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水巻町歴史資料館 Mizumaki town Histrical Museum

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炭鉱就労者の像

更新日:2020年11月25日

炭鉱就労者の像の画像

この像は、昭和19年(1944)に軍需生産美術推進隊[グンジュセイタンビジュツスイシンタイ](注)の一員であった圓鍔勝二[エンツバカツジ](のち勝三)により作られた。当初は日本炭礦第二礦[ニホンタンコウダイニコウ]坑口付近(現中央)にあったが、昭和46年(1971)の閉山後旧日本炭礦本事務所跡に移設されていた。平成16年(2004)8月、町へ寄贈されたのを機に、かつて日本炭礦第二礦を見下ろす水巻町図書館の駐車場に移設した。さらに平成17年(2005)町指定文化財とし保存することになった。(注)軍需生産美術推進隊太平洋戦争中に全国の炭鉱の生産向上をめざす国家政策の一環で発足した。この推進隊は画家や彫刻家をはじめとした美術家により組織され、全国各地の主要炭鉱に派遣されシンボル像(北海道三体、福島県二体、新潟県一体が現存)をつくっていった。圓鍔勝三(1905から2003)広島県出身。1932年日本美術学校(現東京芸術大学)卒業。1970年日本芸術院会員。1978年多摩美術大学名誉教授。1988年文化勲章受賞。

フリガナタンコウシュウロウシャノゾウ
法量高さ1.01メートル(像高2.35メートル、台座1.66メートル)
数量1
採集地・出土地・所在地古賀3丁目18
年代昭和(戦前)