五右衛門風呂
更新日:2020年11月4日
かまどの上に浴槽を置き、下から湯を沸かす形式の風呂。焚口[タキグチ]が大きく、わらや枝木・松葉などかさ高いものを燃やすことができる。自給自足を中心とした農村で多く使われた。鉄の底は高温になるため、底板[ソコイタ]を浮かせておいて入るときに沈める。これは同時に熱を逃がさず早く湯を沸かすのにも有効であった。「五右衛門風呂」という名称は、石川五右衛門の釜煎[カマイ]りの刑にちなだもの。
フリガナ | ゴエモンブロ |
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材質 | 鉄 |
法量 | 80×61センチメートル |
数量 | 2 |
年代 | 昭和(戦後) |