木屋瀬田遺跡
更新日:2020年11月4日
集落-弥生-土坑+自然流路+ピット-土器+石器+木器。中間市の中央を貫流する遠賀川の西岸に位置する。調査地点は、地表面直下に弥生時代から近世の土器を含む包含層が約30センチメートル堆積し、地表面から約30センチメートルに弥生時代前期の遺構面が検出された。遺構は南北方向の溝状遺構1本と、土坑6基、ピット多数で、弥生時代前期の突帯文土器や木器、石器が出土した。特に、弥生時代前期の遺物は、前期前半のものが多く、遺構に伴った状態で出土したことから、遠賀川下流域における稲作文化の伝播を考える上で非常に貴重な資料といえる。
フリガナ | コヤノセタイセキ |
---|---|
シリーズ番号 | 中間市文化財調査報告書 第5集 |
発行機関 | 中間市教育委員会 |
材質 | 紙 |
法量 | A4判 |
数量 | 1 |
年代 | 平成 |
発行年 | 2015 |