古賀城址碑
更新日:2020年11月4日
平成4年(1992)4月建立。曲川[まがりかわ]に面する豊前坊山[ブゼンボウヤマ](84.7メートル)に所在する16世紀の山城跡。眼下には遠賀川や芦屋の山鹿城を見ることができる。不明な点が多いが、「麻生文書」には天正14年(1586)に、麻生家氏[アソウイエウジ]が島津方[シマヅ]の古賀城を落城させたことを豊臣秀吉がほめたたえたという記事がある。築城者は麻生鎮里[アソウシゲサト]といわれるが不明。江戸時代に雨ごいのため英彦山[ヒコサン]から高住神社[タカヅミジンジャ]を分祀[ブンシ]したことから豊前坊といわれるようになった。山頂の南斜面に石垣の一部が残る。山頂に物見やぐら、周辺は武家屋敷(城に関する地名、城ノ腰[ジョウノコシ]、立屋敷[タテヤシキ]、駒場[コマバ]など)があったと推定されている。
フリガナ | コガジョウアトヒ |
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数量 | 1 |
採集地・出土地・所在地 | 古賀1丁目豊前坊山山頂 |
年代 | 平成 |