頭形陣笠
更新日:2020年11月4日
安土桃山[アヅチモモヤマ]時代、戦場に大量動員された足軽[アシガル]たちが、高価な兜[カブト]をかぶることができず、安価で大量生産された陣笠をかぶっていた。江戸時代になると武士が公用で出掛けるときにかぶる笠も陣笠とよばれるようになった。大きさや色などで身分や家柄を示した。この笠は、表面が漆塗りで蜻蛉[トンボ]や巻雲[ケンウン]の文様があり、裏面は朱塗り。大きさはそれほどなく、身分や時代などは不明。
フリガナ | スズナリジンガサ |
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材質 | 金属、漆、木 |
法量 | 35×30×14センチメートル |
数量 | 1 |
関連地(撮影場所) | 不明 |
年代 | 不明 |