です。この不安は解消するべきだと考えます。出産から1年以内に育児休業を終了して、職場復帰する場合に限り、保護者の申し出などにより上の子の入所を認め、継続保育ができるよう制度化することが求められていると考えますが、いかがお考えですか。

3、また、現在、入所決定通知は3月となっています。これでは、もし、この時期になって入所できないという事態が起きた際、親子は手の打ちようがなくなります。保育所入所申請時期を早め、入所の可否を遅くとも2月中に決定できれば、保護者は対応を考えることもでき、心穏やかに入所準備や復職準備に取りかかることもできると考えますが、いかがお考えでしょうか。

2つ目、運動公園への遊具設置延期について、今年度、平成25年度予算に総合運動公園管理費工事請負費547万円が計上されています。そのうち、総合運動公園遊具設置工事請負費に399万円との説明を、ちょうど1年前の3月、予算議会で受けました。この件についてお尋ねいたします。

1、総合運動公園遊具設置工事請負費399万円が、平成25年度予算に計上されたことについての説明を求めます。

2、この予算は今年度執行されず、不用額となるとのことです。その経緯について説明を求めます。

3、このように、平成25年度に予算計上しながら執行しなかった予算が、繰り越し明許以外で他にもありますか。金額の大きなものから2つ、3つお示しください。

4、議員が一般質問で提起し、執行部が検討を重ね、結果として予算化することは、議員の役割としても、執行部の在り方としても、ごく当たり前のことであります。また、何かの事情で年度内に予算執行できなかったということも中には有り得ることだと考えます。

しかし、今回の遊具設置工事については、25年度に執行できない事情は理解したとしても、地域住民の要望、議会での一般質問の意義、また、執行部の予算計上した責任、行政の継続性などの観点から考えても、次年度の、来年度26年度には当然着手すべき事業で、予算計上されるべきと考えます。

しかし、26年度予算に遊具設置費用は予算化されていません。なぜですか。納得のいく説明を求めます。

3、はり・きゅう治療補助金制度の創設について、はり・きゅう治療は、医師による適当な治療手段のないもの等について、身体にはりやきゅうを用いて刺激を与えることによって、痛みの軽減、血流の改善や皮膚温の上昇など、自律神経系、内分泌系、免疫系に効果があることが実証されています。また、はり・きゅう治療は予防医学のひとつでもあり、継続して治療することによって病気を引き起こさないという医療費削減にもつながるものです。

しかし、はり・きゅうの治療費は、基本的には医療保険が適用されないため、高額で治療することを断念したり、財政的負担のため途中でやめる人も少なくありません。

この財政的負担を緩和するため、全国では補助金制度の動きが広がっています。近隣では、北九州市、中間市、岡垣町が、国民健康保険加入者および居住者、後期高齢者医療制度加入者に対して補助金制度を設けています。

北九州市では1日1回、1カ月10回までと制限を設け、国保加入者の場合1術(はり、きゅういずれか1つ)は1,400円、2術(はり、きゅうどちらとも施術)の場合は1,550円、後期高齢者は1術、2術とも1,000円の補助を行っています。岡垣町では、1カ月5回を限度に、一律1回800円を補助しています。当町においても、はり・きゅう治療補助金制度の創設を求めますが、いかがでしょうか。

4、内部障害者3級の福祉タクシーチケット交付について、当町では身体障害者手帳1・2級の方に、基本料金を助成する福祉タクシーチケットが交付されています。

しかし、身体障害者のうち、内臓の障害を持つ内部障害者(心臓・呼吸・腎臓・膀胱または直腸・小腸機能障害)の方については、身体障害者福祉法により2級が設定されていないため、福祉タクシーチケットの交付は1級の方のみで3級の方には交付されていません。

内部障害の障害程度区分は1級は「自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの」、3級は「家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの」とされ、ほとんど区別がつきにくいものになっているにもかかわらず、福祉サービスの面では大きな格差を生じています。障害者関係の各団体からは国に対し、障害程度区分認定基準そのものを見直して欲しいという声も高まっています。

このように内部障害3級の方は公共交通の利用が困難なため、病院への通院さえタクシーを利用しなければならないという状況にあり、経済的負担を強いられています。そこでお尋ねをいたします。

当町として内部障害3級の方のこのような実態を調査し、必要と認められる場合には、福祉タクシーのチケットを交付するということを検討するべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

5番目、吉田団地建て替え計画について、平成25年12月議会での吉田団地の建て替え計画についてのわが党の質問に対し、美浦町長は「現在、政策会議で審議するための住宅費の財政シミュレーションを管財課で作成している状況で、資料ができ次第政策会議を開催し、職員と十分な審議を行ったうえで、中期財政計画に反映できるよう、スピード感を持って処理していきたいと考えています。」と答弁されました。さらに、管財課長は「財政シミュレーションは、ほとんどでき上がっており、中期財政計画は作らなければならない状況にありますので、年明けには政策会議で審議することになると思います。」と答弁されました。

そこでお尋ねいたします。建て替え計画はどのように計画されましたでしょうか、お示しください。

6番目、吉田ボタ山跡地隣接の霊園開発問題について、平成25年12月議会で、美浦町長が議員時代の一般質問で、議会の度に町有地が侵奪されていると決めつけ「被害届を出すべきだ。告訴すべきだ。」と主張し続けてこられたことから幸いにして、これまでの主張を生かす絶好の機会が訪れたわけですから、当然の成り行きとして被害届を出すということになると思いますが、すでに出されたのですか、出されてないとすればどうされるのですか、と質問をいたしました。

答弁では「被害届は現在のところ提出しておりません。現在、事態の経過、前政権の行政としての対応状況等を確認しているところで、町の財産を守るための解決方法を改めて弁護士と相談をしながら進めてまいります。」と答弁されましたが、その後、進捗状況はどうなっていますか、お尋ねをいたします。以上、ご答弁よろしくお願いいたします。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

はじめに、豊かな保育環境の整備について、のご質問にお答えします。

1点目の、待機児童解消のため、北九州市との広域保育を取りやめる、育児休業中の上の子の入所は認めないとの対策の対象となった子どもは、それぞれ何人いましたか、とのお尋ねですが、まず、北九州市との広域保育を取りやめることにより、定数枠の少ない3歳未満児の3人について、北九州市内のお住まいの近くの保育所に転園していただいたところです。ただし、年長児4人およびその兄弟児2人の6人につきましては、今年度も北九州市から受け入れをしています。これまで北九州市との広域入所につきましては、本町は北九州市に住む児童の受け入れを行っていましたが、北九州市は本町の児童の受け入れは行っていませんでした。従いまして、今年度も本町の児童の北九州市への受け入れはありません。

また、育児休業により退所した児童数は13人となっております。なお、平成25年度中に育児休業期間が終了し、保育所への入所を希望された方につきましては、全員再入所されています。結果としましては、24年度末50人いた待機児童数が、25年度4月は0人、26年3月現在も1人となっています。

2点目の、出産から1年以内に育児休業を終了して職場復帰する場合に限った継続保育の制度化についてのお尋ねですが、現行制度では、育児休業中は保育所の入所要件である保育に欠ける要件とはなっておりません。ただし、現在、国の「子ども・子育て会議」の中で、保育の必要性の認定基準が新たに検討されており、育児休業中の取り扱いについても議論されているところです。本町といたしましても、国の制度が決定し次第、新基準に対応するように検討したいと考えています。

3点目の、保育所の入所申請時期を早め、入所の可否を遅くとも2月中に決定できないか、とのお尋ねですが、私といたしましても、そのようなご希望があることは把握しておりますので、平成27年度の入所児童を募集する際には、申請時期や決定時期を検討したいと考えております。

次に、運動公園への遊具設置延期について、のご質問にお答えします。

1点目の、総合運動公園遊具設置工事請負費が平成25年度予算に計上されたことについて説明を求めます、とのお尋ねですが、平成24年9月議会におきまして、総合運動公園南側の住宅開発区域周辺には、小さな子どもが遊ぶ施設がなく、運動公園の位置づけを、運動だけの公園ではなく若い子育て世代が増えてきているという環境の変化に応じて見直す観点から、周囲の地区公園として、無理のない程度で少しずつ整備を行って利用しやすいものにしていただきたい、とのご質問をいただきました。それに対しまして、前町長は、「議員のご指摘のように、いろんな視点、観点から見ていき、子どもの集う遊び場、公園の設置について考え、今後も前向きに検討してまいりたい。」と答弁され、中期財政計画には計上されていませんでしたが、前町長の答弁を受けて担当課で検討し、平成25年度の当初予算に計上したものです。

2点目の、この予算が今年度執行されず、不用額となることの経緯について、のお尋ねですが、 今回、遊具設置を見送った経緯としまして、大きく3つの問題がありました。

1つ目は、地元自治会や周辺住民の皆さんとの相互理解が十分深まっているとは言い難いことです。子ども用の遊具設置にあたりましては、地元自治会や地域住民の皆さんと連携することで、子どもの遊びを見守ったり、遊び場や遊具の安全性の向上を図ることが重要です。今後、地元自治会や周辺地域の皆さんと協力して、子どもが安全に遊ぶ環境を整えることが、まず必要だと考えています。

2つ目は、遊具設置場所として選定したテニスコートの北側の空き地が、遊具設置場所として適していないことであります。その理由といたしまして、幼児が元気よく遊ぶには面積が狭いこと、背面が斜面であるため雨水の流入が多く、雨が多く降ると数日間は使用できず、また、常に湿気があるため、遊具の早期劣化につながり事故が発生する可能性があること。横にテニスコートの壁打ちコートがあり、その防球ネットの高さが2mと低いために、テニスボールが幼児に当たり事故が発生する可能性があること。真横に公衆トイレがあり、衛生面や環境面からも良好な場所とは言い難く、建物が死角となり、防犯や安全面での心配があること。

3つ目は、もともと総合運動公園は、町民の皆さんの体育、スポーツおよびコミュニティ活動の振興をはかることを目的とした総合的なスポーツ施設であり、本来、遊具で小さな子どもを遊ばせることは目的としていなかったことから、安全な設置場所を確保することも、難しい状況であること。このように、今回の遊具設置事業は、計画が十分に練られたとは言えず、全体の検討が足りないまま予算化されたものであるため、本年度の実施を見送ったものです。

3点目の、平成25年度に予算計上しながら執行しなかった予算について、のお尋ねですが、 まず、8款5項3目 地域住宅計画事業費のうち、高松・鯉口町住高齢者向け住宅改造工事の工事請負費 1千万円です。これは同じ15節 工事請負費に計上していますが、緊急度、優先度の高い町営住宅外壁点検補修工事の経費に充当をしております。

また、2款1項12目電子計算費のうち、文書管理システムリース料および保守委託料241万5千円です。これは、文書管理システムの更新作業が年度末までかかったため、26年度から予算を執行するものです。

4点目の、26年度予算に遊具設置費用は予算化されていません。なぜですか、とのお尋ねですが、遊具設置事業は、幼児が日常の中で遊ぶ遊具を設置するものです。子どもたちが安心して遊べる場所にするためには、先に述べましたように、地元自治会や周辺住民の皆さんとの連携がまずもって必要と考えますし、適切な遊具設置場所を確保することが重要です。

そのため、26年度は、そういった課題をひとつひとつ検討していく必要があると考えております。予算化につきましては、それらの条件が整ったうえですべきであると考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

次に、はり・きゅう治療補助金制度の創設について、のご質問にお答えします。

現在、はり・きゅうの施術については、医師が診断の結果、治療として必要と認めた場合は、保険給付の対象となっておりますが、それ以外の場合は、その施術費用は全額自己負担となっているところです。他の自治体では、国民健康保険被保険者や後期高齢者医療被保険者に対し、上限を決めて一定程度の助成がされているようです。

しかしながら、本町におきましては、ご承知のように特別会計において、毎年一般会計からの多額な繰り入れを経常的に行って財政運営している状況です。そのため、これ以上支出を増やす新規助成事業は難しいものと考えております。

また、中小企業等で働く方が加入されている全国健康保険協会や大手企業健康保険組合、生活保護には、同様の助成事業はない中、対象者を国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者に限定した制度は、住民サービスの観点からみると不公平感が生じると考えております。このようなことから、現在のところ、はり・きゅう治療補助金制度の創設の考えはございません。

次に、内部障害者3級の福祉タクシーチケット交付について、のご質問にお答えします。

本町での福祉タクシーチケットにつきましては、重度の心身障がい者に対し、日常生活の利便性向上と、社会活動の範囲の拡大を図るという目的をもってタクシーチケットの交付を行い、乗車料金の一部を補助いたしております。チケットは、身体障害者手帳1・2級、精神障害者保健福祉手帳1・2級、療育手帳A、特定疾患医療受給者証のいずれかを所持している方、いわゆる重度障がいの方が交付対象となります。現在、身体障がい者障がい程度等級の3級以下は中軽度障がいとされ、その判定は、臨床所見や検査結果等、医師によって作成された診断書をもって県の機関で決定されているところです。身体障害者福祉法施行規則において、内部機能障がい者に2級が設けられていないのは、他の障がいで該当する障がい程度に相当する所見等がない、という理由によるものと認識しております。

内部障害者3級の方の実態調査を行い、必要に応じてチケット交付を検討するべきではないか、とのお尋ねですが、交通機関の財政的負担等、ご指摘の状況については十分理解しておりますが、本町では、重度心身障がい者に対する福祉サービスとしてタクシーチケットの交付を行っていることから、チケットの交付対象を内部機能障がい者3級の方まで拡大することについては、現在考えておりません。

次に、吉田団地建て替え計画について、のご質問にお答えします。

町営吉田団地につきましては、昭和44年から49年にかけて建設されており、特に簡易2階建て建物につきましては、一番初期に建設されたものは建築後45年が経過し、耐用年限を迎えることなどから老朽化が著しくなっております。

団地の建て替え問題につきましては、以前から地元自治会や議会からも質問や要望があがっておりましたが、さまざまな理由により建て替えに向けた具体的な計画が滞っていた現状があります。私自身も現地に足を運ぶ中で、この問題につきましては、もうこれ以上の先送りはできないと判断しており、先の12月議会でお答えしました通り、管財課が作成した吉田団地建て替えに伴う住宅費の財政シミュレーションを基に、年明けに政策会議を招集し、多くの職員との十分な議論を経たうえで、最終的に事業着手の決定を行ったところです。

この財政シミュレーションは、吉田団地の建て替えに要する建設費や町営住宅長寿命化計画に基づき今後必要となる他の団地の改修事業費をはじめ、毎年経常的に発生する維持管理費、起債償還費や職員人件費など、すべての経費支出を見積もった上で、住宅使用料などの見込まれる収入と対比し、住宅費全体の長期的な収支がどのようになるかを分析したものです。このシミュレーションは、吉田団地の建て替えなどによる本町の一般会計への影響などを見極め、事業着手の可否判断を行うためのものであり、これが吉田団地の建て替え計画になるものではありません。従いまして、建て替え計画は別に新たに策定する必要があり、新年度の一般会計予算の地域住宅計画事業費の中に吉田町営住宅再生基本計画策定委託料を計上しているところです。

この再生基本計画は、建て替えの戸数、住棟数、住棟の配置などの基本条件や団地内通路などの動線計画、余剰地活用などの土地利用、居住者の一時移転、事業の年次計画、財政収支計画など建て替えにともなうさまざまな内容を具体的に計画するものであり、平成26年度は庁内プロジェクトチームを編成し、コンサルタント等の専門家の力も借りながら基本計画づくりを行います。なお、団地居住者の方々や地域の住民代表の方々の意見なども十分に反映できるような計画案づくりを行いたいと考えております。

次に、吉田ボタ山跡地隣接の霊園開発問題について、のご質問にお答えします。

その後の進捗状況はどうなっていますか、とのお尋ねですが、経過を担当課と確認しながら、12月18日に顧問弁護士と協議を行い、被害届については、出しても検察の不起訴判断に大きな影響を与えるものではなく、かえって、現在相手方に渡している境界確認協議書の締結が滞り、解決が遅れるのではないか、とのご意見を頂きました。

私としましては、水巻町の財産を守るということが第一にありますので、被害届を出すことによってその進行が遅れることは望むところではありません。それよりもまず、双方間の境界を確定させることが大事で、その後、状況に応じて相手方と協議をしていくことが最良かと考えております。昨年の5月に、相手方に境界確認協議書を渡しましたが、相手方からもう少し待ってほしいとの連絡が何度かありました。その後、年を越しても返事がありませんので、先日、境界確認をどうするのか、といった内容の文書を弁護士より相手方へ送付していただいております。その返事によって今後の対応を検討したいと考えております。以上です。

議長(舩津 宰)

これより再質問をお受けいたします。井手議員。

5番(井手幸子)

5番、井手幸子です。私は、はり・きゅう治療補助金制度の創設について、関連質問を行います。まず、ちょっと基本的な部分から質問したいと思うんですけど、このはり・きゅう治療ですね、それとマッサージというのもありますけれど、これはなかなかケガをした、病気した、じゃあ病院行って治療しましょうかっていうふうにはならない、ちょっとわかりにくい、治療なのか、その予防なのかっていうところもありますけれど、まず、この答弁の中に治療として、お医者さんが必要と認めた場合は給付をしますというふうに書いてありますけれど、それはこの国民健康保健事業の特別会計の中で、どのようなところで表示をされているのかっていうことと、最初にその部分だけお願いします。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

担当課に答弁をさせます。

議長(舩津 宰)

下貞課長。

住民課長(下貞美穂)

井手議員の再質問にお答えいたします。はり・きゅうの保険給付適用分につきましては、病院の先生から医証という証明がついた場合のみ保険給付が認められております。国民健康保険事業の中では、その中で療養費という中で位置づけられております。以上です。

議長(舩津 宰)

井手議員。

5番(井手幸子)

それでは、その療養費の中で、はり・きゅうに関する給付は金額としてどのくらいあるのかっていうのと、その対象っていうのは何人ぐらいいらっしゃるかっていうのをお尋ねします。

議長(舩津 宰)

下貞課長。

住民課長(下貞美穂)

平成24年度の実績ベースになりますけれども、はり・きゅうの件数が年間で73件、金額にいたしまして保険給付分が78万6,020円となっております。以上です。

議長(舩津 宰)

井手議員。

5番(井手幸子)

人数の方はわかりませんかね。

議長(舩津 宰)

下貞課長。

住民課長(下貞美穂)

年間で73件ということで、これが月平均6件になります。この6件が実質の人数だと思われます。以上です。

議長(舩津 宰)

井手議員。

5番(井手幸子)

この年間73件で、月として6件、数としては非常に少ないものではあるかと思うんですよね。

しかし、ここにも書きましたように、まず国保の特別会計の一般会計からの繰出金というのは年々増えてると思います。26年度予算でも6,500万ぐらい繰り入れるっていうような状況にあると思うんですけど、そういう中で医療費を抑えるっていうことを考えたときに、このはり・きゅう、もしくはマッサージ治療っていうのが、大きな効果を発揮するものだと思うんですね。ですから現に、今、全国では、かなりの自治体でその補助金制度っていうのがされています。そして、また14年前にスタートしました介護保険の中でも、このはり・きゅう治療を保険給付の対象としたらどうかという議論までされたっていうのを聞いてます。そのぐらいに効果っていうのが上がってるものだと思うんですよね。

だからまわりの人でも本当に行きたいんだけど高いし、また高いから行けない、行ったとしても継続ができない、これでは効果が上がらないと思うんですよね。そういう意味でも助成制度っていうのを、もちろん町単独になりますので、町からの補助金制度にはなると思いますけれど、これは、特に高齢者の方々にとっても、ぜひ実施をしていただきたいと。これは、もう町長のお考え次第ではないかと思うんですよね。その辺を、町長のお考えをお尋ねします。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

先ほど答弁いたしましたとおり、今のところは、このはり・きゅう治療補助金制度創設は考えておりません。

議長(舩津 宰)

小田議員。

12番(小田和久)

今の町長の答弁で、今のところは考えてないけども、考える価値はあるというふうに理解していいんですか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

今のところも、現在のところも変わりはないと思いますが、現在のところ考えておりません。

議長(舩津 宰)

井手議員。

5番(井手幸子)

変わりはないっていうことは、考えないっていうことにつながるのかとも、ちょっと理解しますけれど、今、美浦町長が力を入れられてる子ども医療費についてもですね、7月から6年生まで無料になりますし、入院費はもう中学校3年生まで無料になってますし、そういう子育て世代への福祉サービスというのは、どんどん進めてほしいものでもあると思うんですよね。

しかし、それはそれでいいんですけれど、高齢者の方々にも、介護保険料は高いし、また来年から保険サービスも削られるで、治療費もどんどん上がっていくという中で、もちろん子育て世代も大事です。福祉サービスどんどん進めていただきたいと思います。

しかし高齢者にとっても、はり・きゅうのちょっとした金額的に言っても78万、100万もこの時点ではかからないわけですよね、今の現時点では。これがもう少し上がるという予測もありますけれど、これは町単独ですので、町長がどれだけ住民の方に、社会福祉ですよね、地方公共団体の大きな役割である社会福祉をどう進めていくか、推進していくかっていう思い一つだと思いますけれど、町長のお考えは、今後も変わるようなことはないですかねっていうか、ぜひ変えて、ちょっと考えに入れていただきたいと思いますけど、再度、もう1度お願いします。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

私も全体を見て、まだ就任して4カ月です。できるところからスピード感をもってやっておりますが、このはり・きゅう問題においては、答弁書の15ページに書いてありますように、不公平感を感じる、不公平感が生じるというところが、どうしても私としては引っかかっておりますので、現在のところ考えてないということを言っております。

議長(舩津 宰)

井手議員。

5番(井手幸子)

それはないんですよね。住民の社会福祉を進めるうえで、不公平感というのか、ここの部分にはこういうサービスを推進する、そのためにお金をかけるというのは当然のことであって、そんなこと言ったら議論にはならないと、私は認識をいたしますけど、いかがですか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

言葉足らずで、すいません。その手前の不公平感というのは、先ほどから答弁書にも書いてありますように、対象者を国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者に限定した制度は、不公平感を生じるということを言ってるわけです。

議長(舩津 宰)

小田議員。

12番(小田和久)

話し変わりますけど、12番、小田です。1つは、運動公園の遊具設置の問題ですが、ようするに、これを予算から外したというのは、1つ目は地元自治会や周辺住民の総合理解が不十分だということ、それから2つ目が遊具設置場所として適してない。その中では、あれこれ具体的に理由が述べてあるんですが、そして3つ目のところで、本年度の実施を見送ったというふうに述べて、1番最後に、13ページになりますけど、そのため26年度はそういった課題を1つ1つ検討していく必要があると考えております、予算化につきましては、それらの条件が整ったうえですべきであると考えておりますので、この全体を見ると、例えば遊具設置場所として適してないと言うて、もうだめだっち言うとんですね。そして、この1番最後は、条件が整ったうえで考えるということは、これどう理解すればいいんですかね。この遊具が設置が適してないと、この場所は、ということが断定されとるということはね、ここは、もう遊具ができないっちいうことでしょう。

しかし、条件が整えばやるというのは、これどう理解すればいいのか、ちょっと説明をお願いしたいということです。それから・・・

議長(舩津 宰)

1つに、しぼっていただけません。

12番(小田和久)

1つ、1つ。

議長(舩津 宰)

交代はどんどんできますので、1問ずつ質問をお願いしたいと思います。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

この問題は、昨年、私が11月14日に就任をいたしまして、当然のことですけど、各課の引継ぎ、ヒアリングということを、去年11月、12月やってまいりました。その中で、この運動公園の遊具の問題が出てきました。これはどういう過程で、どういうふうになっているのかということを、担当課長にヒアリングしたわけです。そうすると、その中で、私が疑問に思うこと、1つは新興団地の中で、たしかに新しい住宅が建っていることは認識をしております。私も毎日、横を通っておりますので。そういう中で、地域的には頃末北区になると思いますが、北区の区長、あるいは区の役員の方々と、この新興団地の方々、区のほうに入っておられるのか、あるいは、そういう話をしているのかということが、まず1つですね。それから場所の問題は、私も実際に運動公園に担当課長等々、見に行ってまいりました。議員さんたちも一度見に行かれたらいいと思いますが、ここに400万もかけて遊具を設置するような場所であろうかということが2点目ですね。

だから、断定というよりか、私としては、頃末北区の役員の方、区長はじめですね、それから住民の方、話していただいて十分に検討していただきたい。その中で、私としては、今の当初、前町長と議員さんとの一般質問のやりとりの中で、一度つけられたこの場所においては、不適切だと判断をせざるをえないということで、私は延期をさせていただいたということで、矛盾はしてないと思います。基本的には頃末北区の区にも、区長も知らない。ただ一般質問で、前町長と質問した云々くんぬんの中で、その話が進まったかどうか知りませんが、それも大事です。

しかし行政を行ううえでは、1つ1つ丁寧に、私はやっていくべきだということで、まず頃末北区の区長さんと十分に協議をしてほしいというようなことで、この答弁をしております。

議長(舩津 宰)

小田議員。

12番(小田和久)

ちょっと、よくわからなかったんですが、私が聞いておるのは、その400万もかけて遊具をする場所ではないというふうに、今ちょっと言われたんですが、400万かけないいじゃないですか。そこだけを屁理屈を言えば。私が聞いておるのはね、そこが適してないということなのか、ここはもうダメだというふうに言おうとしているのか、ダメだから別のところを考えるということを結論づけとるのか、そこをはっきりするべきだと。それによって、ようするに質問の仕方っちいうのが変わってくるんですよ。例えば町長、これも私ちょっと聞きたいんですがね、1番目の地元自治会や周辺住民の皆さんとの相互理解が、今あなたも言われたね、が必要だと。それは必要ですよ、と思いますよ。

しかし、この人たちダメだっち言ったんですか。ここはダメだと文句を言ったんですか。そうじゃないでしょう。地域の人が必要だと、欲しいという要望があったら、町がそれが先にわかればね、地元の人たちにこういう要望があっとると。なんとか協力してほしいと言うて働きかけるのが町政でしょう。それをね、地元自治会や周辺住民の誰か文句言うてきたんですか、ここに公園つくったらいかんち言って。それもちょっと聞きたいんです。それで私が結論的に聞きたいのは、前段の文章は遊具をつける場所じゃないっち言いながら、1番最後には条件が整ったらしますと。条件が整ったらするというのは、どこにするんですか。それを聞きよんです。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

区の方から文句を言ってきたり、そういうことはありません。区の方は知らないんですよ。こういうことがあってることを頃末北区の方は知らない。

だから課長に言って、区長さんと調整をしながら検討しなさいということです。それが普通でしょう。それを普通どおりやっておりますよ。それから、この断言をするとかせんとかじゃなくて、ちゃんと言ってるでしょう、検討すると。そして今、課長にも指示をしてます。

だから、区との調整とか、そういう場所等においても、そういうことを1つ1つやって、そして見通しが立てて予算化するというのが普通でしょう。普通のことを普通どおりやっていると、私は思っておりますけども。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

6番、岡田です。運動公園の設置の問題について質問させていただきます。私、このことについて、平成24年の9月議会で取り上げさせていただきました。その当時、美浦町長は私のこの後ろの席で、私が一般質問した、その趣旨を聞いておられたと思うんです。私が質問したこの趣旨ですね。同じ議員として、どう受け止められましたか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

その当時のことを言われても、今、町長としての答弁でありまして、議員のときの答弁は控えさせていただきます。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

議員当時言われたことと、町長になったときと答弁が違う、ですね。いつもよくあることだと思いますけれども、美浦町長の場合はですね。

今、私、前近藤町長のままであったら多分できてたと思うんです。美浦町長になりまして、悪い言い方しますけど、ダメになりました。それで、そういう残念な思いを、周辺の若いママたちが、町長宛てに手紙をたくさんいただきました。丁寧に町長が、この公約に掲げてあるとおり、町民の声に誠実かつ、いっしょに考えて、誠実に耳を傾けて、明るいまちづくりをするという、この町長公約をあなたが守るつもりがあるのならですね、このお手紙を1つ1つ、町民の声を切実に読んでいただきたいと思いますのでお渡しします。けれども、もし握りつぶすというか、そんなものは読まないと、先日も町長室に若いママたちと伺いましたけど、門前払いされましたけれども。読んでいただけるなら渡します。それで、そこの子どもたちのママたちの残念な思いをちょっと読ませていただきます。

頃末北3丁目の新しい住宅地に引っ越してきました。2歳の子どもがいます。今年度中に運動公園の中に幼児用の遊具等ができると聞き、とても楽しみにしていました。

しかしながら場所が不適切ということで、その話が進んでいないと耳にしました。運動公園内の場所が不適切ならば仕方ありませんが、やはり近くに幼児を遊ばせる場所が欲しいです。ご多忙中のところ恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いします。

北九州市のほうから、この水巻町へ引っ越してきました。私の住んでいる近くに公園がないことが、とても気になっていましたが、ご近所の方にテニスコート近くに公園ができると話を聞き、子どもたちととても心待ちにしていました。ところが最近になり、その公園設立の話がなくなったということで、とてもショックを受けています。私が住んでいる住宅には幼児などが遊べるようなところがないので、天気がいい日など外に連れ出しても車が来て、事故でもしないか、ボール遊びをさせていれば、人や車にぶつけてしまわないかと、親としては、いつも冷や冷やしながら遊ばせているところです。ですから、もう1度、公園の件、お考えください。この水巻町の未来を背負っていく子どもたちのために必要なことだと、町長は思われませんか。どうぞ、よろしくお願いします。

公園設置してもらえると決定したはずなのに、とても残念です。安心して遊べる公園、小さくてもいいからつくってください。どうか、どうすれば皆さんで知恵を出し合ってできるようになるのか考えてください。1度議会で承認を受けた予算なんですから、その予算を使って、みんなが喜ぶ遊具をなるべく早く設置していただけますように、どうぞよろしくお願いします。

このように、周辺のママたちは本当に楽しみに待ってたんです。遊具設置が悪いことならいいですよ。ストップかけても。みんながこれほど待ち望んでたんですよ。周辺の区長が、誰が町長にそんなことは聞いとらんち、町長に言われたのかどうか知りませんけど。なんで、これをストップするんですか。あとは、場所が悪ければ、さあ次にこういうところにつけてはどうかという、もっといい案を出していただけたらよかったんです。なんで来年度に予算化されてないんですか。それがわかりません。周囲の状況がって、それ取ってつけたような理由じゃないですか。先ほど予算計上されて、他に執行されない予算はありますかって質問いたしましたら2つ予算、2つしかなかったのかなと思うんですけど、答弁いただきましたが、その2つとも来年度、予算執行するようになってます。なんで公園の予算だけが、来年度執行されないんですか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

何度言われましても、先ほど答弁したとおり、調査研究をして、担当課に区長と話をさせながらやっていきたいということです。

議長(舩津 宰)

小田議員。

12番(小田和久)

これは、もうちょっと誠意をもって答えてほしいと思うんですよ。誠意のあらわれみたいなのがね、最後の部分で、26年度はそういった課題を1つ1つ検討していく必要がある。これはそのとおりだと思うんですよ。理由があると思うんですよね。

しかし、この理由があるからやめるんじゃなくて、それをどう克服するかということを考えるのが、町政でしょ。と思うんですよ。

例えば遊具が、そこに無理だということなら、できる遊具でいいじゃないですか。子どもが、ある広場があって、遊べるという場所がある。遊具はね、欲を言えばいろいろきりがないですよ。

しかし予算の関係もある。

だから今、検討して判断ができる、克服をする。そういう検討を、私はするべきだと思うんですよ。そして、いろいろさっきから言うように、地元の問題もある。これも地元の皆さんと話し合って、こういう要望があっとるということで、1つ区としても考えてほしいという話もして、1つ1つあなたが言われとる、この問題点を解決する努力を、この26年度中というふうに言わんで、26年度に検討するってなっとるからね。できるだけ早く問題解決をする、検討を進めて、そして、この住民が要望しとる、この問題を、補正予算でもいいですわね。当初予算に組まなきゃならんということじゃないんやから、補正ででもいいじゃないですか。要望にこたえていくという立場に立たなきゃいかんでしょう。経過から言ってもね、これ近藤町長の時代の25年度予算で、担当課も含めて、町当局が検討して出した案、そして議会も賛成した全員、あなたは賛成討論したと思いますよ、たしか。そういういきさつがあっとる問題でしょ。

だから、今言ったように問題があるなら、あるのもわかりますよ。

しかし、それを完全に解決しようっち言ったって、物事そうは簡単にいかんですよ。危険性がある、たしかに、今ある危険性をどう直していくかという、予算が400万組んでおれば、その危険なところを直していくために予算を使う。なくなってきた範囲の中で遊具を設置するゆうやり方あるでしょう。

だから危険性というのはつきまといますよ、ある程度。

しかし、できるだけなくしていくと。飛行機だって落ちる可能性あるんですよ。どこに落ちるかわからん。危険っちいうのはありますよ。

だから、そこにあんまりこだわらんで、住民の要求は聞いていくというのが町政ですから、地方自治っていうのはそれでしょう。

だから町長、そこんところね、あんまり固執せんで、みんなで決めた問題ですから。25年度予算でそういうふうに決めたけれど、考えてみたらこういう危険性があるということがわかった。

だから、それを検討してね、1番最後に言っとるでしょう。検討して条件が整ったうえでという、この条件を早く整えるという検討を当局としてするべきだと、そして実践するというふうにしてほしいと思うんですよ。これが住民の要望です。と思いませんか。以上です。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

何度も言ってますように、検討をしていくということです。それから先ほど賛成したじゃないかと。25年度予算ですか。私も賛成いたしました。そのときに賛成討論の中で言いました。予算を執行するときには、きちっと十分吟味をしてやってくださいと。それを今度はやってるようなつもりですけどね。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

町長の答弁じゃなくて、25年度予算の賛成討論は、この予算については各課の職員の皆さんが精査をして積み上げられた数字だと思いますと、このように評価されて賛成討論を行っておられます。そして25年度予算、あなたが賛成討論を行って、そしてあなた今25年度の予算を執行する町長でおられるわけです。執行する責任があるんじゃないんでしょうか。2つの先ほど言いましたように、2つ例を上げていただきました。計上されていたけども、執行されなかった予算は来年度、予算執行されるんです。この運動公園のこの予算だけが、あとあるのかどうかわかりませんよ。金額はだんだん少なくなってますから。これだけが予算計上されてないんですよ。それで今見たら、条件が整ったところで、条件を整える気があるのかどうか、この中期財政計画にも上がってないんですよ。検討するっていうわりには、この辺までにはこのような住民要求を実現したいという町長の意思がないというふうに、こちらとしては、つい疑ってしまうわけなんですけども、そうではないということですね。運動公園のどこか。それか、運動公園がいいと、住民の皆さんは近くでいいというふうに言っていらっしゃるんですけども、1日も早くつけていただきたいと、それに向けて町長はやる気がないのじゃなくて、財政計画にも上げてないけれども、早いうちに、ぜひ住民の要望を受けて実現したいと思われていますか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

1つ目の担当課の精査してと、私が討論したときの、今回、担当課に話をしたところ、不十分だったということを聞いております。そういう中で担当課の方に十分検討してほしいと、そしてクリアをしてほしいというふうに指示を与えておりますので、それ以上でも以下でもありません。何も先ほどから公園のことについて言われてますけど、私も子育て支援、あるいはいろんな形で全体を見ながらやっております。

ただ、引継ぎの中で、これは不十分ではないんですかということを、担当課に指摘をしまして、担当課も頃末北区長とか、周辺の調整をいたしましょうというようなこと、それから場所に対しても、私が指摘してどうなんだいと言うと、担当課の方は、そうですねというようなことで、内部で議論をして、そして調整をしまして、そして指示をして、この遊具設置については検討してほしいということですので、ただ26年度の予算を計上してない、中期財政計画にしてない。見えないものを予算組めるわけないじゃないですか。勝手に何十万、何万っちつけるわけですか。そうじゃないでしょう。ある程度の裏付けをもって、中期財政計画、あるいは予算を組んでいくんであって、なにもそこに具体的にこうだああだということのものがないのに、26年度に貴重な町民の税金を、予算を計上するわけにはいかないでしょう。そういう検討した結果、先ほど小田議員も言われましたように、補正を組まなくちゃいけないのか、あるいは27年度なのか、あるいはどうなのかですね、他の公園等で、私のところにはみどりんぱぁーくの立派な、今、力を入れて遊具も入れます。それから各地域の公園もあります。そういういろんな、町全体の施設を使って、こういうことをクリアするということも、1つの行政としての務めやないかと思っております。いろいろと角度を変えて検討していくということであります。以上です。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

先ほど町長も言われましたように、運動公園の周辺が住宅地として造成されはじめてたのは、町民の皆さん、北部の方なら誰しも知っておられたと思いますし、特に執行部としては、そのことはわかっていたわけでしょう、造成されているのが。マンションも建つという話も多分町には、早く入ってたんじゃないかと思うんです。私、あそこの造成が売り出されたときに、区画図が道にバンと、こう大きなポスターが出されたんですけど、まず1番に見ましたよ、公園が確保されているかどうか。本来なら公園の担当課が、子育てするこの地域で造成工事が行われている、それから分譲マンションも建つという計画があるなかで、頃末地域は子育てにとってどうなのかと。公園が区画されてないことにも早く、執行部としても気づいてもよかったんじゃないかと思うんですよ。私が提案しなくても。その点は町長どう思われますか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

その当時、私は議員でありまして、執行部でありませんので答えられません。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

その時はそうだったんですけども、そういうふうな町の住環境が変わりつつあることに対して、行政側っていうのは、いろんなところに目配りして、気を遣い、住民の福祉の向上のために仕事をするのが公務員でしょ。職員の皆さんじゃないんですか。

だから、私が提案したから、この予算流されたのか、好き嫌いの問題かどうかちょっとわかりませんが、そういう町の環境が変わっていく、ここに大きな住宅地ができる、そのときに執行部として、先に、これは公園がないじゃないかと、造成の会社に公園をつくるように話に行くとか、それぐらい住民の立場で考えた行政を行っていただいても、私はよかったと思うんです。でも、それはできなかったから、私は気が付いたから提案させていただいたんです。ここにこれだけのものができたら、頃末北区というのは昔から公園が少ないんです。住宅地じゃなかったところが、どんどん住宅地になっていったんです。そしたら新しくせっかく家を建てて、北九州市やいろんなところから水巻に越していただいた若い人たちが、安心して水巻で子育てができるように、子育て支援のために公園は必要だなと思って当然なんではないでしょうか。

だから予算を不用額にするんじゃなくて、先ほどの2つのように予算執行は来年度にまわしてもらっていいんですよ。なんで来年ついてないんですか。これだけ住民要求もあり、執行部が本来ならばやるべき仕事だったと私は思いますけど。やられてないから議員が言ったんであって、町長いつも言われてるでしょう、議員は選挙で選ばれた議員なんだから、議員の言葉には重みがある。町長が議員時代に何度も言われた言葉じゃないでしょうか。それに対して、たった一般質問で言われただけで、なんでそうやって町長になったら、立場が変わったら言うことが違うんですか。一貫してください政治家は。主義主張は。いいことはいい、悪いことは悪い。住民にとっていいことはやるべきです。来年度予算に入れていただきたいと思います。補正予算でも専決処分でもいいです。来年度入れてください。

議長(舩津 宰)

質問ですか。

6番(岡田選子)

答弁いります。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

何度もいいますけど、検討いたします。

議長(舩津 宰)

井手議員。

5番(井手幸子)

私も今までの町長の答弁を伺っておりまして、不誠実さをすごく感じるんですよね。その当初、計画予算化したなかで、その環境として不十分やったらそれはそれでいいんですよ。もっといい環境の中で、良い条件の中でつくってもらうと。それを当初考えられてたと思うんですよね。今日はこうやって若いお母さんたちがお手紙も書かれて、そして今日も朝から子どもさん連れてみえられてるんですよ。この子育てしやすい水巻に、ウェルカム水巻ですよね。どんどん若い人たちに来てほしい。それで今日の議会の中で岡田議員が質問して、どういう答弁をしてもらえるかなっていう期待感を持たれてると思うんですよ。本当に若いお母さんたちで、初めてこういうところに来られてると思います。それを今のような心のこもってないっちいうか、不親切な答弁でがっかりされると思うんですよね。

だから検討するなら検討してください。十分にしてください。でも、なんで26年度の予算に入ってないんですか。学校にエアコンつけるわけじゃないんですからね、そんなに時間かかるわけじゃないと思います。それよりも子どもさんたちが今遊ぶ場所、あそこの道路で遊んでて事故起こったらどうするんですか。小さい子どもたちが遊ぶ公園がない、つくって欲しいんだっていう思いは、まぎれもない住民の、親御さんたちの声ですよ。生の声ですよ。

だから、先延ばしにするっていうか、だいたいどうして町長が、そういうふうにしないことについて固執をされるのかっていうのが、すごく疑問でなりません。ですから、早々に検討していただいて、もう随分時間もたってますんで、相当検討されていると思いますけど、来年の予算と言わずに今年の補正ででも、ぜひ実現のためにお約束をしていただきたいと思いますが、いかがですか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

何回も言いますけど、約束とかなんとかじゃなくて、担当課に調査をし、各区長さんとも話をしながら進めていく、これがなんで不誠実なのか私はわかりませんが、あなたたちがいろいろ今、言われてますけど、議員の重みもあります。なにも軽視した覚えはありません。きちっとこの内容も、私自身も現地に行き、そしてなにが問題かも、あなたたちに言ってるはずです。そして2人の課長にも、若いお母さんたちとあなたたちも話をしてるじゃないですか。そして町長室にも予約もしないで来られて、なんとかかんとか言われてますけど、そうじゃないでしょ。私が言ってるのは、きちっと岡田議員にもこういうことで検討すると、はっきりと町長室で言ってるはずですよ。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

そうなんですよ。町長室で話したんです、町長と。そしたら、私はそのときにもっといいものに、もっといい場所につくっていただけると思ってたんです、来年度。そしたら予算があがってなかったんですよ。そのことを言ってるんです。今年はもう無理だと、本当は秋にできるかと、この正月明けにはできるかと、楽しみに待ってたんですよ。でもそうじゃなかった。ちょっとストップがかかってる。検討し直すと。検討してもらっていいから、話したじゃないですか、その辺のいきさつのことは。

だから来年度予算には当然上がっていると思ってたんです。そしたら上がってない。どういうことですかっていうことになるじゃないですか。なんで、これだけ上がらないんですか。他のは計上されてて、執行できなかったものは全部上がっているのに、ここだけが上がってないんです来年度。おかしいでしょ、住民要求もあり、町長が区長さんに言って、地域の要望を聞かなくても、直に町民の皆さんが、現実に公園を使うママたちが、町長に直接お手紙まで書いて、思いを伝えてるのに。それをどうして1日も早く取り組みます、わかりました来年度、早く執行いたしますと、なぜ答弁できないんですか。なにが引っかかってるんですか。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

なにも引っかかっておりませんよ。ただ粛々と、条件がそろえばしていくでしょうし、そういうことであって、そんなに声を高々と上げなくても、私はちゃんと説明をしております。何回も言いますけど、自分が途中で変わったとかなんとか、それから何回も言いますけど、26年度の予算と言われますけど、予算を各課で積み上げてきて、まだ未定のところを予算を積み上げるわけにはいかんでしょう。それから今、水巻町は区長会があり、要望があれば各区から上げてくださいと、そういうようなことでやってきたと思いますよ。たしかに何人かの町民の方がしてほしいと、そういうこともあるでしょう。

しかし全体を、行政をやっていくには各区を通じて、そして担当課とすり合わせをしながら、予算、中期財政計画等をやっていくということは、基本が1番大事やないんですかね。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

そういうこと言われるなら、地域の要求はすべて区を上げないと予算化しないということを言われたわけですね、今。地域要求は地域の区長さんからの要望書が出ないと、町は執行しないということですね。取り組まないということですね。それ区長会できちっと言ってください。そういうふうに決めたと。それならそれで、これから地域要求を私たち議員は取り上げるときに、やり方間違わないようにしないといけません。

それと、この25年度予算ですね、去年、1年前ですよね。この16人で予算審議したわけです。一生懸命。この予算をとおしていいかどうか、無駄はないかと、1つずつチェックをして、慎重審議をして、日本共産党は問題点指摘して反対をいたしましたが、当時の美浦議員は賛成討論まで行っています。そうやって可決された平成25年度予算を、なかなか町長の言うことが納得できない。納得できない理由をもって、執行しないという。このことについては、私たち議員に対する冒とくじゃないですか。予算審議、可決したんでしょう。うちは反対しましたけど。賛成多数で可決したんですよ。議会に対して、議員に対して、予算審議はなんやったんですか。たった、町長が変わってすり合わせの中で、これはおかしいって言って、変えられるっちいうことは、私たちの予算審議なんやったんですか。それ議会軽視やないですか。議長にもお願いして、そういうことがこれからも多々起こっていただくと困りますので、ぜひ、そういうことについて、予算計上されて、慎重審議して通った予算について、執行しないということ、これについて代表者会議等でしっかりと議論をしていただくことを要望します。

それと、執行されなかったこの予算ですね、2つしかなかったんですよ。これだけがされてないっていうこと。その点についての疑問が全然、先ほどから言ってますけど解けないんです。もっと具体的にわかりやすく説明してください。町民の皆さんがわかるように。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

何度も答弁いたしますけど、25年度の予算、引継ぎの中で、この遊具については、いろんな条件がそろってないということで、予算をストップしたと、執行をストップしたということですね。これは答弁書にちゃんと丁寧に書いております。それから議員さんを軽視する、そういうことはありません。予算が通ったとしても、ケースバイケースのときに執行できないときもあります。それから2つあって、2つであろうが1つであろうが、そんなことありません。疑義があれば、そこで延期をするとか、ストップをすると、それは当然のことだと思っております。たしかに予算は慎重に審議をしていただき、そしてそれに基づいて執行していくわけですけど、私は別に議員さんを軽視したり、予算を軽視したり、そういうことではありません。私の方は逆に納得していただきたい。1つの過程できちっと整理整頓して進めていくべきだと。1人の住民であれ、100人の住民であれ、そういうことじゃないんですかね。

議長(舩津 宰)

小田議員。

12番(小田和久)

この問題については、時間かけよったら他のがちょっと質問できないんで。ようするにさっきから言いよるように、25年度予算でみんなが賛成した予算はね、ここに公園つくるということについて。

しかし、あなたが町長になってみたら、これは、そこをするのにはいろいろ問題点があるというのがここに出とるわけですよ。

しかし、これを1つ1つ解決をしてやっていきたいというふうに言っとる。これを抽象的でなくて、26年度で、26年度中かかってじゃなくて、この住民の要求にこたえるためには、問題点をできるだけ早く解決するように努力をして、そして区の人にも相談をして、町としては、これをこういうふうに実施したいというのを、できるだけ早く検討して、結論出して、26年度中に補正予算でも組んで、できるようにやっていくという決意のあらわれだというふうに理解したいと思いますので、そういうふうに1つ要望しておきます。

その他の質問にちょっと入ります。いいかね。もうあれこれ言うたってしょうがない。吉田団地の建て替えの問題ですね。これ26年度の計画についてはあっとるんですが、つまり基本的な計画で、27年度、28年度はどうなっていくのかを、ちょっと合わせて報告していただきたいというのと、コンサルタントというのは、どこを考えておるんですかね。

それから1番最後にある、なお団地居住者の方々や、地域の住民代表の方々の意見なども十分反映できるような計画案づくりを行いたいと考えて、これは大事なところですね。いい観点だと思います。もちろん、このプロジェクトチームには、住民代表や地域の代表というのが入るようになるわけですが、この建て替わっていく、これで言ったら26年度で基本計画、27年度で、今まで聞いた話では実施計画、そして28年度から建て替えていくというふうに聞いておりますけど、仮にそうであったとしても、担当課が地域に出かけて行って、直接住民の声を聴くということも検討してほしいというふうに思います。そうするべきだ、それが住民の声をしっかり反映できるということになりますので、定期的に担当課が出かけて行って、区長とか何人かの意見だけでなくて、あるいは代表の意見じゃなくて、全体の意見を、どう考えておるのかという意見を十分聞く機会をもっていただきたいというふうに思います。

それから、ぼた山の問題ですね。これ今、相手に要請しとるけれども、返事がなかなか、昨年の5月にしとるけどもずっとないということで、あらためて話し合うように言っとるけれども、まだ返事がないと。これ返事がいつまで待つのか知りませんけども、返事がなかったら被害届出すんですか。どうするつもりなんですか。以上です。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

まず、ぼた山の件からですね。この答弁に書いてありますように、今、先方に境界等のどうするのかと、弁護士を通じてすでに出しております。それで相手が返事をしてこないということになれば、粛々と法的にいくしかありません。法的で片づけていきたいと考えてます。この霊園の件はですね。

それから吉田団地の件ですけどね、答弁に書いておりますけど、27、28年、それが理想です。実施着手ですね。だけど、この26年度に十分、この水巻町の財政を揺るがす経費がかかりますので、今言われたように十分に住民の方、まずは、この年度が変わりましたら、役場の中で、答弁しておりますように、チームをつくってどういう形でやるか、そしてまた、業者についてもどういう業者を選んで、そしてアドバイスを受けながらやっていくかと、いろんな問題がたくさん山積みあります。その住み替えの問題等、跡地利用とか、いろんな問題を26年度に精力的にやっていきたいと。そういう中で、今回、中期財政計画、本会議終了後にしますけど、そこに金額を打ち込んでどうだということ、当初考えておりましたけど、今はこの26年度の基本設計だけを予算入れて、27年、28年の中期財政計画には空白にしております。というのは、ちょっと住民の方の要望と、地代と消費税も上がりますので4月から。いろんなことを考慮したなかでまずこの26年度、ある程度のたたき案をつくらないと、27、28が見えてこないんじゃないかということで、とりあえず今度予算を計上させていただいて、今、小田議員が言われるように、いろんなご意見を、また、住民の方に出向いて行って、いろんなご意見もを聞くという、当然のことですけど、それを年度が変わりましたら精力的にやっていきたいというふうに考えております。以上です。

議長(舩津 宰)

岡田議員。

6番(岡田選子)

保育所問題について、再質問させていただきます。24年度末、50人いた待機児童が、25年度4月は0、25年度末も1人で、水巻の待機児童は解消しているとの答弁を、先ほどいただきましたが、これは北九州市内に移ってもらった3人と、下の赤ちゃんが生まれたことで、母親がうちにいるようになって、これまで預かっていた上の子に退所してもらった13人、計16人の小さな子どもたちの犠牲のうえに成り立っている数字だと思っております。

私は役場のカウントの仕方では待機児にはならないのでしょうが、本来は水巻の保育所に入りたかった、引き続き入れてもらいたかった、しかし入口のところで、あなたは対象ではありませんよと、門前払いされている子どもたちが実際にいるわけです。気持ちとしては入りたかったのに入れなかった事実があります。

私はこのような子どもたちも待機児童とカウントされないまでも、そう捉えるべきだと考えています。ただ、その子たちまで入れると、現実にあふれてしまいますわけですから、担当課も苦肉の策でされている、この待機児対策だと思いますが、私は水巻の保育、保育所に入れてもらいたい子ども、すべての子どもを受け入れることのできる水巻の保育を実現していただきたいと考えております。

町長は今のような、このような待機児対策をとる水巻の保育に満足されているのでしょうか。どのような水巻の保育を目指しているか、ご答弁いただきたいと思います。

それと、継続保育の点についてですけども、自治体の中には、このような継続保育を認めている自治体があります。私の長女が、今、福岡市におりまして、今、育児休業中で、この4月に復帰するんですが、福岡市にはこういう制度があります。

あと担当課で、このような制度が広がっているというふうな認識をお持ちなのかどうか、実際にこういうところが県内にもあるというのを掴んでいるんでしたら、それもご答弁いただきたいと思います。お願いします。

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

とりあえず担当課から説明をさせます。

(「町長の保育観」と発言するものあり。 )

議長(舩津 宰)

町長。

町長(美浦喜明)

私の保育観は、やはり、退所がないようにしたいということです。

議長(舩津 宰)

内山課長。

地域・子ども課長(内山節子)

岡田議員のご質問にお答えいたします。担当課といたしましても、育児休業中に上の子どもさんをやめていただくだとか、広域入所っていうところの部分で、北九州市とのやりとりをやってないという部分について、ベストな対応だというふうには思ってるわけではありません。あくまで待機児童対策として、やむを得ずということでやっております。

一時的に待機児童が多くなったからといって、保育所を急につくることができるわけではありませんので、そういった意味で待機児童対策としてやっていることでございます。

最近、年々入所っていうのは減っております。26年度4月の入所児童数につきましては、定員470人に対して、26年度入所される方は438人ということで、32人定員に余裕があるという状況です。

ここ最近ずっと、そういった状況でというか、25年度の場合は、470人の定員に対して475人の入所で、5人ほど定員より増えておりました。その1年前の24年度につきましては、470人の定員に対しまして、504人ということで34人超えてたんですけども、そんなふうで年々、少子化の影響というのはあってるのかなと思います。

25年度末現在になりますけども、3月末の定員につきましては、488人ということで、定員470人よりも若干は多いんですけれども、その前の年が532人だったことからいたしますと、確実に定員というのは、入所している子どもさんの数というのは減って、少子化ということの影響というのは受けてる状況だというふうには考えておりますので、あくまで、この待機児童対策というのは、待機児童があることに対して行っていることでございますので、少し状況を見ながら対応、今、苦肉の策で行っている対応につきましても、検討していきたいというふうに考えております。以上です。

議長(舩津 宰)

以上をもちまして、一般質問を終わります。

以上をもって、本日の日程は、全部終了いたしました。本日は、これをもって散会いたします。

午後00時17分 散会

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