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平成20年 第1回水巻町議会定例会 会議録

更新日:2021年2月11日

最終更新日:2018年9月30日

議事日程

日程第 1 会議録署名議員の指名について

日程第 2 会期について

日程第 3 同意第1号 水巻町固定資産評価審査委員会委員の選任について

日程第 4 報告第1号 吉田地内管渠築造(1工区)工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について

日程第 5 報告第2号 吉田第1汚水幹線管渠築造工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について

日程第 6 報告第3号 住宅使用料等滞納者に対する訴えの提起の専決処分の報告について

日程第 7 報告第4号 筑豊本線東水巻駅構内(13K487m)月夜こ線橋補修工事施行委託の実施協定の第1回変更協定に係る専決処分の報告について

日程第 8 議案第1号 水巻町一般職職員の給与に関する条例の一部改正について

日程第 9 議案第2号 単純な労務に雇用される職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正について

日程第 10 議案第3号 平成19年度水巻町一般会計補正予算(第3号)について

日程第 11 議案第4号 平成19年度水巻町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について

日程第 12 議案第5号 水巻町特別職職員等の給与の特例に関する条例の一部改正について

日程第 13 議案第6号 水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について

日程第 14議案第7号 水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について

日程第 15 議案第8号 水巻町消防団員の定員、任免、給与、分限および懲戒、服務等に関する条例の一部改正について

日程第 16 議案第9号 水巻町後期高齢者医療に関する条例の制定について

日程第 17 議案第10号 水巻町国民健康保険条例の一部改正について

日程第 18 議案第11号水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について

日程第 19 議案第12号 水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について

日程第 20 議案第13号 水巻町特別会計条例の一部改正について

日程第 21 議案第14号 水巻町税条例の一部改正について

日程第 22 議案第15号 水巻町適正就学指導委員会条例の一部改正について

日程第 23 議案第16号 水巻町総合学習副読本編纂委員会条例の制定について

日程第 24 議案第17号 水巻町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正について

日程第 25 議案第18号 水巻町地域下水道施設基金条例の一部改正について

日程第 26 議案第19号 水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部改正について

日程第 27 議案第20号 第4次水巻町総合計画基本構想について

日程第 28 議案第21号 えぶり小学校北・西校舎耐震補強および大規模改造工事の請負契約の締結について

日程第 29 議案第22号 猪熊小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について

日程第 30 議案第23号 平成20年度水巻町一般会計予算について

日程第 31 議案第24号 平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について

日程第 32 議案第25号 平成20年度水巻町老人保健事業特別会計予算について

日程第 33 議案第26号 平成20年度水巻町地域下水道事業特別会計予算について

日程第 34 議案第27号 平成20年度水巻町公共下水道事業特別会計予算について

日程第 35 議案第28号 平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について

日程第 36 議案第29号 平成20年度水巻町水道事業会計予算について

出席議員

1.出席議員

  • 1番:池田 稔臣
  • 2番:川本 茂子
  • 3番:松岡 章
  • 4番:志岐 義臣
  • 5番:井手 幸子
  • 6番:岡田 選子
  • 7番:吉武 文王
  • 8番:白石 雄二
  • 9番:吉岡 正
  • 10番:林 一広
  • 11番:近藤 進也
  • 12番:小田 和久
  • 13番:吉住 善明
  • 14番:入江 弘
  • 15番:美浦 喜明
  • 16番:野添 晴也
  • 17番:柴田 正詔
  • 18番:舩津 宰

2.欠席議員

なし

3.議場に出席した議会事務局の職員

  • 局長:山松 正美
  • 係長:手嶋 圭吾
  • 主任:安元 一喜

4.地方自治法第121条の規定により、議場に出席したもの

  • 町長:矢野 繁敏
  • 副町長:織田 隆徳
  • 教育長:為近 勝
  • 企画財政課長:野口 和夫
  • 管財課長:日熊 国幸
  • 産業建設課長:永沼 良
  • 水道課長:藤崎 清海
  • 下水道課長:前田 優二
  • 学校教育課長:小野 元
  • 生涯学習課長:小野 元次
  • 福祉課長:森下 正憲
  • 健康課長:野口 久美子
  • 住民課長:行実 利夫
  • 税務課長:内海 祥隆
  • 会計管理者:藤川 久雄
  • 図書館・歴史資料館館長:牟田 孝則

議事録

平成20年3月3日

午前10時32分 開会

議長(池田稔臣)

出席18人、定足数に達してますので、ただいまから平成20年第1回水巻町議会定例会を開会いたします。

日程第1 会議録署名議員の指名について

議長(池田稔臣)

日程第1、会議録署名議員の指名について。今期定例会の会議録署名議員に、12番、小田議員、13番、吉住議員を指名いたします。

日程第2 会期について

議長(池田稔臣)

日程第2、会期についてお諮りいたします。今期定例会の会期は、本日より3月25日まで23日間にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

─ 異 議 な し ─

御異議なしと認めます。よって、会期は3月25日、23日間と決しました。

日程第3 同意第1号

議長(池田稔臣)

日程第3、同意第1号水巻町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

同意第1号水巻町固定資産評価審査委員会委員の選任について。固定資産評価審査委員会委員の山口敞康氏任期が平成20年3月31日で満了となりますが、再度、山口敞康氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしくお願いいたします。

日程第4 報告第1号

議長(池田稔臣)

日程第4、報告第1号吉田地内管渠築造(1工区)工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

報告第1号吉田地内管渠築造(1工区)工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について。平成19年9月21日付け、議案第42号をもって議決された吉田地内管渠築造(1工区)工事の第1回変更請負契約について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。なお、請負金額は798万7,350円の増額で、変更後の請負金額は4,907万9,100円です。主な変更内容は、ナンバー5、ナンバー7、立て坑築造時に当初設計では粘性土であるべき箇所に岩盤が出現したため、再度ボーリングを行った結果、管路部分に岩盤があることが判明いたしましたので、岩盤掘削が可能な高耐荷力泥土圧工法に変更したものです。また、工法変更に伴い日進量が変更し、調査ボーリングおよび工法検討に期間を要したため、工期を平成20年3月31日まで変更したものです。

日程第5 報告第2号

議長(池田稔臣)

日程第5、報告第2号吉田第一汚水幹線管渠築造工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

報告第2号吉田第1汚水幹線管渠築造工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について。平成19年8月7日付け、議案第39号をもって議決された、吉田第1汚水幹線管渠築造工事に対する第1回変更請負契約の締結について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。なお、請負金額は469万7,700円の増額で、変更後の請負金額は7,750万9,950円です。主な変更内容については、ナンバー2からナンバー6区間の立て坑掘削時に巨礫が出土したため、チェックボーリングを追加し、調査を行った結果、管の計画高付近に巨礫が点在していたため、低耐荷力泥土圧工法を高耐荷力泥土圧工法に変更したものです。また、ナンバー10立て坑においては、消火栓とボックスカルバートが接近しており、当初のケーシングでは余裕幅がほとんど取れないことから、ライナープレートに変更したものです。

日程第6 報告第3号

議長(池田稔臣)

日程第6、報告第3号住宅使用料等滞納者に対する訴えの提起の専決処分の報告についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

報告第3号住宅使用料等滞納者に対する訴えの提起の専決処分の報告について。地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項につきまして、住宅使用料等滞納者に対する訴えの提起の専決処分をしましたので、同条第2項の規定より報告するものです。内容としましては、申し立ての相手方は4件で、1件目は平成17年11月から、2件目は平成18年9月から、3件目は平成18年8月から、4件目は平成19年5月からそれぞれ住宅使用料を滞納し、再三の催告にもかかわらず支払わないため、家屋の明け渡しを求めて、訴えを起こしたものです。

日程第7 報告第4号

議長(池田稔臣)

日程第7、報告第4号筑豊本線東水巻駅構内(13キロ487メートル)月夜こ線橋補修工事の施行委託の実施協定の第1回変更協定に係る専決処分の報告についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

報告第4号筑豊本線東水巻駅構内(13キロ487メーター)月夜こ線橋補修工事施行委託の実施協定の第1回変更協定に係る専決処分の報告について。平成19年3月23日付け、議案第25号をもって議会の議決を得ました筑豊本線東水巻駅構内(13キロ487メーター)月夜こ線橋補修工事施行委託の実施協定に対する第1回変更協定の締結について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものです。なお、協定金額は1,407万2,000円の増額で、変更後の協定金額は8,453万6,000円です。

主な変更内容につきましては、橋面上部工については、舗装面下のコンクリート状況の劣化が激しく、大型切削機での切削が難しくなり、小型切削機による人力施工に切りかえるものです。また、落下防止柵の基礎部も損傷が激しく、補強箇所が、当初設計の14カ所だけではなく28カ所すべてに必要となったこと、さらに、橋面下部坑については、T型の表面を切削して行く中で損傷の度合いが激しく、大幅に炭素繊維シート防護等の補強が必要となったことなどであります。

日程第8 議案第1号・日程第9 議案第2号

議長(池田稔臣)

日程第8、議案第1号水巻町一般職職員の給与に関する条例の一部改正についておよび日程第9、議案第2号単純な労務に雇用される職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正についての2案件を一括議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第1号水巻町一般職職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第2号単純な労務に雇用される職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正について、以上、2議案については関連がありますので、一括して提案させていただきます。本年度の人事院勧告が平成19年8月8日に出され、平成19年11月30日に一般職の職員の給与に関する法律が公布されたことに伴い、水巻町一般職職員の給与に関する条例および単純な労務に雇用される職員の給与の書類および基準に関する条例について、国家公務員に準じて改正を行うものであります。内容といたしましては、民間給与と格差を埋めるため、初任給を中心に若年層に限定した給料月額の引き上げを行うこと、子等に係る扶養手当の額を500円引き上げること、勤勉手当の支給率を0.05カ月分引き上げることであります。また、管理職手当および管理職特別勤務手当の条項に今年度から新たに設置されました会計管理者を加え、支給根拠を明確にするものであります。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第10 議案第3号

議長(池田稔臣)

日程第10、議案第3号平成19年度水巻町一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第3号平成19年度水巻町一般会計補正予算(第3号)について。今回の補正予算は、平成18年度からの繰越事業であります月夜こ線橋補修工事の委託費、芦屋・水巻・中間線街路事業負担金、職員の人事院勧告に伴う給与改定や早期退職希望職員3人分の退職金などにつきまして、予算の増額をお願いするとともに、年度末の収支見込みに伴う一般行政経費や投資的経費の不用額の減額などにつきまして所要の補正を行うものであります。予算の総額は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ8,299万円を減額いたしまして、78億4,741万5,000円といたしております。

増額予算の主なものにつきましては、職員退職手当7,518万4,000円、月夜こ線橋補修工事委託費1,407万2,000円、県街路事業負担金366万6,000円、公共下水道事業特別会計繰出金2,000万円、公立第2保育所臨時職員賃金245万円などであります。また、減額予算としましては、遠賀・中間地域広域行政事務組合負担金5,494万3,000円、福岡県介護保険広域連合負担金3,300万円、道路改良工事、義務教育施設耐震設計委託料などの投資的事業費5,149万円、身体障害者等施設入所支援費1,000万円、職員の給料、手当等1,989万8,000円などであります。歳入につきましては、町税3,800万円増額し、国、県支出金688万8,000円、地方債2,148万8,000円、財政調整基金からの繰入金を1億円減額するなどして調整をいたしております。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第11 議案第4号

議長(池田稔臣)

日程第11、議案第4号平成19年度水巻町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第4号平成19年度水巻町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について。今回の補正予算は、今年度の公共下水道事業建設費の歳出予算におきまして、入札による不用額が大幅に生じたこと、一方、歳入の国庫補助金が既決予算内の事業費で5,000万円ほど増額されることになりましたので、町債の減額を含めて、財源の調整を行うものであります。予算の総額は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ1億円を減額いたしまして、13億2,350万円といたしております。また、現在公共下水道事業基金の残額が1億5,000万円程度と非常に少なくなっておりますので、平成19年度の基金からの繰入金を3,000万円ほど圧縮し、一般会計繰入金を増額する補正をあわせて行っております。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第12 議案第5号

議長(池田稔臣)

日程第12、議案第5号水巻町特別職職員等の給与の特例に関する条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第5号水巻町特別職職員等の給与の特例に関する条例の一部改正について。水巻町特別職職員等の給与について、平成19年4月1日から平成20年3月31日までの特例期間において、町長が5%、副町長が3%、教育長が2%の削減を実施しておりますが、今回、その期間を平成21年3月31日まで1年間延長するものであります。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第13 議案第6号

議長(池田稔臣)

日程第13、議案第6号水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第6号水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について。地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律が平成19年5月16日に公布、同年8月1日に施行されたことに伴い、同法が条例に委任している事項につき、水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものです。今回の主な改正点は、育児を行う職員の職業生活と家庭生活の両立を一層容易にするための環境整備として、職員が職務を完全に離れることなく、長期にわたり仕事と育児の両立が可能となるよう、小学校就学の始期に達するまでの期間、育児のための短時間勤務を取得できる制度を導入するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第14 議案第7号

議長(池田稔臣)

日程第14、議案第7号水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第7号水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について。水巻町職員の育児休業等に関する条例の一部改正に伴い、同条例と関連する条項について、水巻町一般職職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部を改正するものです。また、あわせて、職員の特別休暇のうち夏季休暇の取得可能期間の拡大について、改正するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第15 議案第8号

議長(池田稔臣)

日程第15、議案第8号水巻町消防団員の定員、任免、給与、分限および懲戒、服務等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第8号水巻町消防団員の定員、任免、給与、分限および懲戒、服務等に関する条例の一部改正について。水巻町消防団への入団につきましては、原則、水巻町内に居住する者に限っておりましたが、昼間の火災への出動団員の確保を行うため、町内に勤務する者についても入団が可能となるよう条例の一部を改正するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第16 議案第9号

議長(池田稔臣)

日程第16、議案第9号水巻町後期高齢者医療に関する条例の制定についてを議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第9号水巻町後期高齢者医療に関する条例の制定について。健康保健法等の医療制度改革関連法の施行に伴い、平成20年4月1日から75歳以上の高齢者を対象とする後期高齢者医療制度が創設されます。そのため、高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)その他の法令および福岡県後期高齢者医療広域連合条例第26号に基づき、必要な事項を定めるため、条例を制定するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第17 議案第10号

議長(池田稔臣)

日程第17、議案第10号水巻町国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第10号水巻町国民健康保険条例の一部改正について。健康保健法等の医療制度改革関連法の施行により、関連する水巻町国民健康保険条例の一部を改正するものです。主な改正点につきましては、退職被保険者等の制度が廃止されたことに伴い、国民健康保険運営協議会の委員の定数から被用者保険等保険者を代表とする委員の項目を削除すること、また、医療機関における窓口での一部負担金の割合を、小学校就学前の者については3割から2割に引き下げ、70歳以上の前期高齢者のうち、現役並み所得を有する者およびその家族以外の者は1割から2割に引き上げるものです。また、平成20年度より保険者に義務化されている特定健診・保健指導の実施について定めるものです。

日程第18 議案第11号

議長(池田稔臣)

日程第18、議案第11号水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第11号水巻町母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について。後期高齢者医療制度の創設に伴い、「老人保健法」が「高齢者の医療の確保に関する法律」に改められましたので、条例の一部を改正するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第19 議案第12号

議長(池田稔臣)

日程第19、議案第12号水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第12号水巻町重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について。後期高齢者医療制度の創設に伴い、老人保健法が高齢者の医療の確保に関する法律に改められましたので、関係する条例の一部を改正することおよび平成18年4月1日の自立支援法の施行により、住所地特例の対象施設が拡大されたことに伴い、条例の一部を改正するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第20 議案第13号

議長(池田稔臣)

日程第20、議案第13号水巻町特別会計条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第13号水巻町特別会計条例の一部改正について。後期高齢者医療制度の運営は、県下の全市町村が加入する福岡県後期高齢者医療広域連合が行いますが、市町村では保険料の徴収や広域連合納付金の支払いなどを行うことになっております。今回の改正は、高齢者の医療の確保に関する法律第49条の規定に基づき、後期高齢者医療に関する収入および支出について経理を明確にするため、本町の特別会計に後期高齢者医療特別会計を新たに追加するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第21 議案第14号

議長(池田稔臣)

日程第21、議案第14号水巻町税条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第14号水巻町税条例の一部改正について。当町においては、国民健康保険税は、昭和63年以降、税率の改正がなされておらず、近年では、国民健康保険事業の運営のための一般会計からの繰り入れが年々増加している状況であることから、国民健康保険税の算定方法および税率の見直しを行うものです。また、平成20年10月から実施される65歳以上の年金受給者からの国民健康保険税の徴収方法の変更および平成20年度からの後期高齢者医療制度の創設に伴う保険税負担の激変緩和措置を設けるために条例の改正を行うものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第22 議案第15号

議長(池田稔臣)

日程第22、議案第15号水巻町適正就学指導委員会条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第15号水巻町適正就学指導委員会条例の一部改正について。平成19年4月1日施行の学校教育法等の改正に伴い、「特別支援教育」が同法に位置づけられ、すべての学校において、障害のある児童生徒の支援をさらに充実していくことになったことにより、専門部会等の充実の必要性があるため、条例の一部を改正するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第23 議案第16号

議長(池田稔臣)

日程第23、議案第16号水巻町総合学習副読本編纂委員会条例の制定についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第16号水巻町総合学習副読本編纂委員会条例の制定について。総合学習副読本「わたしたちのまち水巻」は平成14年に刊行され、小学校の児童が郷土を知り、郷土を大切にする心をはぐくむため、学校を中心に活用されております。平成20年度に、この副読本を改正することとしており、その編纂を円滑かつ効率的に行うため、教育委員会の附属機関として、水巻町総合学習副読本編纂委員会を設置するものであります。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第24 議案第17号

議長(池田稔臣)

日程第24、議案第17号水巻町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第17号水巻町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部改正について。宅地転用による農地の減少および高齢化による農業従事者の減少により、農業委員会の委員の定数の見直しの必要が生じたため、農業委員会の選挙による委員の定数を改正するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第25 議案第18号・日程第26 議案第19号

議長(池田稔臣)

日程第25、議案第18号水巻町地域下水道施設基金条例の一部改正についておよび日程第26、議案第19号水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部改正についての2案件を一括議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第18号水巻町地域下水道施設基金条例の一部改正について、議案第19号水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部改正について、以上2議案につきましては関連がありますので、一括して提案させていただきます。

公共下水道の整備に伴い、現在、町が維持管理を行っている団地浄化槽については、順次公共下水道へとつなぎかえております。当初、町が維持管理を行っている団地浄化槽は6団地ありましたが、そのうち、平成19年3月にのぞみ野平成19年11月末に中央区のつなぎかえが完了し、さらに、平成20年の3月末には、高尾団地のつなぎかえが完了する予定であり、残りは、緑ケ丘、宮尾台、サニーニュータウンの3団地となります。地域下水道会計は、主に使用料で維持管理から修繕等の工事すべてを賄うものですが、構成する団体の減少に伴う使用料収入の減額により、今後すべての工事費等の捻出が困難になることが考えられます。しかし、この不足部分を一般会計からの繰入金で賄うことは、団地浄化槽の恩恵を受けていない住民にも負担を強いることになり、公平性から考えると最善ではありません。そのため、地域下水道会計を健全に運営していくため、維持管理等についても使用できるよう、水巻町地域下水道施設基金条例および水巻町地域下水道施設基金の負担金に関する条例の一部を改正するものです。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第27 議案第20号

議長(池田稔臣)

日程第27、議案第20号第4次水巻町総合計画基本構想についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第20号第4次水巻町総合計画基本構想について。今回提案いたします第4次総合計画の基本構想は、第3次総合計画の実績と課題を踏まえて、平成20年度から始まる新しい本町の町づくりの将来像を示すものであり、目標年次を10年後の平成29年度と定め、今後の行政運営の指針となる最上位計画であります。本町におきましては、これまで、昭和47年に策定した「水巻町総合開発計画」で住宅整備を中心とした都市基盤の整備を行い、その後、第2次、第3次総合計画では、町民の生活様式や価値観の多様化を背景に保健福祉や教育文化などソフト事業を中心とした「まちづくり」を行ってまいりました。

一方、21世紀に入り、本町を取り巻く状況は、少子・高齢化の進行、地方における景気回復のおくれ、高度情報技術の進展といった社会経済構造の変化のほか、人口減少時代の到来、防災や環境問題への関心の高まりなど解決すべき課題や町民のニーズは多種多様化してきています。このため、今後10年間の新しい町づくり、人づくりを進めるための指針となる第4次総合計画を策定するにあたり、平成19年3月に町民アンケート調査を実施するとともに、平成19年9月に、町民および議会代表、各種団体代表、学識経験者からなる「総合計画審議会」を設置いたしました。審議会では、多角的な視点から御審議をいただき、本年2月に答申がなされましたので、地方自治法第2条第4項の規定により、議会の議決を求めるものであります。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第28 議案第21号

議長(池田稔臣)

日程第28、議案第21号えぶり小学校北・西公舎耐震補強および大規模改造工事の請負契約の締結についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第21号えぶり小学校北・西公舎耐震補強および大規模改造工事の請負契約の締結について。平成20年2月7日、指名競争入札に付した結果、落札者と請負契約を締結したいので、議会の議決を求めるものです。なお、契約の相手方は、北九州市八幡西区陣原5丁目2番11号、株式会社大盛組代表取締役高辻壽春氏で、契約の金額は4,881万4,500円です。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第29 議案第22号

議長(池田稔臣)

日程第29、議案第22号猪熊小学校南公舎耐震補強工事の請負契約の締結についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第22号猪熊小学校南公舎耐震補強工事の請負契約の締結について。平成20年2月7日指名競争入札に付した結果、落札者と請負契約を締結したいので、議会の議決を求めるものです。なお、契約の相手方は、福岡県遠賀郡水巻町二西2丁目6番6号、増田建設株式会社遠賀支店支店長増田智子氏で、契約の金額は7,095万9,000円です。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第30 議案第23号

議長(池田稔臣)

日程第30、議案第23号平成20年度水巻町一般会計予算についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第23号平成20年度水巻町一般会計予算について。平成20年度の水巻町一般会計当初予算の提案にあたり、町政に関する所信の一端と施策の概要を御説明申し上げます。

ここ数年、よく使用される言葉に「改革」という言葉があります。「聖域なき構造改革」、「三位一体改革」、「行財政改革」を初め「年金」、「医療制度」、「公務員制度」、「税制」、「教育改革」など新聞紙上やニュースでは毎日のように報道されています。なぜ、このように各方面において改革という言葉が叫ばれるのでしょうか。戦後、我が国は極めて早いスピードで経済成長を遂げ、国民の生活水準も世界トップレベルにまで上昇し、経済社会のシステムも一貫して「右肩上がり」の発展をしてまいりました。しかしながら、時代は20世紀から21世紀に変わり、少子・高齢化社会あるいは人口減少社会の到来、経済のグローバル化などによりまして、経済社会、行政のあらゆる分野で従来型のシステムでは対応できなくなっている現状が、顕著になっているのではないでしょうか。とりわけ、国民または住民と、国や地方団体などの行政との関係では、いわゆる「負担と給付」のバランスが崩れつつあり、我が国が従来から歩んできた「中福祉・中負担」というスタンスに限界を生じており、そのことが、国も地方も「行政改革」を初め、各種の制度改革が叫ばれる大きな理由の一つであると考えております。

水巻町におきましても、平成18年度から3カ年の行財政改革緊急行動計画を策定し、総人件費の削減、各種の事務事業の見直し、民間委託の推進、歳入の確保などの視点から、自立可能な財政運営を目指し、現在着実に執行しているところでございます。取り組みの成果は、昨年8月10日号の広報紙に掲載しておりますが、初年度の平成18年度決算では4億円を越える効果額が出ており、財政の硬直化を示す経常収支比率は、水巻町で一番悪化した平成16年度決算の93.9%から平成18年度は91.4%に減少し、財政健全化の方向に向かっているところでございます。

また、今後の当面の財政見通しにつきましては、職員の大量退職や各種扶助費の増加、国民健康保険などの医療会計や公共下水道事業特別会計への繰出金の増加が見込まれ、予断を許さない状況でございます。今後とも、一層の行財政改革に努めた町政運営を行ってまいります。平成20年度は、水巻町におきましては、第4次総合計画に沿い、新たな町政運営を行うスタートの年であります。住民アンケートの中で、「満足度が低く・重要性が高い施策」に下水道の整備、交通安全、防犯対策、役場の効率化、健康保険・介護保険、高齢者・障害者福祉の拡充などが上位にあげられています。

私は、町民の皆さんが第4次総合計画の将来像であります「人が輝き、安心して暮らせる町 みずまき」と評価していただけるように全力を傾ける所存でございます。さて、平成20年度の水巻町一般会計当初予算でありますが、予算の総額は82億5,000万円とし、前年度に比べ5億円、6.5%の増加といたしております。予算の特徴点でございますが、まず、歳出予算におきましては、いわゆる団塊世代の職員退職者の増加に伴う退職金が2億6,800万円と、非常に多額の予算が必要になる点でございます。また、障害者自立支援法に基づく生活介護事業、公費医療費や児童手当などの扶助費関連経費が前年度に比べ、合わせて9,200万円ほど増加いたしております。投資的事業でありますが、ここ数年間の地方交付税削減などによる財源不足のため、一般会計の投資事業費は圧縮をしてまいりましたが、平成20年度は普通建設事業費を全体で6億8,500万円とし、前年度に比べ2億7,000万円ほど増額をしております。また、20年度から医療制度改革に伴う後期高齢者医療制度が新たに発足いたしますが、この特別会計の繰出金が3億1,777万円となっております。一方、歳入予算でございますが、いわゆる一般財源は全体で3,000万円ほど増加しております。これは、町税収入を最大限に見積もったことと、地方交付税におきましては、地域再生対策分が新たに措置される予定であることなどからでございます。

個別の予算概要につきまして、御説明を申し上げます。まず、福祉関連予算ですが、高齢者や障害者の各種事業費につきましては、前年度実績を十分に踏まえた予算の確保をいたしております。また、障害者福祉費につきましては、施設入所者の生活介護事業や就労支援事業など自立支援に向けた予算の重点配分をいたしております。児童福祉費では、私立・公立保育所を通じた各種の保育事業の実施、ファミリーサポートセンターや4月から新たに病時病後時の保育事業を実施し、子育て不安の解消などに努めてまいります。次に、健康対策に関する予算でありますが、従来の健康診断や健康教室を初め、新たに特定健診・特定保健指導を行ってまいります。また、介護予防事業の充実を図るため、地域指導者の育成や地区公民館を主体とした事業の拡大などを計画しております。また、妊婦の健康診査につきましては、公費負担を現在の2回から平成20年度は3回にふやすことにしております。農業・商工予算につきましても、おおむね前年度並みの予算配分をしておりますが、特に、「水巻の特産品づくり」や「特産物のみずまきブランド化」に向けた生産から製造・流通過程に至るまでの支援が行われるよう、予算の重点配分をいたしております。土木関係関連予算ですが、さきにも述べましたが、ここ数年間は一般財源の減少によりまして、道路や公園整備など土木予算は削減してまいりました。新年度におきましても、国庫補助金の「まちづくり交付金」を利用した町南部地域の通学路の整備、より日常生活に密着した生活道路や側溝の改修を中心に可能な限りの予算配分をいたしております。なお、現在、道路特定財源の問題が激しく議論されております。水巻町としましても、暫定税率が廃止された場合は相当程度の減収が見込まれますが、当初予算につきましては、この暫定税率が継続されることを前提にした予算編成をいたしております。教育予算といたしましては、猪熊小学校の空調機器設置第1期工事や小・中学校体育館の耐震診断・大規模改造事業に着手するほか、学校現場からの要望のある施設改修などにも優先的に予算の措置を行っております。また、えぶり小学校と頃末小学校の低学年学級に、新たに少人数学級を設置するための経費、小学校の給食環境改善のためPEN型食器に切りかえるための経費、中学校の情報化教育向上のため、パソコン教室の機器を全面更新することなどに予算の重点化をいたしております。災害関連予算でございますが、私の公約であります「安心・安全なまちづくり」対策につきましては、非常・災害時の緊急通報体制を確立するために、町内全域をカバーする「みずまきコミュニティ無線整備事業」や水巻町耐震改修促進計画に基づく公共施設の計画的な耐震化事業の実施、町内各所の避難所表示板の整備、災害時の食糧備蓄事業などを計画いたしております。総務費関連予算では、町制70周年に向けた町勢要覧の作成費、男女共同参画プランの策定、公共施設予約システムの更新などを計画いたしております。

歳入予算でありますが、町税は前年度の当初予算より6,251万円増額し、総額26億5,921万円を見込んでおります。地方譲与税は9,700万円を見積もっております。地方交付税につきましては、平成19年度の交付見込み額を基本に、新たに措置されます地域再生対策分の増額と一定の留保財源を確保しながら、前年度額より1,500万円増額した21億1,000万円を計上しております。国庫支出金では、身体障害者に対する扶助費や児童手当、猪熊小学校空調機器設置に対する補助金などが増加いたしますので、全体で、前年度より7,800万円ほど多い5億6,865万円を見込んでおります。県支出金については、乳幼児医療費などの公費医療費補助金や県民税徴収事務に係る委託金が増加する予定となっております。繰入金は、職員退職手当準備基金を1億3,000万円、財政調整基金を4億1,000万円、取り崩す予定としております。地方債は、臨時財政対策債が2億7,200万円で、建設事業充当の地方債を加えまして、5億1,360万円の新規借入計画といたしております。なお、一般会計における地方債の残額は、平成20年度末には、71億6,000万円程度と想定しており、ピーク時の平成15年度末の82億に比べて、10億円ほど減少する見込みとなっております。

最後に、歳出予算の主なものを申し上げますと、水巻町町勢要覧策定費200万円、男女共同参画プラン策定費360万円、地域安全パトロール隊を含む防犯事業費890万円、福祉バス運営費1,752万円、介護予防事業費3,630万円、介護保険広域連合負担金3億4,141万円、障害者福祉事業費4億1,800万円、高齢者福祉事業費1億2,584万円、高齢者福祉センター運営費855万円、後期高齢者医療特別会計繰出金3億1,777万円、私立・公立保育所費4億4,953万円、児童手当費2億3,018万円、乳幼児医療ほか公費医療費2億835万円、放課後児童対策費3,546万円、子育て支援センター費1,194万円、各種健診等健康対策事業費1億7,287万円、特産品づくり・ブランド化支援事業費95万円、コスモス祭費1,175万円、道路維持改良事業費2億3,957万円、公営・改良住宅管理、改修費1億7,247万円、みずまきコミュニティ無線整備費1億1,000万円、小学校管理費・施設改修費2億9,429万円、中学校管理費・施設改修費8,100万円、中央公民館・南部公民館運営費8,405万円、図書館・歴史資料館運営費1億708万円、国際交流事業費799万円、児童少年相談センター費790万円、体育施設・運動公園管理費1億237万円、長期債等の元利償還金9億2,082万円、遠賀・中間地域広域行政事務組合負担金9,222万円。以上でございます。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第31 議案第24号

議長(池田稔臣)

日程第31、議案第24号平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第24号平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について。国民健康保険事業は、地域住民の医療の確保と健康の保持、増進に大きく貢献しているところであります。しかし、少子・高齢化社会が急速に進展する中で、高齢者を中心として医療費は年々増大し、財政運営は極めて厳しい状況が続いております。こうした中、国民皆保険制度を維持し、将来にわたり持続可能なものとするため、医療保険制度の抜本的な改革が行われ、現在、段階的に施行されているところでありますが、本年4月には、この改革の柱である特定健診・特定保健指導や75歳以上の方々を対象とした後期高齢者医療制度などがスタートし、本格的な施行を迎えることになります。

また、水巻町の国民健康保険税は、昭和63年以降、税率の改定をしておらず、国保運営のために一般会計から繰り入れが年々増加しております。したがって、今回、後期高齢者医療制度の創設に伴い、保険税の算定方法を見直す必要があり、この見直しにあわせて、20年ぶりに税率を改正させていただきたいと考えております。

さて、平成20年度水巻町国民健康保険事業特別会計の当初予算規模は、前年度の当初予算に比べまして約0.1%減少した、35億4,853万8,000円といたしております。歳入予算の主なものは、国民健康保険税6億8,249万3,000円、国庫支出金10億3,047万8,000円、療養給付費交付金2億1,586万5,000円、前期高齢者交付金6億7,452万9,000円、県支出金1億5,342万4,000円、共同事業交付金4億2,372万6,000円、一般会計繰入金3億6,250万8,000円などであります。次に、歳出予算の主なものは、保険給付費24億557万4,000円、後期高齢者支援金3億5,300万1,000円、老人保健拠出金1億1,171万5,000円、介護納付金1億4,773万9,000円、共同事業拠出金4億2,355万7,000円といたしております。これからも、国民健康保険の保険者としての経営責任を自覚し、医療制度改革の対応と国保財政の安定化のため、より一層努力してまいりたいと考えております。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第32 議案第25号

議長(池田稔臣)

日程第32、議案第25号平成20年度水巻町老人保健事業特別会計予算についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第25号平成20年度水巻町老人保健事業特別会計予算について。老人保健制度は、昭和58年2月の制度創設以来、地域住民の老後の健康保持、増進および地域医療の確保に大きく貢献しているところであります。しかし、少子・高齢化社会が急速に進行する中で、高齢者を中心とした医療費の増大が続いております。こうした中、医療制度の抜本的な改革が行われ、現在、段階的に施行されているところでありますが、本年4月から後期高齢者医療制度が創設され、老人保健制度は後期高齢者医療制度へ移行します。これにより、平成20年度水巻町老人保健事業特別会計の当初予算規模は、前年度に比べまして、大幅に減少した3億647万7,000円といたしております。

歳入予算の主なものは、支払い基金交付金1億5,736万7,000円、国庫支出金9,820万1,000円、県支出金2,455万円、一般会計繰入金2,635万2,000円であります。次に、歳出予算につきましては、医療費が予算全体の99.4%を占めており、3億467万8,000円といたしております。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第33 議案第26号

議長(池田稔臣)

日程第33、議案第26号平成20年度水巻町地域下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第26号平成20年度水巻町地域下水道事業特別会計予算について。本特別会計予算は、サニーニュータウン、宮尾台、緑ケ丘団地の各浄化槽の維持管理に必要な経費を計上いたしております。平成20年度におきましては、前年度に比べまして1,560万円の減額となっており、予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,700万円といたしております。歳入は、使用料収入が2,594万6,000円と歳入全体の96.1%を占めております。歳出は、団地浄化槽維持管理委託費1,556万7,000円、光熱水費、修繕料670万1,000円などを計上いたしております。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第34 議案第27号

議長(池田稔臣)

日程第34、議案第27号平成20年度水巻町公共下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第27号平成20年度水巻町公共下水道事業特別会計予算について。本特別会計予算は、下水道の整備促進を図るため必要な経費を計上いたしております。本年度の下水道事業は、主に吉田、頃末、鯉口、下二地区の面整備を行う予定といたしており、予算の総額は歳入歳出それぞれ11億6,000万円といたしております。歳入の主なものは、使用料収入1億9,220万1,000円、受益者負担金5,488万4,000円、国庫補助金2億2,250万円、一般会計および基金からの繰入金3億5,000万円、町債3億1,550万円といたしております。次に、歳出予算でありますが、人件費等の一般管理費2億3,469万円、公共下水道建設費5億8,199万2,000円、流域下水道建設費2億969万9,000円、公債費2億7,299万円などであります。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第35 議案第28号

議長(池田稔臣)

日程第35、議案第28号平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第28号平成20年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について。健康保険法等の医療制度改革関連法の施行に伴い、平成20年4月1日から、75歳以上の方々を対象とする後期高齢者医療制度が創設されます。「高齢者の医療の確保に関する法律」の規定に基づき、後期高齢者医療制度の運営は、県下の全市町村が加入する福岡県後期高齢者医療広域連合が行いますが、市町村は保険料の徴収や広域連合納付金の支払いなどを行うことになっています。本特別会計予算は、町が行う業務に必要な経費を計上いたしております。

歳入予算の主なものは、後期高齢者医療保険料2億5,555万2,000円、一般会計繰入金3億1,777万4,000円であります。次に、歳出予算の主なものは、人件費や事務費などの総務費1,026万3,000円、後期高齢者医療広域連合納付金5億6,186万8,000円といたしております。よろしく御審議をお願いいたします。

日程第36 議案第29号

議長(池田稔臣)

日程第36、議案第29号平成20年度水巻町水道事業会計予算についてを議題といたします。町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(矢野繁敏)

議案第29号平成20年度水巻町水道事業会計予算について。平成20年度水巻町水道事業会計は、給水件数を1万2,700戸とし、総配水量は290万立方メートルを見込んでおります。また、年間総有収率を96%に設定し、有収水量は278万立方メートルにしております。なお、本年度も引き続き漏水調査を実施して、有収率の向上を図る所存であります。建設改良工事につきましては、7路線、総延長1,975メートルを施工し、安定した給水事業に努めてまいります。

収益的収支につきましては、収入総額6億9,381万7,000円、支出総額6億7,069万9,000円で、2,311万8,000円の黒字予算となっております。収益的収入予算の営業収益の主なものは、給水使用料6億5,768万円、口径別納付金1,890万円、営業外収益としては1,538万2,000円といたしております。収益的支出予算の営業費用の主なものは、原水購入費3億8,734万6,000円、給水管理費9,344万7,000円、総経費6,844万3,000円、減価償却費6,591万6,000円で営業外費用としては4,973万2,000円としております。

次に、資本的収支につきましては、収入が負担金150万円で、収入総額は150万4,000円といたしております。支出は、建設改良費7,538万9,000円、財産購入費991万5,000円、企業債償還金1億5,366万2,000円で、支出総額は2億3,896万7,000円となり、2億3,746万3,000円の不足額となります。不足額につきましては、内部留保資金で補てんいたします。よろしく御審議をお願いいたします。

議長(池田稔臣)

以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。

午前11時36分 散会

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