カッペ採炭
更新日:2020年11月4日
木版(単色・墨)。1984年。坑内での作業を1つにまとめイメージしたもので実際とは異なる。このデッサンがあり、アルミ鋳造小版(38×85センチメートル)及び大版(150×350センチメートル、水巻町役場3階議会事務局)、版木(74×168センチメートル)が製作されたものと考えられる。上田博(1933-2011)は熊本県生まれ。昭和27-39年まで福岡県水巻町の日本炭礦(日炭高松炭礦)の第二礦に炭坑夫として勤務。同僚の上野英信や千田梅二とともに炭坑文芸誌の製作に関わり挿図で木版画を担当。以後、水巻町吉田のアトリエにて創作活動を続ける。春陽会会員。77歳で亡くなるまでに「日本板画院展」ほか数多くの美術展に入選作品を残す。
フリガナ | カッペサイタン |
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作者(著作権者、編著者) | 上田博 |
材質 | 木 |
法量 | 37.5×85.7センチメートル |
数量 | 1 |
年代 | 昭和(戦後) |