三好徳松石碑拓本
更新日:2021年3月25日
三好徳松の功績を称えた碑文、明治40年(1907)に三好徳松が建立した。大願寺(芦屋町)にあります。以下漢文読み下し文浄土門主知恩院大僧正現有のところの篆額あり施主三好徳松君は遠賀郡浅川区の三頭人なり資質は純厚にして志向は雄偉夙に心を砿業に傾け拮据の経営に年ありここに頃末の炭坑主として現れ斯業に盡す甚大なり今ここに明治四十年一月菩提所大願寺において宗祖大師七百年御忌を修し奉るにあたり君の巨資を投じ鐘楼を建造すもって祖恩報答の誠を表す兼ねて良田二段拾四歩を奉入し永く祖先累葉の供養を擬さんその功徳は無料乃ち銘を作りて曰く楼新たにして鐘鳴る徳は人声に隆まり恩に報いて生を忘る業を専らとしてここに成る恒に先塋を崇まえば子孫滋し栄えん明治四十年八月正僧正吉水賢融撰文并書
フリガナ | ミヨシトクマツセキヒタクホン |
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作者(著作権者、編著者) | 正僧正吉水賢融 |
材質 | 紙 |
法量 | (裏)長さ275センチメートル、幅77センチメートル、(表)53センチメートル×53センチメートル |
数量 | 1 |
関連地(撮影場所) | 八幡西区 |
年代 | 平成 |