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平成20年 第1回水巻町議会定例会(第4回継続会)会議録

更新日:2021年2月11日

議事日程

日程第 1 発議第1号 水巻町議会委員会条例の一部改正について

日程第 2 議案第5号 水巻町特別職職員等の給与の特例に関する条例の一部改正について

日程第 3 議案第6号 水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について

日程第 4 議案第7号 水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について

日程第 5 議案第8号 水巻町消防団員の定員、任免、給与、分限および懲戒、服務等に関する条例の一部改正について

日程第 6 議案第9号 水巻町後期高齢者医療に関する条例の制定について

日程第 7 議案第10号 水巻町国民健康保険条例の一部改正について

日程第 8 議案第11号 水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について

日程第 9 議案第12号 水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について

日程第 10 議案第13号 水巻町特別会計条例の一部改正について

日程第 11 議案第14号 水巻町税条例の一部改正について

日程第 12 議案第15号 水巻町適正就学指導委員会条例の一部改正について

日程第 13 議案第16号 水巻町総合学習副読本編纂委員会条例の制定について

日程第 14 議案第17号 水巻町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正について

日程第 15 議案第18号 水巻町地域下水道施設基金条例の一部改正について

日程第 16 議案第19号 水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部改正について

日程第 17 議案第20号 第4次水巻町総合計画基本構想について

日程第 18 議案第21号 えぶり小学校北・西校舎耐震補強および大規模改造工事の請負契約の締結について

日程第 19 議案第22号 猪熊小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について

日程第 20 議案第23号 平成20年度水巻町一般会計予算について

日程第 21 議案第24号 平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について

日程第 22 議案第25号 平成20年度水巻町老人保健事業特別会計予算について

日程第 23 議案第26号 平成20年度水巻町地域下水道事業特別会計予算について

日程第 24 議案第27号 平成20年度水巻町公共下水道事業特別会計予算について

日程第 25 議案第28号 平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について

日程第 26 議案第29号 平成20年度水巻町水道事業会計予算について

日程第 27 意見書第2号 介護労働者の待遇改善を求める意見書について

日程第 28 意見書第3号 米兵の女子中学生拉致暴行事件に関する意見書について

日程第 29 意見書第4号 原油高騰から暮らしと営業を守ることを求める意見書について

日程第 30 意見書第5号 高齢者の医療負担増と後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書について

日程第 31 意見書第6号 海上自衛隊イージス艦衝突原因の徹底究明と再発防止策を求める意見書について

日程第 32 委員会報告について

日程第 33 議員の派遣について

日程第 34 閉会中の継続審査について

出席議員

1.出席議員

  • 1番:池田 稔臣
  • 2番:川本 茂子
  • 3番:松岡 章
  • 4番:志岐 義臣
  • 5番:井手 幸子
  • 6番:岡田 選子
  • 7番:吉武 文王
  • 8番:白石 雄二
  • 9番:吉岡 正
  • 10番:林 一広
  • 11番:近藤 進也
  • 12番:小田 和久
  • 13番:吉住 善明
  • 14番:入江 弘
  • 15番:美浦 喜明
  • 16番:野添 晴也
  • 17番:柴田 正詔
  • 18番:舩津 宰

2.欠席議員

なし

3.議場に出席した議会事務局の職員

  • 局長:山松 正美
  • 係長:手嶋 圭吾
  • 主任:安元 一喜

4.地方自治法第121条の規定により、議場に出席したもの

  • 町長:矢野 繁敏
  • 副町長:織田 隆徳
  • 教育長:為近 勝
  • 企画財政課長:野口 和夫
  • 管財課長:日熊 国幸
  • 産業建設課長:永沼 良
  • 水道課長:藤崎 清海
  • 下水道課長:前田 優二
  • 学校教育課長:小野 元
  • 生涯学習課長:小野 元次
  • 福祉課長:森下 正憲
  • 健康課長:野口 久美子
  • 住民課長:行実 利夫
  • 税務課長:内海 祥隆
  • 会計管理者:藤川 久雄
  • 図書館・歴史資料館館長:牟田 孝則

議事録

平成20年3月25日

午前10時00分 開会

議長(池田稔臣)

出席18人、定足数に達していますので、ただいまから平成20年第1回水巻町議会定例会第4回継続会を開会いたします。

日程第1 発議第1号

議長(池田稔臣)

日程第1、発議第1号水巻町議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。議会運営委員長に提案理由の説明を求めます。委員長。

議会運営委員長(美浦喜明)

発議第1号水巻町議会委員会条例の一部改正について、提案理由を説明いたします。議長からの諮問事項でありました常任委員会の見直しについて、議会運営委員会において調査・検討した結果、町議改選に伴う議員数の減員等を勘案し、別紙のとおり常任委員会の数、名称、委員の定数および所管の変更を行うことが望ましいとの結論に達したため、水巻町議会委員会条例の一部を改めるものであります。よろしくご審議をお願いいたします。

議長(池田稔臣)

議会運営委員長の提案理由の説明が終わりました。ただいまから質疑を行います。質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。はい、岡田議員。

6番(岡田選子)

日本共産党を代表いたしまして、この委員会条例の一部を改正する条例についての反対討論をいたします。これまでの議会運営委員会の中の審議の中で、日本共産党は常任委員会を3つから2つにすることに関しましては、委員会での慎重な審議を確保するという意味で反対という立場をとっておりましたので、この今回の委員会条例の一部改正については、その経過を考えまして反対をいたします。以上です。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。発議第1号水巻町議会委員会条例の一部の改正について、原案に賛成の方は挙手をお願いします。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決しました。

日程第2 議案第5号

議長(池田稔臣)

日程第2、議案第5号水巻町特別職職員等の給与の特例に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託していましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第5号水巻町特別職職員等の給与の特例に関する条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第5号水巻町特別職職員等の給与の特例に関する条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決しました。

日程第3 議案第6号

議長(池田稔臣)

日程第3、議案第6号水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託していましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第6号水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第6号水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。

日程第4 議案第7号

議長(池田稔臣)

日程第4、議案第7号水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託していましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第7号水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第7号水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。

日程第5 議案第8号

議長(池田稔臣)

日程第5、議案第8号水巻町消防団員の定員、任免、給与、分限および懲戒、服務等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第8号水巻町消防団員の定員、任免、給与、分限および懲戒、服務等に関する条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第8号水巻町消防団員の定員、任免、給与、分限および懲戒、服務等に関する条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。

日程第6 議案第9号

議長(池田稔臣)

日程第6、議案第9号水巻町後期高齢者医療に関する条例の制定についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第9号水巻町後期高齢者医療に関する条例の制定について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。吉住議員。

13番(吉住善明)

後期高齢者医療の内容につきましては、既にこれまで2回ほど意見書も出しておりますし、今回意見書案を提出いたしまして各会派で御検討いただいておりますので、その中身はもうあえて申し上げません。ただ、この医療制度が発足することによって75歳以上の後期高齢者というふうに囲い込んで差別医療を持ち込むという内容のもので、絶対にこれは容認することができない、中止・撤回以外にないいう認識に立っておりますので、この議案については賛成できないということを申し上げて意見といたします。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第9号水巻町後期高齢者医療に関する条例の制定について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。

日程第7 議案第10号

議長(池田稔臣)

日程第7、議案第10号水巻町国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第10号水巻町国民健康保険条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。岡田議員。

6番(岡田選子)

6番、岡田選子です。日本共産党を代表いたしまして、議案第10号水巻町国民健康保険条例の一部改正についての反対討論を行います。今回の条例改正は国の医療制度改革によるものです。日本共産党は今回の後期高齢者医療制度導入を含む医療制度改革に対しては、高齢者を医療費増大の最大の理由として高齢者に負担を強いるものであることから、基本的に反対をするものです。その中で、今回の条例改定の一つに70歳以上の方の窓口での負担が1割から2割へとふえることになっていることは認めることができません。また2つ目は、特定健診に関してです。これまで町が主体で、町民のための保険事業として行ってきた健康診査が、4月よりそれぞれの保険者が実施主体となる特定健診に変わります。この特定健診は、評価指標が達成できなければ高齢者支援金が10%増額されるペナルティーがかかるなど、保険者を競わせ、責任を押し付けるものとなっています。また、75歳以上の後期高齢者に対しても、健診を制限するような内容にもなっております。このような特定健診には反対をいたします。以上、このような理由をもちまして、国民健康保険条例の一部改正についての反対討論といたします。

議長(池田稔臣)

はい、林議員。

10番(林 一広)

私は、この改正につきまして反対いたします。既に、国民健康保険税値上げ案撤回の陳情書が出ておりますが、ここに上げております陳情理由は、私の意見として意を同じくするものでございます。よって、この文面を読み上げまして、私の反対理由といたします。

昨年の12月議会で水巻町執行部は2008年度の国民健康保険税の値上げ案、値上げ改正案、値上げ案を提案されました。昨年度は上下水道料金の値上げや2年続きの大幅な住民税の値上げ等で多くの住民は逼迫した生活を余儀なくされております。我々町民は、矢野町長初め、役場の全職員が町民の先頭に立ち、行財政改革に全力で取り組んでいるとは、現町政を見る限りにおいてはとても思えないのです。行財政改革をやり尽くした上で、一般予算から国民健康保険事業の補てんが難しいというのであれば、それはいたしかたないことであると勘案いたすものです。ただ、今回の値上げ改正案で評価する部分もあります。それは固定資産評価額に課税されている部分が廃止されることです。しかしながら我々町民は、これ以上国民健康保険税を値上げされますと生活が立ちいかない町民が数多く出ると考えており、国民健康保険税の値上げが本当に必要かどうか、また、値上げ幅が適正であるかどうか等につきましても、慎重に審議され、再考の上、撤回されることを強く望み、この陳情書を水巻町議会に提出するものです。以上もちまして、私の反対討論といたします。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第10号水巻町国民健康保険条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。

日程第8 議案第11号

議長(池田稔臣)

日程第8、議案第11号水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第11号水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。はい。

5番(井手幸子)

5番、井手幸子です。議案第11号水巻町母子家庭医療費の支給に関する条例の一部改正について、日本共産党を代表して反対討論を行います。条例の一部改正については、廃止される老人保健法にかわって、高齢者の医療の確保に関する法律とする法律名の変更によるもので、水巻町母子家庭等医療費の支給について、その内容が変わるものではありませんが、高齢者の医療の確保に関する法律の中にある第4章後期高齢者医療制度について、我が党は既に反対の意思を示してきました。また、第3章前期高齢者の費用負担、第2章特定健診についても賛成できるものではありません。よって、議案第11号水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正については反対いたします。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第11号水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。

日程第9 議案第12号

議長(池田稔臣)

日程第9、議案第12号水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第12号水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。井手議員。

5番(井手幸子)

議案第12号水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について、日本共産党を代表して、反対討論を行います。反対の理由の1つは、2条定義の中に後期高齢者医療制度が追加されていること、3条重度心身障害者医療費の支給の中に、支給に該当しない者として、今までの往診料、食事、療養標準負担額に加えて、光熱費などの生活療養標準負担額が追加されたことです。2つ目は、65歳以上の重度障害者に対しても、後期高齢者医療に加入することを迫り、加入しない場合は、その分の負担を障害者に負わせていることです。よって、議案第12号水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について反対いたします。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第12号水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決しました。

日程第10 議案第13号

議長(池田稔臣)

日程第10、議案第13号水巻町特別会計条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第13号水巻町特別会計条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。吉住議員。

13番(吉住善明)

先ほど、議案第9号で反対理由を述べましたが、同様の理由によりまして、この議案にも反対をするということを表明しときます。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第13号水巻町特別会計条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決しました。

日程第11 議案第14号

議長(池田稔臣)

日程第11、議案第14号水巻町税条例の一部改正についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第14号水巻町税条例の一部改正について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。岡田議員。

6番(岡田選子)

6番、岡田選子です。水巻町税条例の一部改正について、日本共産党を代表いたしまして反対討論を行います。今回の税条例の一部改正は、国民保険税の改定によるものです。今回の改定によりまして、課税対象から資産割をなくしたことや、応益、応能の割合を調整して、法定軽減割合を拡大し、交付税を増額させたことなどには、ここには矛盾はありますが、総体的には合理的な改革として受け取ることができます。しかし、今回の改定によりまして、約2,600万円の増収となっています。ここには上がるもの、下がるものが出てきますが、総額で税収がふえることは総体として増税であって、容認できるものではありません。また、過去5年間の国保の税収と保険給付額の予算と決算の関係を調べてみますと、税収はやや少なめに、保険給付額はやや多めに予算を組んでいるような傾向が見られます。

現在、年金や収入は減り、物価は上がり、社会保障制度は解約される、このような格差と貧困を生みだす国の政治のもとで、町民の暮らしはますます深刻になっています。こういうときだからこそ、自治体は住民の税負担を少しでも和らげるという立場で税制度の改定に取り組む必要があると考えます。また、後期高齢者医療制度導入のことのついでに、65歳以上の方の、高齢者の方の国保税まで年金から天引きすることも、この税条例の改正に盛り込まれております。介護保険料も既に天引きされており、年金の少ない方にとっては、生存権の侵害ともなります。以上、このような理由をもちまして、水巻町税条例の一部改正についての反対討論といたします。

議長(池田稔臣)

はい、美浦議員。

15番(美浦喜明)

15番、美浦です。このたびの国民健康保険税の改定は、来月から始まる後期高齢者医療制度の開始に伴い、昭和63年から20年ぶりの改定であります。19年度決算では、1億9,200万円の赤字が見込まれており、国民健康保険積立金は平成18年度でゼロになっており、あとは一般会計からの繰り入れしか残されておりません。19年度末、町の基金残高は32億円程度であり、限られた町民の財産であることを考えれば、一般会計からの繰入金額を1億円以内に抑えることはやむを得ないと思われます。今回の改定では、収入の少ない方の軽減割合を6割4割から7割5割に引き上げ、新たに2割軽減制度を設けて対象世帯の拡大を図ってること、また、税額の算定方法を所得割、資産割、均等割、平等割の4方式から二重課税と不満の大きかった資産割を廃止して、所得割、均等割、平等割の3方式に変更してあること。以上をもって、今後の国民健康保険特別会計の健全な運営のためにはやむを得ないと思いますので、議案第14号水巻町税条例の一部改正については賛成いたします。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第14号水巻町税条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決しました。

日程第12 議案第15号

議長(池田稔臣)

日程第12、議案第15号水巻町適正就学指導委員会条例の一部改正についてを議題といたします。本案は文教厚生委員会に付託してましたので、文教厚生委員長の審査報告を求めます。委員長。

文教厚生委員長(吉住善明)

議案第15号水巻町適正就学指導委員会条例の一部改正について、3月6日の文教厚生委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

文教厚生委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第15号水巻町適正就学指導委員会条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成全員と認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決しました。

日程第13 議案第16号

議長(池田稔臣)

日程第13、議案第16号水巻町総合学習副読本編纂委員会条例の制定について議題といたします。本案は文教厚生委員会に付託してましたので、文教厚生委員長の審査報告を求めます。委員長。

文教厚生委員長(吉住善明)

議案第16号水巻町総合学習副読本編纂委員会条例の制定について、3月6日の文教厚生委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことを報告いたします。

議長(池田稔臣)

文教厚生委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑ありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第16号水巻町総合学習副読本編纂委員会条例の制定について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成全員と認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決しました。

日程第14 議案第17号

議長(池田稔臣)

日程第14、議案第17号水巻町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正についてを議題といたします。本案は産業建設委員会に付託してましたので、産業建設委員長の審査報告を求めます。委員長。

産業建設委員長(入江 弘)

議案第17号水巻町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正について、3月7日の産業建設委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

産業建設委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第17号水巻町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案17号は原案のとおり可決しました。

日程第15 議案第18号

議長(池田稔臣)

日程第15、議案第18号水巻町地域下水道施設基金条例の一部改正についてを議題といたします。本案は産業建設委員会に付託してましたので、産業建設委員長の審査報告を求めます。委員長。

産業建設委員長(入江 弘)

議案第18号水巻町地域下水道施設基金条例の一部改正について、3月7日の産業建設委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告をいたします。

議長(池田稔臣)

産業建設委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑ありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第18号水巻町地域下水道施設基金条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決しました。

日程第16 議案第19号

議長(池田稔臣)

日程第16、議案第19号水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案は産業建設委員会に付託してましたので、産業建設委員長の審査報告を求めます。委員長。

産業建設委員長(入江 弘)

議案第19号水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部改正について、3月7日の産業建設委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告をいたします。

議長(池田稔臣)

産業建設委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第19号水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部改正について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決しました。

日程第17 議案第20号

議長(池田稔臣)

日程第17、議案第20号第4次水巻町総合計画基本構想についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第20号第4次水巻町総合計画基本構想について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第20号第4次水巻町総合計画基本構想について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決いたしました。

日程第18 議案第21号

議長(池田稔臣)

日程第18、議案第21号えぶり小学校北・西校舎耐震補強および大規模改造工事の請負契約の締結についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第21号えぶり小学校北・西校舎耐震補強および大規模改造工事の請負契約の締結について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第21号えぶり小学校北・西校舎の耐震補強および大規模改造工事の請負契約の締結について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決いたしました。

日程第19 議案第22号

議長(池田稔臣)

日程第19、議案第22号猪熊小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第22号猪熊小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について、3月10日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第22号猪熊小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。暫時休憩します。

午前10時46分 休憩

午前10時57分 再開

議長(池田稔臣)

再開いたします。

日程第20 議案第23号

議長(池田稔臣)

日程第20、議案第23号平成20年度水巻町一般会計予算についてを議題といたします。本案は関係の各委員会に付託してましたので、関係の各委員長の審査報告を求めます。総務財政委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第23号平成20年度水巻町一般会計予算について、3月10日、19日、総務財政委員会に関する所管事項につきまして慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

文教厚生委員長。

文教厚生委員長(吉住善明)

議案第23号平成20年度水巻町一般会計予算について、3月6日、13日、文教厚生委員会に関する所管事項につきまして慎重に審議いたしました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

産業建設委員長。

産業建設委員長(入江 弘)

議案第23号平成20年度水巻町一般会計予算について、3月7日、17日、産業建設委員会に関する所管事項につきまして慎重に審議いたしました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告をいたします。

議長(池田稔臣)

関係の各委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。はい、野添議員。

16番(野添晴也)

16番、野添であります。執行部に一言要望を申し上げたいと思います。町長の行政目標は、住みよい町づくりを目標に日夜努力をされておられることと思いますが、昨今、世の中に吹く風はアゲンストばかりでございます。非常に町民も行政も苦労の多い中だと思います。そういう時代でございますので、執行部の皆さん方におかれましては、ぜひ、町民から見て、優しさを実感できるような行政を執行していただきたいと要望を申し上げまして、賛成意見といたします。

議長(池田稔臣)

小田議員。

12番(小田和久)

12番、小田です。日本共産党を代表して、平成20年度一般会計予算に反対する意見を述べます。もちろん、予算の中には賛成できる事業計画は多々あることは言うまでもありません。しかし、予算編成を行うに当たっての基本的な姿勢をはじめ、幾つか賛成できない点があります。まず1点目は、所信表明に関してです。国も地方も改革という言葉を叫び、行政改革を初め、各種の制度改革を進めなければならなくなったのは、従来型のシステムでは対応できなくなったとか、負担と給付のバランスが崩れ、中福祉・中負担というスタンスに限界が生じているからだなど、あたかも自然発生的にこうした状況が生じたかのように分析していることです。だから、国の行政改革は当然だし、水巻町も行財政緊急行動計画を遂行するのは当然だと暗に正当化していることは納得できません。国も地方も改革という言葉を叫ぶことになっているのは、我が党がこれまでも主張してきたように、財界優遇とアメリカいいなりの基本路線のもとに突っ走った小泉構造改革こそが最大の要因である、このように思います。

2点目は、道路特定財源の問題です。予算説明の中で、水巻町としても暫定税率が廃止された場合は、相当程度の減収が見込まれますという表現について、17日の産業建設委員会で確認しましたところ、暫定税率が廃止されたら困る、つまり、継続してほしいという意向が確認されました。この考えには賛成できません。町民が安全に安心して生活していくための道路の整備などのために道路計画を確保することは当然のことだと思います。しかし、それを実現するために、道路特定財源制度の堅持と暫定税率の維持という考えについては、全く賛成できません。今、国会で提案されている道路中期計画素案は、総額59兆円を10年間にわたって道路だけに使い切る計画となっています。その内容は詳しくは申しませんが、不要不急の高速道路整備が総額の約4割を占めており、通学路の歩道整備やあかずの踏切対策など、国民生活に直結する道路などは、計画全体の1割に過ぎません。国会の議論の最中でも、道路特定財源の無駄遣いが国会の議論を通じて毎日のように報道されています。道路にしか使えない道路特定財源の制約をなくせば、無駄を減らし、国民が本当に必要とするものに予算を配分することができるし、本当に地方が必要とする道路財源は、今以上に確保することができると確信するものです。

第3点は、後期高齢者医療制度の問題です。この問題については、吉住議員が反対意見を述べましたので詳しくは申しませんが、75歳という特定の年齢に達したら、別枠の医療保険に囲い込み、負担増、給付減を強いるような制度は世界にも例がありません。金がかかることを理由に、高齢者の命をおろそかにする後期高齢者医療制度は直ちに中止・撤回すべきです。

4点目は、国民健康保険税の値上げ問題です。この問題については、岡田議員が反対意見を述べましたので詳しく申しませんが、2008年度国家予算では、地方再生対策費4,000億円の創設によって、実質的な地方交付税が約4,000億円の増額になっています。2004年度に一方的に大幅削減が行われ、毎年減額されてきましたが、5年ぶりの増額という状況になっていることからも、このようなときに、国保税を上げることは納得できません。住民の暮らしを守ることを優先すべきです。

5点目は、教育予算関係です。十分な検討もされず、突如として、PEN食器導入のための予算が計上され、学校が1番必要としている需用費などは削減されています。また、全国一斉学力テストは、子どもたちだけでなく、学校間、地方自治体までも競争させる教育を推進するものであります。教育委員会にも実施することは反対である旨申し入れてきましたが、前年度に引き続き、予算計上をされています。一方では、できるだけ急いで改修することが望ましいと思われる南中学校の校舎の雨漏りと水洗トイレがあふれて困るという件です。改善要求が出されているにもかかわらず、予算化されず、4年先の大規模改修時に行うという考えは全く理解できません。このたぐいの修繕は早急にしてほしいものです。自分の家に置きかえて考えてみたら躊躇することではないことははっきりするでしょう。何はさておいても、直ちに改修することを求めるものです。

6点目は、町営駐車場使用料金の値上げが予算化されている問題です。この件は、使用料値上げ条例改正時の審議の際、反対しました。基本的に反対の意見を持っていますので、改めて反対の意思を表明するものです。以上、平成20年度一般会計予算に反対する討論といたします。

議長(池田稔臣)

はい、林議員。

10番(林 一広)

はい、10番の林です。このたびの一般会計予算につきまして、私の討論をさせていただきます。予算につきまして、一言で予算を申し上げるのは、なかなか難しいことでございますが、いわゆる、来年度の予算につきましては、土木重商主義であり、町民の暮らしや福祉、教育費に厳しい予算であると考えるものでございます。また、町当局におきましては、土木費における入札改善、これをうたい、入札は大幅に改善されたと自画自賛されておりますが、私は平成19年度の入札結果表を精査いたしまして、平成19年度における水巻町の入札の落札率、これが95%以上が18件、90%以上が26件、合計44件ございます。また、入札におきまして、1番高い落札率は100%、2番目は99.9、3番目は99.5、4番目は99.2、5番目は98.8、こういう高い入札結果が出ております。そこで私は、町に、やはり、こういう入札結果は私が調べてもわかることですから、町自身も調べ、さらなる入札改革に向けて努力すべきと考えます。また、本日の新聞報道によりますと、芦屋町においては、職員が競争入札妨害で起訴されました。よって、4月1日から、1,000万円以上の入札につきましては、一般競争入札、そして、町内業者優先を改める、こういう方針を打ち出しておるわけでございますから、さらなる入札改善をされ、土木予算につきまして、精査されることを望みます。次に、妊婦検診費の件ですが、妊婦検診費におきましては、県より5回分の受診料、1人当たり約3万円程度が支給されておるにもかかわらず、遠賀郡内横並びといったような考えで、本町におきましては、3回分しか実施されません。このことにつきまして、1回につき5,000円から8,000程度の負担が妊婦検診にはかかりますが、本町の妊婦におきましては、これが手出しとなり、不公平感が否めません。これについても、県の指導があり、県の予算がついていることであるならば、町はこれを重視し、これを尊重すべきであると考えます。最後に小学校給食費への食器導入についてです。このPEN食器におきましては、議会の文厚委員会に何の報告もなく、突如として予算が計上され、給食食器の選定は町、教育委員会のみの判断で行われております。これは議会軽視も甚だしいのではないか、そういうそしりを免れないことであると考えます。この給食食器につきまして、PTAをはじめ学校におきましては、慎重に検討をしてほしいという意見が出ております。よって、以下の理由によりまして、私は反対といたします。

議長(池田稔臣)

はい、美浦議員。

15番(美浦喜明)

15番、美浦です。平成18年度からの3年間の行財政改革緊急行動計画の最後の年に当たり、予定を上回る効果が出てると報告されておりますが、本年度予算では、基金を5億5,000万取り崩す予定で、20年度末基金残高は28億9,000万と先細りの状態となっております。今年度の予算の執行に当たっては、外部発注等を再度見直し、最少の経費で済むような精査を要望いたします。今後は、福祉関連予算の増加、国民健康保険会計、後期高齢者医療会計、公共下水道会計の繰り出し金の増加が予想されますので、平成21年度からの行財政改革緊急行動計画を早期に策定され、自立可能な町づくりを進めていただくよう要請をいたしまして、議案第23号平成20年度一般会計予算については賛成したいと思います。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決行います。議案第23号平成20年度水巻町一般会計予算について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決いたしました。

日程第21 議案第24号

議長(池田稔臣)

日程第21、議案第24号平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第24号平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について、3月10日、19日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。岡田議員。

6番(岡田選子)

6番、岡田です。議案第24号平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について、日本共産党を代表いたしまして反対討論を行います。議案第14号水巻税条例の一部改定の際の反対理由、討論でも述べましたように、国保会計の予算の組み方にはゆとりがあると思われること、また、国保会計には高齢者が安心して医療を受けることができない、75歳以上の高齢者を別枠に囲いこんで、その負担をふやすだけでなく、医療を受けることさえも制限する高齢者いじめの冷たい制度である後期高齢者医療制度の支援金が予算化されていること。そして、町からの繰入額を1億円以内と決め、税条例の改定によって、総額2,600万円の町民への増税の予算となっていることについて認めることはできません。以上の点から、国保事業特別会計予算については反対をいたします。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第24号平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決いたしました。

日程第22 議案第25号

議長(池田稔臣)

日程第22、議案第25号平成20年度水巻町老人保健事業特別会計予算についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第25号平成20年度水巻町老人保健事業特別会計予算について、3月10日、19日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第25号平成20年度水巻町老人保健事業特別会計予算について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決いたしました。

日程第23 議案第26号

議長(池田稔臣)

日程第23、議案第26号平成20年度水巻町地域下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。本案は産業建設委員会に付託してましたので、産業建設委員長の審査報告を求めます。委員長。

産業建設委員長(入江 弘)

議案第26号平成20年度水巻町地域下水道事業特別会計予算について、3月7日、17日の産業建設委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告をいたします。

議長(池田稔臣)

産業建設委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第26号平成20年度水巻町地域下水道事業特別会計予算について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決しました。

日程第24 議案第27号

議長(池田稔臣)

日程第24、議案第27号平成20年度水巻町公共下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。本案は産業建設委員会に付託してましたので、産業建設委員長の審査報告を求めます。委員長。

産業建設委員長(入江 弘)

議案第27号平成20年度水巻町公共下水道事業特別会計予算について、3月7日、17日の産業建設委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告をいたします。

議長(池田稔臣)

産業建設委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第27号平成20年度水巻町公共下水道事業特別会計予算について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決いたしました。

日程第25 議案第28号

議長(池田稔臣)

日程第25、議案第28号平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託してましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第28号平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について、3月10日、19日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成多数で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。御意見はありませんか。岡田議員。

6番(岡田選子)

6番、岡田です。議案第28号平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について、日本共産党を代表いたしまして反対討論を行います。後期高齢者医療制度につきましては、これまでにも、縷々述べてきましたように、基本的にこういう制度そのものについて反対です。中止・撤回しかないと考えております。4月以降実施された後も引き続いて中止・撤回を求めてまいりますので、この会計予算には反対をいたします。以上です。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第28号平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決しました。

日程第26 議案第29号

議長(池田稔臣)

日程第26、議案第29号平成20年度水巻町水道事業会計予算についてを議題といたします。本案は総務財政委員会に付託していましたので、総務財政委員長の審査報告を求めます。委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

議案第29号平成20年度水巻町水道事業会計予算について、3月10日、19日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成全員で可決しましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

総務財政委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑ありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。野添議員。

16番(野添晴也)

16番、野添でございます。先ほどは失礼いたしました。先ほど、少し意見を申し上げましたが、水巻町のど真ん中を北九州の送水管が走って、都市計画が非常に難しい状況におかれて何十年となるわけであります。そうしたことは加味しないで、北九州市は芦屋町の水道を受け取りました。水巻町に水道の起債が大きいということを言っておりますが、私は現在走っている送水管のことを考えますと、北九州市はそういうことに重きをおいて、水巻町の水道事業に今一段の協力をしていただくということが当然じゃないかと思います。そういうことを申し上げまして、執行部の方では、ぜひ、北九州市にきつい注文をつけていただきたいとこういうふうに思うわけであります。よろしくお願いします。

議長(池田稔臣)

討論を終わります。ただいまから採決を行います。議案第29号平成20年度水巻町水道事業会計予算について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決いたしました。

日程第27 意見書第2号

議長(池田稔臣)

日程第27、意見書第2号介護労働者の待遇改善を求める意見書についてを議題といたします。川本議員に提案理由の説明を求めます。川本議員。

2番(川本茂子)

意見書第2号介護労働者の待遇改善を求める意見書について、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、厚生労働大臣に対し、別紙のとおり提出するものです。提出賛成者は、松岡議員、志岐議員であります。内容は、お手元に配付いたしておりますとおりでございますので、よろしく御審議の上、全員のご賛同をお願いします。

議長(池田稔臣)

川本議員の提案理由の説明が終わりました。ただいまから質疑を行います。質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。意見書第2号介護労働者の待遇改善を求める意見書について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成全員と認めます。よって、意見書第2号は原案のとおり可決いたしました。

日程第28 意見書第3号

議長(池田稔臣)

日程第28、意見書第3号米兵の女子中学生拉致暴行事件に関する意見書についてを議題といたします。井手議員に提案理由の説明を求めます。井手議員。

5番(井手幸子)

5番、井手幸子です。米兵の女子中学生拉致暴行事件に関する意見書について、提案説明をさせていただきます。賛成者は、岡田議員、小田議員、吉住議員です。この内容については、原案を読ませていただいて賛成の理由とさせていただきます。

去る2月10日、またもや、沖縄県において、在沖海兵隊員による女子中学生拉致暴行事件が発生しました。米兵は女子を車で連れ回した後、公園路上で暴行、翌11日に暴漢容疑で逮捕されました。今回の事件は、1995年の米兵による女子暴行事件や2002年の米海兵隊少佐による婦女暴行未遂事件を想起させ、この米兵による蛮行は、沖縄県民を初め、米軍基地を抱える国民に強い衝撃と不安を与えています。復帰後の在沖米軍軍人、軍属等による犯罪件数は平成18年度末時点で5,451件に至り、改まらぬ米軍および米兵の体質を示しています。度重なる事件、事故に米軍の再発防止策の弱さと日米地位協定の運用改善では対処できない厳しい現実を指摘し、抜本的改善策を求めるものであります。よって、本町議会は今回の女子中学生拉致暴行事件および米軍に起因する相次ぐ事件、事故に関し、米軍当局、並びに関係機関に対して抗議するとともに、事件、事故の再発防止に向けて、下記事項の徹底と実現を強く要請するものであります。1、事件の全容を解明するとともに、速やかに公表し、被害者と家族に対する謝罪および誠意を持った対応を行うこと。2、在沖米軍人・軍属等の一層の綱紀粛正を図り、事件・事故の再発防止に向けて、実行性ある施策を講じること。3、日米地位協定の抜本的な見直しを図ること。以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。

議長(池田稔臣)

井手議員の提案理由の説明が終わりました。ただいまから質疑を行います。質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。意見書第3号米兵の女子中学生拉致暴行事件に関する意見書について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、意見書第3号は原案のとおり可決しました。

日程第29 意見書第4号

議長(池田稔臣)

日程第29、意見書第4号原油高騰から暮らしと営業を守ることを求める意見書についてを議題といたします。小田議員に提案理由の説明を求めます。小田議員。

12番(小田和久)

意見書第4号原油高騰から暮らしと営業を守ることを求める意見書について、提案説明を行います。賛成者は、井手幸子、岡田選子、吉住善明議員です。地方自治法第99条の規定によって、内閣総理大臣、財務大臣、経済産業大臣、衆議院議長、参議院議長に対し意見書を提出するもので、内容についてはお手元に配付しているとおりです。慎重審議の上、全員のご賛同をよろしくお願いいたします。

議長(池田稔臣)

小田議員の提案理由の説明が終わりました。ただいまから質疑を行います。質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。意見書第4号原油高騰から暮らしと営業を守ることを求める意見書について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、意見書第4号は原案のとおり可決しました。

日程第30 意見書第5号

議長(池田稔臣)

日程第30、意見書第5号高齢者の医療負担増と後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書についてを議題といたします。吉住議員に提案理由の説明を求めます。吉住議員。

13番(吉住善明)

高齢者の医療負担増と後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書について、提案説明を行います。今回提案をいたしました意見書案は、表題も内容も昨年12月定例議会で提案したものと全く同一のものであります。まず、昨年否決された内容のものを、なぜ今回提案することになったかということについて説明をいたします。第1に昨年12月定例会当時から国会審議などを通じてこの意見書の内容が正確に実態をとらえていることが明らかになり、修正する理由がないことを確信するに至ったからであります。第2に4月1日から実施することで準備が全国的に進んでいますが、だからといって見過ごしてよいという内容のものではなく、仮に実施しても、国民の納得を得られるものではなく、人道的立場からも、人権を守る立場からも、制度の中止を求め続けなければならない性格のものだということが明確になってきたからであります。この医療制度の非人道的内容については、意見書案の中で言い尽くされておりますし、これまで繰り返し説明してきましたので、重ねて、その内容について説明することはいたしませんが、私の見解を述べさせていただいて、皆さんの御賛同を得たいと思っております。まず、75歳以上の人を一律に後期高齢者と決めつけて74歳以下の人たちと切り離し、全く独立した医療保険制度に押し込め、死ぬまで保険料負担を強いる制度は世界でも異常であります。国民皆保険制度の国で、こういう制度をとっている国はないということは、政府自身も認めております。舛添厚生労働大臣は75歳以上の高齢者の特性について、社会保険審議会の中の後期高齢者医療のあり方に関する特別部会で議論してもらってまとめたとして、3つの点を挙げております。その特性の第1に、治療の長期化、複数疾患への罹患、特に慢性疾患が見られること、第2に、多くの方に認知症が見られること、第3に後期高齢者はいずれ避けることのできない死を迎えること、などと国会答弁をしております。75歳になったら、途端にどんな健康な人でも、こういう特性を持つ者として、一般の保険制度から切り離され、後期高齢者医療制度に隔離され、医療内容を74歳以下の人たちと差別されることになります。しかも、診療報酬の中に後期高齢者終末期相談支援料というのが新設されております。健康診断は75歳を過ぎたら、法律上の実施義務はなくなります。その上、尊厳死の問題では、75歳以上だけに限って証文を書くことを支援するというわけであります。これは終末期には全力で治療しなくてよい、あまりお金をかけることはしないでくれと医者に進めていると言われても仕方がないのではないでしょうか。このことは、医療費の今後の削減額の見込みを見ても明らかであります。2015年には3兆円の医療費削減を予定していますが、そのうち2兆円は後期高齢者の分であります。2025年には8兆円削減額のうち5兆円が後期高齢者分であります。

このように実際に数字を見れば、まさに後期高齢者が医療費削減の対象であり、ねらい撃ちされているということが間違いがありません。厚生労働省の担当者が石川県での講演で「この制度は医療費が際限なく上がっていく痛みを後期高齢者が自ら自分の感覚で感じ取っていただくことにした」と言ったそうですが、まさに、長生きしたものに罰を加えるような話ではありませんか。1月17日づけ朝日新聞に75歳の男性の投書が載りました。「老いぼれはさっさとくたばれと言わんばかりだ。これが美しい国だ、徳育だとのたまう人たちのやることか、まさに人道に対する冒涜ではないか」と怒りをあらわにしています。全く私も同感であります。あまりにもひどいということで、既に中止・撤回を求める意見書を決議をした自治体議会は500団体を超え、岐阜県の大垣市では、自民党の市議会会派が中止・撤回を求める決議を提案し、この会派が配ったチラシには、後期高齢者医療制度に断固反対、国に対し、制度の廃止を強力に要望してまいりますと書いているとのことです。このことは、この保険制度の中身を知れば、自民党支持者も怒るということを証明しているのではないでしょうか。私は76歳ですから、この医療制度が実施されれば否応なしにこの医療制度に囲いこまれます。議員の皆さんの多くの方も近いうちに後期高齢者というレッテルを貼られる運命にあるのではないでしょうか。若い世代の人たちにとっても、日本の医療保険が生涯保険でなくなり、75歳で断ち切られて、差別的な医療制度に強制加入させられるという新たな将来不安となってくることも明らかであります。年寄りを大切にすることが美徳とされてきた日本社会が、今、政治の力で医療の分野から崩壊させられつつあると言えるのではないでしょうか。実施を直前にしておりますけれども、議会としての意思を明確にして、実施後も引き続き、中止・撤回に向けて大きな世論を起こしていくことが町民の期待にこたえる道だと考えまして、再度提案をさしていただいたものであります。皆さんのご賛同を心から期待をして、提案説明といたします。

議長(池田稔臣)

吉住議員の提案理由の説明が終わりました。ただいまから質疑を行います。質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。意見書第5号高齢者の医療負担増と後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成少数と認めます。よって、意見書第5号は否決いたしました。

日程第31 意見書第6号

議長(池田稔臣)

日程第31、意見書第6号海上自衛隊イージス艦衝突原因の徹底究明と再発防止策を求める意見書についてを議題といたします。岡田議員に提案理由の説明を求めます。岡田議員。

6番(岡田選子)

6番、岡田選子です。海上自衛隊イージス艦衝突原因の徹底究明と再発防止策を求める意見書について、提案説明をさせていただきます。短い文章ですので、読み上げさせていただきます。

2月19日未明、海上自衛隊のイージス艦あたごが、まぐろはえ縄漁船清徳丸に衝突し、沈没させた事故は、乗組員親子がいまだに発見されない状況であることが一層事故の悲惨さを増幅しているとともに、自衛隊の最新鋭艦がなぜ、民間の漁業者の船に衝突し、生命、財産を犠牲にしなければならなかったのかと憤りを隠すことができません。事故原因の徹底究明が求められていますが、一部報道で明らかになったイージス艦の衝突前の回避行動や衝突後の対応や石破茂防衛大臣らが海上保安庁に無断で航海長を聴取していた問題などは、意図的な隠ぺい、情報操作との疑義を持たざるを得ません。自衛隊の艦船が毎日の暮らしのために漁業の従事している民間の漁船に衝突し、尊い命を奪ったことは大問題であり、許されるものではありません。自衛隊、防衛省は事実を明らかにすべきです。よって本議会は、自衛隊、防衛省に対し、事実を隠さず、明かにするとともに、行方不明者の全力での捜査と、徹底した原因究明を行い、二度とこのような悲惨な事故を起こさないよう万全な再発防止を求めるものであります。以上、地方自治体第99条の規定に基づきまして、内閣総理大臣、国土交通大臣、防衛大臣に対して、意見書を提出するものです。賛同者は、井手幸子議員、小田和久議員、吉住善明議員です。皆さんのご賛同をどうぞよろしくお願いいたします。

議長(池田稔臣)

岡田議員の提案理由の説明が終わりました。ただいまから質疑を行います。質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。ただいまから討論を行います。ご意見はありませんか。

─ 意 見 な し ─

討論を終わります。ただいまから採決を行います。意見書第6号海上自衛隊イージス艦衝突原因の徹底究明と再発防止策を求める意見書について、原案に賛成の方は挙手を願います。

( 賛 成 者 挙 手 )

賛成多数と認めます。よって、意見書第6号は原案のとおり可決しました。

日程第32 委員会報告について

議長(池田稔臣)

日程第32、委員会報告について、去る12月定例会以降の各委員会において審査・調査研究された事項につき、各委員長より報告を求めます。総務財政委員長。

総務財政委員長(舩津 宰)

陳情第1号国民健康保険税値上げ案撤回の陳情書について、3月10日、総務財政委員会において慎重に審議しました結果、賛成少数で不採択となりましたことを御報告いたします。また、陳情第2号レセプトのオンライン請求義務化に関する陳情書について、3月19日の総務財政委員会において慎重に審議しました結果、継続審査となりましたのでご報告いたします。

議長(池田稔臣)

文教厚生委員長。

文教厚生委員長(吉住善明)

御報告いたします。昨年12月議会から継続審査になっておりました陳情第3号水巻町第2保育所の公設民営化計画に関する陳情書につきましては、3月13日の文教厚生委員会において慎重に審議しました結果、賛成少数で不採択となりましたことをご報告いたします。

議長(池田稔臣)

産業建設委員長。

産業建設委員長(入江 弘)

ご報告することはありません。

議長(池田稔臣)

議会運営委員長。

議会運営委員長(美浦喜明)

ご報告することはありません。

議長(池田稔臣)

各委員長の報告が終わりました。委員長報告について質疑はありませんか。

─ 質 疑 な し ─

質疑を終わります。

日程第33 議員の派遣について

議長(池田稔臣)

日程第33、議員の派遣についてを議題といたします。会議規則第119号の規定により、お手元に配付の資料のとおり議員を派遣しましたので報告いたします。

日程第34 閉会中の継続審査について

議長(池田稔臣)

日程第34、閉会中の継続審査についてを議題といたします。本案は各委員長から申し出のあった事項でありますので、原案のとおり可決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

─ 異 議 な し ─

異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることを決しました。

以上をもって、本日の日程は全部終了しました。

以上で今期定例会の日程が全部終わりましたので、平成20年第1回水巻町議会定例会を閉会いたします。

午前11時54分 閉会

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