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中学校教科用図書

更新日:2021年1月14日

中学校教科用図書選定結果 (令和3年度使用)

遠賀郡4町・中間市の中学校で、令和3年度に使用する教科書です。

教科書の種目 発行者名
(略称)
教科書名
国語 光村 国語
書写 光村 中学書写
社会(地理) 帝国 社会科 中学生の地理 世界の姿と日本の国土
社会(歴史) 東書 新しい社会 歴史
社会(公民) 教出 中学社会 公民 ともに生きる
地図 帝国 中学校社会科地図
数学 啓林館 未来へひろがる数学
理科 大日本 理科の世界
音楽(一般) 教出 中学音楽 音楽のおくりもの
音楽(器楽) 教出 中学器楽 音楽のおくりもの
美術 光村 美術
保健体育 学研 中学保健体育
技術・家庭(技術) 開隆堂 技術・家庭 技術分野 テクノロジーに希望をのせて
技術・家庭(家庭) 開隆堂 技術・家庭 家庭分野 生活の土台 自立と共生
英語 開隆堂 SUNSHINE ENGLISH COURSE
道徳 日文 中学道徳 あすを生きる 道徳ノート

発行者一覧

略称 発行者名
光村 光村図書出版株式会社
帝国 株式会社帝国書院
東書 東京書籍株式会社
教出 教育出版株式会社
啓林館 株式会社新興出版社啓林館
大日本 大日本図書株式会社
教芸 株式会社教育芸術社
学研 株式会社学研教育みらい
開隆堂 開隆堂出版株式会社
日文 日本文教出版株式会社

中学校教科用図書選定理由(令和2年度)

教科書の種目 選定理由
国語
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえて適切に編集されており、生徒の発達段階に適応している。
  • 各学年とも、目標達成に結びつく内容になっている。
  • 生徒が学ぶ必然性を感じながら学習の見通しを立てることができるように、日常生活などの実際の場面を使って教材が編集されている。
  • 「情報整理のレッスン」「思考のレッスン」など情報の扱い方を系統的に学ぶ教材を配置し、実践的に知識・技能の定着を図ることができる。
  • 語彙力の向上を図る教材、資料が充実している。
  • 学習の基盤となる言語能力や情報活用能力、課題発見能力を育み、教科横断的に学力を伸ばすことができるように配慮されている。
  • 3年間を通して、「主体的に聞く力」を育み、「対話的な学び」の基礎を築けるように配慮されている。
  • 年間の授業時数に応じた内容が配分されている。
  • 各分野、領域および内容に偏りがなく、調和がとれている。
  • 本文、注、資料、挿絵、写真、図などは学習を進めるうえで、関連をもたせて用意され、学習の深まりに有効に働くように配置されている。
  • 生徒の興味・関心を高める動画や資料を視聴できるように、 QRコードが配置されている。
  • 文字・図版・写真などの印刷が鮮明でわかりやすい。
  • 文字の大きさや書体、字間や行間も適宜使い分けられており、見やすい。
書写
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえて適切に編集されており、生徒の発達段階に適応している。
  • 各学年とも、目標達成に結びつく内容となっている。
  • 巻頭に3年間の目標を掲げるとともに、各教材に共通して、(1)考えよう(2)確かめよう(3)生かそう という学習過程が示され、生徒が見通しをもって学習に臨めるよう工夫されている。
  • 楷書・行書ともに書きぶりを一貫させ、部分の形も統一し、硬筆、毛筆の字体の整合性への配慮がされている。
  • 習得した書写の力を学習活動や日常生活に活用できるように関連を図っている。
  • 特別支援教育の視点から大事なことをつかみやすいすっきりとした紙面構成がなされている。
  • 年間の授業時数に応じた内容が配分されている。
  • 毛筆、硬筆に偏りがなく、調和がとれている。
  • 教科書に準拠した硬筆練習帳「書写ブック」によって、毛筆での学習が硬筆に生きるよう工夫されている。
  • 動画資料等を利用できることがわかるように、QRコードが配置されている。
  • 印刷が鮮明でB5判サイズであり、紙質、文字の大きさ、字体、行間が適切である。
社会(地理)
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえ、社会科の目標達成に結び付く内容であり、適切に編集されている。
  • 内容の程度は、生徒の発達段階に適応している。
  • 見開き1時間の紙面が、興味・関心を引く「導入」から、学習を見通せる「学習課題」、読みやすい「本文」を通して、学習内容を振り返る「確認しよう」「説明しよう」の展開で構造化され、基礎的・基本的な知識および技能が習得できるように工夫されている。
  • 節ごとに単元を貫く「問い」を設定した、構造的な展開が導入部に掲載されており、単元末における学習の振り返りに結びつけることができ、深い学びの習得に配慮されている。
  • 「探してみよう」というコーナーが設けられ、写真資料を用いて対話的な学習ができるような構成となっている。
  • 環境・エネルギー・防災・安全・人権・平和など、今日的な課題の解決のための意識や態度を育てるため、コラムが記載されている。
  • 文章だけでは伝わりにくい地域的特色や課題を、写真やイラストを用いるなど、生徒が理解しやすいような配慮がなされている。
  • グラフや図など資料の読み取りの技能を身につけるために、「技能をみがく」というコーナーが多く設けられている。
  • 年間の授業時数から見て、適切に配分されている。
  • 内容に偏りがなく、適切に編集されている。
  • 本文や図版などでは、文字をはっきりと読み取ることができるUDフォントが使用されている。
  • 紙は反射を抑えつつ、鮮明に発色して裏写りせず、かつ文字も書き込める軽量なものが使用されている。
  • 製本は強度があり、かつ重量の軽いPUR製本が用いられている。
  • 教科書内にQRコードの「Dコード」が掲載され、学習内容に関連するデジタルコンテンツが閲覧できるようになっている。
社会(歴史)
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえ、社会科の目標達成に結びつく内容であり、適切に編集されている。
  • 内容の程度は、生徒の発達段階に適応している。
  • 各時代の学習を、学習に興味・関心を持たせる「導入部」から学習を進める「展開部」、学習をまとめる「終結部」の形で構造化し、学習の流れを捉えやすくしている。
  • 単元のまとめでは、思考を整理する多様なツールを提示し、思考・判断した内容を適切に表現する力を高めることができるよう工夫されている。
  • 小集団での参加型学習を行う「みんなでチャレンジ」コーナーを設け、対話的な活動を効果的に実践できるように工夫されている。
  • 政治史や経済史に偏重することなく、文化史にも十分な紙面が割かれ、我が国の伝統と文化に対する理解を深め、伝統や文化の継承者としての資質や能力を養えるような編集がなされている。
  • 歴史学習の基礎的な知識・技能を習得させる「スキルアップ」を充実させ、学習に必要な知識や技能が確実に定着できるように配慮されている。
  • 生徒の興味・関心を引き出す「導入資料」を掲載し、「読み取る」コーナーや「考える」コーナーを設けることで、学習にスムーズに入れるように配慮されている。
  • 年間の授業時数から見て、適切に配分されている。
  • 内容に偏りがなく、適切に編集されている。
  • 各章の最後には「基礎・基本のまとめ」を設け、年表や模式図などを使って学習内容を整理することで、基礎・基本の定着を図れるように工夫されている。
  • 地理・公民的分野との関連がわかりやすく構成されており、多面的・多角的な学習ができるように工夫されている。
  • AB版で、印刷は鮮明であり、文字の大きさ、字体、行間および、製本の様式、材料など適切である。
  • 教科書内にQRコードの「Dコード」が掲載され、学習内容に関連するデジタルコンテンツが閲覧できるようになっている。
社会(公民)
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえ、社会科の目標達成に結びつく内容であり、適切に編集されている。
  • 内容の程度は、生徒の発達段階に適応している。
  • 各章が「導入ページ」「本時ページ」「特設ページ」「学習のまとめと表現のページ」で構成されており、主体的・対話的で深い学びを実現しやすくなっている。
  • 1単位時間ごとに「学習課題」が設定され、「確認」「表現」で振り返りができる構成となっている。
  • 「読み解こう」や「公民の技」のコーナーでは、見方・考え方を働かせて資料を活用する力を育成する工夫、視点を変えたり視野を広げたりすることで多面的・多角的な見方ができる工夫がなされている。
  • 特設ページ「言葉で伝え合おう」「読んで深く考えよう」をとおして、対話的な深い学びの実現が図られている。
  • 「SDGs(持続可能な開発目標)」の目標達成のために何ができるかという課題を柱として構成されている。
  • 年間の授業時数から見て、適切に配分されている。
  • 内容に偏りがなく、適切に編集されている。
  • 用語解説のコーナーが設けられてあり、読解に負担がかからないよう配慮されている。
  • 印刷は鮮明であり、製本の様式、材料等も適切である。
  • 本文や注などには、見やすく読み間違えにくいユニバーサルデザインフォントが採用されている。また、色覚の個人差を問わず、より多くの人が見やすいカラーユニバーサルデザインを取り入れている。
  • 教科書内にQRコードの「学びリンク」が掲載され、学習内容に関連するデジタルコンテンツが閲覧することができるようになっている。
地図
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえ、社会科の目標達成に結びつく内容であり、適切に編集されている。
  • 内容の程度は、生徒の発達段階に適応している。
  • 巻頭の「地図帳の使い方」ページに地図帳の構成など、地図帳の基本的な見方・使い方が掲載されており、主体的に学習が進められるように工夫されている。
  • 作業コーナーの「地図活用」や資料図ページでは、地球的課題について、いくつかの図を関連させて読み取る問いがあり、追究する際の着眼点が示されている。
  • 日本と世界の結びつき、国内の結びつきについての資料が充実している。
  • 同じページに掲載されている資料図は、地域の特色を捉えるために比較しやすいように縮尺を統一するように配慮している。
  • 関連資料を参照しやすい工夫がなされており、多面的・多角的に考察ができるように配慮されている。
  • 地域の姿をより具体的にイメージできるように、鳥瞰図が多く掲載され、生徒の興味・関心を高める内容となっている。
  • 社会科の学習内容に沿った資料を選定し、教科書と合わせて活用することで学習効果が高まるように配慮されている。
  • UDフォントを使用しているため、視認性が高い。
  • A4判になり、地図や資料が見やすくなった。
  • 実用性と環境への配慮を兼ねた再生紙と植物性インキを使用している。
  • 現行版より15%軽い専用紙を使用することで、生徒の負担軽減に努めている。
  • QRコードが掲載され、学習内容に関連するweb上の学習支援コンテンツを簡単に使用することが可能になっている。
数学
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえ、数学科の目標達成に結びつく内容に留意し、適切に編成されている。
  • 内容の程度は、学年の発達の段階に適応している。
  • 「A:数と式」では、基礎・基本の確実な定着を図るため、スモールステップの展開にしたり、計算や式の変形などを丁寧に示したりする工夫がされている。
  • 「B:図形」では、観察・操作・実験を多く取り入れることによって、図形の概念や図形についての見方・考え方を身につけることができるように工夫されている。
  • 「C:関数」では、数量関係について言葉や数、式、図、表、グラフを活用して自分の考えをまとめたり、説明したり、表現したりする場面を設定し、数学的な表現力が育つように工夫されている。
  • 「D:データの活用」では、身近な事象からデータを活用して、傾向を読み取ったり、考察したりして問題解決を図るように工夫されている。
  • 身のまわりの問題を数学的にとらえたり、数学的に表現・処理したりする力の育成ができるように配慮されている。
  • 学習内容を身のまわりで活用する場面を設け、数学を学ぶ意義や有用性を実感できるように配慮されている。
  • じっくり考えて解決する問題や、理由や方法などを説明する場面を設け、思考力・判断力・表現力を繰り返し育成できるように配慮されている。
  • 学習内容は、具体から抽象へ、基礎的なものから発展的なものへと段階的につながるように配慮されている。
  • 説明の場面や話し合いの場面を適宜設け、言語活動の充実を図るように配慮されている。
  • 学習内容は、標準的であり、学年の発達段階に応じた配分がされている。
  • 基礎的な学習から発展的な学習までバランスよく配列がなされ、分量も適切である。
  • 「学習のとびら」が設定されており、単元の導入に際して、興味や関心をもって学習に取り組めるように工夫されている。
  • まとまりのある学習内容が相互に関連付けられており、学習が系統的・発展的に組織・配列されている。
  • 教科書にQRコードが掲載され、学習内容に関連するデジタルコンテンツが閲覧できるようになっている。
  • 印刷が鮮明であり、文字の大きさ、字体、行間および製本の様式、材料などが適切である。
  • 全体的に明るく、見やすいデザインとなっており、ユニバーサルデザインに配慮されている。
理科
  • 学習指導要領のねらいを踏まえて、理科の目標達成に結びつくよう適正な内容で編集されている。
  • 各学年の生徒の発達段階に応じて、指導できるように工夫されている。発展的な内容も多く触れられている。
  • 各小単元は、「観察・実験」を中心とした探究の過程で構成されており、生徒の思考の流れを意識したつくりになっている。
  • 「発展」では、学習内容とつながりのある発展的な内容が掲載され、生徒の興味・関心に応じて学びを深められるようになっている。
  • 単元末の「つながる」では、他の単元や他教科との関連を示している。
  • 学習内容に関わる職業などの話題を「Professional」で紹介しキャリア教育との関連を図っている。
  • 単元の導入部に今までの既習事項をまとめている。
  • 全般的な安全指導場面である「理科室のきまり」を掲載し、安全への配慮がされている。
  • つまずきやすい問題については、例題と解答例をつけて丁寧に説明されている。
  • 学習指導要領の指導内容、授業時数に適応した分量になっている。
  • 各分野、領域および内容に偏りがなく、適切に配分されている。
  • QRコードやアプリケーションから、器具の操作や博物館等の展示の動画などのウェブコンテンツに接続できるように配慮されている。
  • 3年の巻末には、中学校での学習のまとめが掲載され、基礎・基本が確実に習得できるようになっている。
  • B5判サイズで、持ち運びに適している。開きやすく、中央部がよく見えるように配慮されている。
  • 色覚の多様性に配慮して、色に頼らず線種を工夫するなどしている。
  • ユニバーサルデザインフォントが使用され、読みやすさが追究されている。
  • 単元の配列順が現行の教科書と一致しているため、導入の際、スムーズに移行できる。
音楽(一般)
  • 実践に即したカリキュラムを展開できるように「学びのユニット」が示されているため、学習指導要領を適切に取り扱い、計画的な学びができるよう配慮されている。
  • 学習指導要領の目標と内容を踏まえており、歌唱・創作・鑑賞の各学習をバランスよく取り上げている。
  • 主体的・対話的で深い学びの実現に向かうよう、「ACTIVE!」や「話し合おう」のページで交流活動ができるよう工夫されている。
  • 歌唱の基礎技能を上げるためのポイントが発達段階や学習内容に対応して、適切に取り扱うことができるよう工夫されている。
  • 創作において、「音のスケッチ」というページが全学年にあり、楽しく、分かりやすい学習活動が行えるように工夫されている。
  • 鑑賞では、具体的に聴く視点が示されており、音楽の価値を考えられるような工夫がみられる。
  • 民謡などにみられる「コブシ」や「産み字」などの旋律装飾、リズムや旋律を表す口唱歌を体験したり、それらを民謡譜例などで示したりできる内容になっている。
  • 「まなびリンク」という学習に役立つ情報を集めたウェブサイトがあり、動画や音楽、ワークシートを活用することができる。
  • 音楽に関する用語や記号をページ右側に示し、キャラクターによる学習活動の補足説明がある。
  • 巻頭に「学びのユニット」が提示されており、音楽を形づくっている要素を関連づけることができるため、指導者が活用しやすい。
  • 全体の分量は、授業時数からみて適切である。
  • 曲数が豊富であり、授業時数に沿って選ぶことができる。
  • 全学年とも楽典のページが巻末に折り込みで入っており、題材と関連付けて学習することが可能である。
  • 教科書に直接書き込みできるワークとしても使用できる。
  • カラーユニバーサルデザインやユニバーサルフォントによって楽譜や文字、写真や挿絵などの見やすさに配慮されている。
  • 用紙は耐用性の高い上質なものを使用している。
  • 判型はA4変型を活用している。
音楽(器楽)
  • 基本から応用までの難易度が幅広く、習熟度や生徒の実態に合わせて十分に選曲できるようになっている。
  • 教科書の内容は、学習指導要領の目標等を踏まえて編集されており、和楽器の内容を中心として、アルトリコーダーやギターの内容も適切に取り扱っている。
  • 吹く楽器・弾く楽器・叩く楽器と分類別に構成されているので、共通する点や相違点を比較しやすい工夫がされている。
  • 「まなびリンク」のページには、似た音の出し方をする楽器を取り扱っており、比較ができるようになっている。また、自分の考えを記入するワークシート形式にもなっている。
  • 各楽器の鑑賞曲を取り入れていることから、表現と鑑賞の領域で学習させることができる。
  • 演奏法や姿勢について、文章だけではなく、写真やイラストを用いることで、理解しやすい内容となっている。
  • 名曲旋律集が巻末に掲載されているため、名曲に触れ、親しませることができる。
  • 器楽教材と鑑賞教材で同じ曲目が取り扱われているため、表現と鑑賞の領域で学習させることができる構成となっている。
  • 同属楽器の共通性と固有性を考え、特徴を理解することができるように書き込み欄が設けられている。
  • 「まなびリンク」という学習に役立つ情報を集めたウェブサイトがあり、楽器の奏法を確認したり、ワークシートを活用したりすることができる。
  • 多数の曲が載せられているため、生徒が自ら選曲することができる。
  • それぞれの楽器に十分な曲数があり、達成感を味わえる内容である。
  • 文章による説明以外にも、写真や楽譜を適切に配置し、分かりやすいように構成されている。
  • 資料(巻末)に「リコーダー運指表」と「ギター&キーボードコード表」がついているので、すぐに確認しながら演奏に生かすことができる。
  • 色覚の個人差を問わず、より多くの人に見やすいカラーユニバーサルデザインフォントを使用している。
  • 判型はA4変型を採用している。
  • 開いたまま置いても見られる製本で、実技をする際に使用しやすい。
  • ユニバーサルデザインに配慮された印刷製本になっている。
美術
  • 表現や鑑賞の題材が、発達段階に応じて系統的に構築されている。
  • 絵や彫刻、デザインや工芸などの分野が生徒にも分かりやすく分類されている。
  • 各題材で身につけたい学習の目標が「表現」と「鑑賞」の領域ごとにまとめられている。
  • 鑑賞する題材では、本物に近い質感の用紙を使用したり、書き込みができる用紙を綴じ込んだりするなど、鑑賞活動が深まるように工夫されている。
  • 「知識・技能」については、「美術用語」や「制作工程」「作品の歴史的背景」の解説が提示されるとともに、巻末に「学習を支える資料」を設け、生徒が必要に応じて活用できるように工夫されている。
  • 「思考力・判断力・表現力」については、造形的な見方・考え方を生徒に主体的に考えさせるため、制作過程の実例が示されるとともに、各題材の学びの目標に沿った問いかけが随所に明記されている。
  • 「主体的・対話的で深い学び」への対応として、生徒の制作過程を詳しく示すことにより、創作への意欲を喚起し、「自分ならどういう作品をつくりたいか」を主体的に考えられるように工夫されている。
  • 道徳教育をはじめ、他の教科・領域との関連が具体的に示されており、横断的な指導を充実させるための配慮が見られる。
  • 平和や人権問題、環境や地域文化・伝統文化、多様性への配慮などに対応し、生徒の社会への関心や主体的な取り組みを促すよう配慮されている。
  • 各領域・分野の内容に偏りがなく、系統的に精査され、掲載されている。
  • 「学びに向かう力」については、生徒が意欲的・主体的に学習に取り組むことができるよう、すべての題材において初めに鑑賞活動が提示されており、主体的に鑑賞し、対話が生まれるような問いかけが示されている。
  • 題材に関する技法の動画や掲載作品の音声ガイドなどのウェブコンテンツが用意されており、該当するページにQRコードが示されている。
  • 他教科との関連やカリキュラムマネジメントに対応しやすい「科とのつながり」というコラムを設け、他教科を意識しながら表現や鑑賞の活動が行えるよう配慮している。
  • 標準のA4サイズで製本されている。
  • 作品が大きく掲載され、材質感や色彩などが忠実に再現されている。
保健体育
  • 学習指導要領の内容を踏まえた構成になっており、適切に編集されている。
  • 各学年、生徒の発達段階に応じた内容に編集されている。
  • 論理的な表記と具体的な資料とのバランスもとれ、理解しやすいように編集されている。
  • 学習指導要領に示された「内容の取扱い」と同様の配列で構成されており、3年間の見通しを持って取り組める内容である。
  • 生徒の理解しやすい文脈に整えたうえで、段落の終わりから資料に導くなど、より理解が深まる構成になっている。
  • 各章扉では、中学校で学習する内容と高等学校で学習する内容を明示し、高等学校への接続を考慮した系統的な構成になっている。
  • スポーツの意義についてわかりやすく整理されている。
  • 学習指導要領に従って、保健編6章が学年ごとに配列されており、系統的な学習内容で構成されている。
  • 学習の過程を「課題をつかむ」「考え・調べる」「まとめる・深める」として、思考力、判断力、表現力を育成できるよう、考えをまとめて発表する活動の場面が多く設定されている。
  • 実践力を高める内容が取り上げられている。
  • 小学校における既習事項や高等学校で学習する内容とのつながりが明記され、系統性が確認できるよう配慮されている。
  • 章末に振り返りができる項目や確認問題、活用の問題等が掲載され、学習の成果をふり返ることできるように配慮されている。
  • 200ページで、3年間学習していくうえで適切な分量になっている。
  • 原則見開き1単位時間の構成になっており、授業構成がしやすいものになっている。
  • 教科書の使い方と学習の進め方が明示されており、生徒が活用しやすいものになっている。
  • 各時間のはじめに学習目標と課題が示されており、主体的に学習することができるようになっている。
  • 目次にコラム一覧が明示されており、学習内容を広げたり深めたりすることができるように工夫されている。
  • 写真や挿絵が豊富に掲載されている。
  • 紙質が上質で製本も堅固であり、3年間の使用に十分耐えられるものになっている。
技術・家庭(技術)
  • 学習指導要領に示された目標や内容に基づいている。
  • 目標が達成できるように、生徒の発達段階に応じた指導内容になっている。
  • 学習指導要領に適合し、生徒の生活経験に配慮し、授業時数などの学校事情や生徒の実態にも弾力的に対応できている。
  • 学習のまとまりごとに「ふりかえり」が設定され、各内容の終わりには「学習を振り返ろう」が設定されている。
  • 自ら課題を設定し解決を図る力を身につけさせるため、実践的・体験的な学習活動が多く取り入れられている。
  • 教材として取り上げられている話題が身近な社会の変遷に合わせてあり、授業がより楽しく深められるように工夫されている。
  • 各内容の系統性は、基礎・基本の習得から応用・発展的な学習へと系統的に展開されている。
  • プログラミングの基礎・基本6ページ、問題解決22ページなど授業時数と充実のバランスがとれている。
  • 地域の技術について取り上げた写真や話題などを豊富に使用し、地域に関心を持つようにしている。
  • 特定の事項などにかたよることなく、調和がとれている。
  • 図や写真、表等を適切に配置し、読みやすい分量である。
  • 各題材にQRコードを記載することにより、生徒が主体的にとりくめる工夫がされている。
  • デジタル教科書の付属がある。
  • 奇数ページの右上には、その学習の内容を写真で示し、一目で内容が分かる工夫がある。
  • 環境に配慮したインキを使用し、全ての生徒が見やすい配色や色の重なりの配慮がされている。
  • 用紙は丈夫で薄く軽量化されたものが使用されている。
  • 読みの難しい生徒への配慮として、意味のまとまりごとに改行し、文章の内容を捉えやすい工夫がある。
技術・家庭(家庭)
  • 学習指導要領に示された目標および内容、指導計画の作成と内容の取扱いに従い、適切に扱われている。
  • 日常食の調理では調理の手順の流れがわかりやすく示されている。また、アレルギー物質を含む食材には色を伏して示しているのでわかりやすい。
  • 課題を「話し合ってみよう」「やってみよう」「考えてみよう」「発表してみよう」の4つに分類し主体的・対話的で深い学びの授業展開が可能である。
  • 「ふりかえり」と「生活にいかそう」がセットで表記されており、学んだことを実生活に即して考えさせることができ、家庭分野の目標である「生活を見つめ、学んだことを生活にいかす」ことが実践しやすい。
  • 共生の視点で男女の区別や障がいの有無に関わらず、子どもから高齢者まですべての人が平等な関係であることを前提にして、記述や課題の設定・写真や図が工夫されている。
  • 消費者教育や消費者被害のページが充実していることで生徒の社会参画意識の育成に適している。
  • 調理や製作などの実習手順図は見開きページを使って横に流れる記述で、生徒が理解しやすいように配慮されている。
  • 安全教育や命に係わるアレルギーの注意喚起、防災教育についての題材が充実している。
  • 章末に学習のまとめや内容を提示し、学習の定着を図る工夫がなされている。
  • 分量や配分は、授業時数や学年配当等から見て偏りなく適切な分量である。
  • 図や写真が多く、内容を説明する文章が少ないので、生徒には読みやすい文章量になっている。
  • 内容ごとに色分けして側面から見やすくするなど、ユニバーサルデザインに基づいた設計であり、誰もが使いやすくなっている。
  • 図や写真、表を適切に配置し、わかりやすいように構成されている。
  • QRコードに対応した端末で読み取ると、教科書の内容に関するコンテンツを参照することができる。
  • 写真はカラー印刷で鮮明で、環境に配慮した用紙とインキを使用しており、薄く軽い用紙で教科書の軽量化を図っている。
  • 開いたままおいても見られる製本で、製作(制作)や実習の際にも使用しやすい。
  • デジタルコンテンツなどが充実しており、授業づくりに適切な教科書になっている。
英語
  • 学習指導要領の趣旨をふまえ、適切に編集されている。
  • 生徒の発達段階に応じ、適切に編集されている。
  • 自他国の文化への理解や自然保護、SDGsに関連した題材など内容が多岐にわたり構成されている。
  • 基礎基本の習得から即興での表現へと段階的に学びを深められるよう、各PROGRAMにおいて4つのステップがある。
  • 豊かな読解力を育成するために、Q&Aでは、事実発問の他に推論発問も設定されている。
  • 3年間を通した学習の見通しと振り返りができる、英語で「できるようになったこと」リストが全学年共通で配置されている。
  • Word Web、Our Projectや巻末資料を含む教科書全体で取り扱われている語彙すべてが、巻末に掲載されている。
  • 4技能を統合的に育成するために、Thinkで読み取った内容をRe電話番号lでアウトプットする構成となっている。
  • Interact、Our Projectではスモールステップを踏みながら自己表現力を育成する工夫がなされている。
  • 標準授業時数に見合ったページ数である。
  • 各学年とも適切な分量になっている。
  • 1年生では、巻末に小学校で学習した語彙の一覧がある。
  • 家庭学習でも音声をきけるようQRコードがついている。
  • ユニバーサルデザインフォントが採用されている。また、カラーユニバーサルデザインに配慮して編集されている。
  • サイズはAB判で、見やすい紙面構成となっている。
道徳
  • 学習指導要領の趣旨を踏まえ、適切に編集されている。
  • 内容の程度は、生徒の発達段階に適している。
  • 「いじめ問題」や「社会への参画」など重要なテーマでは、複数の教材とコラムのユニット化が図られ、また年間でも複数回配置され、多面的・多角的に学ぶことができる。
  • 全学年で「情報モラル」に関わる教材やコラムを掲載し、また「SDGs」からの視点をもち、よりよい社会の創造について考え、促す内容が取り扱われている。
  • 行事やその他の教育活動との関わりを考えながら、教材が選ばれている。
  • さまざまな分野で活躍している人や先人たちの生き方に触れる教材を多く取り扱い、自己の生き方を見つめることができる内容となっている。
  • 主題名と発問例が示されており、導入や終末で自分の考え方を振り返りやすいように配慮されている。
  • 問題解決的な学習や体験的な学習に適した教材には、参考例として学習の進め方が設けられている。
  • 道徳ノートの発問が自由に設定できるようになっており、また友達の意見などを比較しやすいようになっている。
  • 各教材に「考える・話し合う」が設けられており、生徒の主体的・対話的で深い学びを促す工夫がなされている。
  • 年間35時間で、使用する上で適切な分量である。また、重要な項目には複数の教材が掲載されている。
  • 写真やイラスト、挿絵が効果的に使われており、内容が理解しやすくなっている。また、登場人物等も紹介されている。
  • 道徳ノートによって、生徒の変化や成長を記録でき、評価にも役立てることができる。
  • 内容項目の4つの視点が色と形(アイコン)で見分けられるようになっている。
  • 各学年、教科書と道徳ノートが分冊になっている。また、道徳ノートが本誌の後ろに挟めるようになっており、持ち運びがしやすい。
  • B5判で製本されている。カラーデザイン、UDフォントなど、特別支援教育に関する配慮がなされている。
  • 教材に関連した動画、画像、資料データを収録したデジタル教材が付属されている。また、授業に役立つQRコンテンツが記載されている。

令和3年度使用 中学校教科用図書の選定に関する報告(令和2年)

選定委員名簿

第六地区教科用図書採択協議会

  • 会長:片平 慎一
  • 副会長:中尾 治実
  • 監事:小宮 順一
  • 委員:三桝 賢二
  • 委員:佐々木 敏幸

選定委員会

  • 会長:鈴木 邦治
  • 副会長:鶴林 幸喜
  • PTA会長:中尾 哲平
  • 選定部長(国語):原田 浩憲
  • 選定部長(社会):山下 高志
  • 選定部長(数学):堀内 修史
  • 選定部長(理科):有吉 謙一郎
  • 選定部長(音楽):末廣 真澄
  • 選定部長(美術):江上 宏一
  • 選定部長(保健体育):鶴林 幸喜
  • 選定部長(技術・家庭):宮原 仁美
  • 選定部長(外国語):太田 卓也
  • 選定部長(道徳):中村 典史

注:JIS第1・第2水準以外の漢字については、対応する常用漢字で表記しています。

選定の経過

第六地区教科用図書採択協議会

日程(令和2年) 内容
4月23日 第1回第六地区教科用図書採択協議会
会長、副会長の選出、選定方針の協議
5月14日 第2回第六地区教科用図書採択協議会
選定方針の決定
北九州教育事務所管内教科用図書調査研究協議会に調査研究について諮問
5月29日 選定委員の委嘱
教科書採択説明会
選定委員会に3種選定を諮問
6月1日 全中学校に見本本を配布し、学校意見書を要請
6月24日 学校意見書の取りまとめ
6月30日 調査研究協議会長から答申書受領
7月30日 第3回第六地区教科用図書採択協議会
選定委員会の答申を受け、協議の上全員一致で1種選定

選定委員会(総括部会・選定部会)

日程(令和2年) 内容
5月29日 第1回選定委員会(第1回総括部会)
選定委員の委嘱状交付
委員長・副委員長の選出、選定資料の確認
選定部会各教科の協議日程の調整
6月24日から7月20日 選定部会開催(各教科・全3回)
調査審議、調査結果報告書の審査
学校意見書の確認
3種選定し、報告書の取りまとめ
7月22日 各教科ごと報告書を事務局に提出
7月30日 第2回総括部会
採択協議会に3種選定した結果を答申

北九州教育事務所管内教科用図書調査研究協議会

日程(令和2年) 内容
4月 第1回調査研究協議会(役員選出、日程など協議)
5月 第2回調査研究協議会(地区採択協から諮問)
調査研究部会(調査・研究・報告書まとめ)
6月 第六地区教科用図書採択協議会に調査研究報告書を答申

このページの担当部署

学校教育課 学校教育係
電話番号:(代表)093-201-4321