生活支援体制整備(コーディネーター・協議体)
更新日:2024年12月23日
生活支援体制整備事業とは、平成27年の介護保険制度の改正により創設されたもので、「生活を支援する体制を整え備える事業」です。高齢者が住み慣れた地域で安心した生活が続けられるように、医療・介護サービスの提供だけでなく、地域の中で地域住民やさまざまな団体などが連携して、生活支援サービスや集いの場などへの支援など、地域の支え合いの体制づくりを推進します。
そこで地域住民や各種団体などで構成される「協議体」で地域の現状や困りごと共有し、将来に向けて「どのような地域にしていきたいか」「どのような取り組みが必要か」などを話し合います。
また、この地域活動を支えるのが「生活支援コーディネーター(地域支えあい推進員)」と言い、水巻町では町全域(第1層)に1人、小学校ごと(第2層)に2人配置しています。
協議体とは
協議体とは、地域で支えあいを広げていくために情報共有をしたり、困りごとやその解決方法を地域住民やさまざまな団体の関係者で話し合う場です。
水巻町では町内全域を対象とした第1層協議体を設置したうえで、第2層協議体を小学校ごとに5つ設置し、その地区ならではの支え合いの取組みについて考えます。
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)とは
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)は、住民が住み慣れた地域でいつまでも住み続けることができるように、多様な主体との連携と多様な地域の取り組みを推進する、事業の調整役です。「協議体」のネットワークを活かし、住民や関係機関と一緒に地域づくりを推進します。
生活支援コーディネーターの主な取り組み
- ニーズと地域資源の把握・ネットワークの構築
地域の良いところや困りごとを発見し、解決に向けて取り組みます。(例:協議体の開催、生活に関するアンケートの実施など) - 地域資源・サービスの開発
地域で必要だと思われる資源づくりに取り組みます。地域活動に関する講座や交流会を開催し、地域での支え合い活動について一緒に考えます。(例:他地区との勉強会など) - 生活ニーズと担い手との調整
高齢者がより元気に活躍できる場や、きっかけづくりに取り組みます。(例:福祉会や生活支援組織立ち上げのきっかけづくりなど) - 関係者間の情報共有
地域で実施されている活動や、暮らしに役立つ情報を発信します。(例:協議体ニュース、居場所マップの発行など)
問い合わせ先
- 水巻町地域包括支援センター
- 水巻町社会福祉協議会(いきいきほーる2階) 電話番号:093-202-3700
このページの担当部署
福祉課 包括支援係
電話番号:(代表)093-201-4321