伊豆神社
更新日:2020年11月4日
祭神は彦火ヶ出見尊[ヒコホホデノミコト]と玉依姫[タマヨリヒメ]の二神を祭っている。境内には石体観音[セキテイカンノン]も祭っている。餌振[エブリ]村と墨書[ボクショ]された棟札[ムナフダ]がある神社である。天正16年(1588)、古賀[コガ]の久我神社[クガジンジャ]の分霊[ブンレイ]をえぶり字後谷[ウシロダニ]の地に仮宮を造り遷座[センザ]した。その後、社殿は暴風雨(一説には落雷)により倒壊[トウカイ]したため新たに字石場[イシバ]に造営したと伝えている。昭和24年(1949)に今の字田中[タナカ]に移設遷座された。王子[オウジ]神社はその以前、大正4年(1919)に伊豆神社[イズジンジャ]に合祀[ゴウシ]されている。境内には中央四国八十八ヶ所の16番札所として、石体観音といい、大事変が起こる前に石の観音が汗をかいたように濡れて、村人に急を知らせてくれるという伝説がある。
フリガナ | イズジンジャ |
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数量 | 1 |
採集地・出土地・所在地 | えぶり1丁目8-17 |
年代 | 不明 |