木造随神像
更新日:2021年7月12日
随身[ズイジン]とは平安[ヘイアン]時代、貴人の外出時の護衛[ゴエイ]として付き従った舎人[トネリ]をいう。神社においては、神の随身[ズイジン]として楼門[ロウモン]や神前の左右に随神像が安置されるようになった。阿吽[アウン]一対の組み合わせで安置される。阿形像の像底に書かれた文字が八劔神社[ヤツルギジンジャ]最古の棟札[ムナフダ]の寛正[カンショウ]2(1461)年の年号と一致することから、室町時代に奉納[ホウノウ]されたものと考えられる。クスの木の一木作り。平成10年(1998年)3月26日町指定有形文化財(彫刻)
フリガナ | モクゾウズイジンゾウ |
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材質 | 木 |
法量 | (阿形像)像高59.5センチメートル、(吽形像)像高59.0センチメートル |
数量 | 一対 |
関連地(撮影場所) | 立屋敷 |
年代 | 室町戦国 |