横槌 (藁打槌)
更新日:2020年11月4日

藁[ワラ]打ちを行うときに用いる木槌[キヅチ]。藁細工[ワラザイク]に用いる藁は柔らかく、細工をしやすくするために、あらかじめ藁打台で打っておく。最初は荒打ちといって掛矢[カケヤ]でたたくが、仕上げはて片手で藁を反転させながら藁打槌[ワラウチヅチ]で軽くたたき上げる。掛矢は立ち姿勢で両手で持つが、藁打槌は腰を落として片手で使う。掛矢が縦型の槌であるのに対して、これは横型であるから横槌[ヨコヅチ]ともいう。
| フリガナ | ヨコヅチ(ワラウチヅチ) |
|---|---|
| 材質 | 木製 |
| 法量 | 12×23.5センチメートル |
| 数量 | 4 |
| 年代 | 昭和(戦後) |
