地価が下落しているのに、税額が上がるのはおかしいのではないでしょうか?
更新日:2020年11月13日
現行の仕組みでは、税負担の公平性の観点から負担水準(評価額に対する前年度課税標準額の割合)の均衡化を重視した調整措置が講じられています。具体的には、負担水準が高い土地は税負担を引き下げたり据え置いたりする一方、負担水準が低い土地は税負担を引き上げていく仕組みとなっています。
したがって、直近の地価が下落傾向にあるとしても負担水準が低く、本来負担すべき税額までゆるやかに引き上げている過程にある土地では、負担調整措置により税額が上がるというケースが生じることもあるわけです。
なお、地下の下落があり価格を据え置くことが適当でないときは、据置年度でも価格を修正することとされており、地価の下落が評価額に適切に反映されることとなっています。
このページの担当部署
税務課 固定資産税係
電話番号:(代表)093-201-4321