内往還跡
更新日:2020年11月25日
江戸時代には参勤交代で殿様が通ったということで殿様道といわれ、福岡藩[フクオカハン]の別荘[ベッソウ]のあった上底井野村[カミソコイノムラ]→下大隈村[シモオオクマムラ]→中間村[ナカマムラ]→岩瀬村[イワセムラ]→吉田村[ヨシダムラ]→則松村[ノリマツムラ]→陣原村[ジンノハルムラ]→熊手村[クマデムラ]へと通じ黒崎[クロサキ]へ出る裏道となっていました。そのため毎年清掃や補修を欠かさなかったということです。この周辺は峠となっていて、道路の角には傘[カサ]をつくる家があったことから、傘屋[カサヤ]の辻[ツジ]と言われていました。現在では宅地造成などで不明ですが、この先の右手にあるサヤノカミという道祖神[ドウソジン]までの約100メートルほどが残っています。
フリガナ | ウチオウカンアト |
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採集地・出土地・所在地 | 吉田東5丁目 |
年代 | 江戸 |