五厘青銅貨
更新日:2020年11月11日
大正3年(1914年)に勃発した第1次世界大戦に伴う好景気により、少額貨幣[ショウガクカヘイ]を大量増発する必要に迫られたものの好景気のため金属材料の値上がりも激しく大正5年(1916年)に貨幣法を改正して、量目を半分近くまで縮小し、デザインも改正して発行された。新硬貨[シンコウカ]デザインは、表面が唐草[カラクサ]と菊花[キクカ]に「五厘」の文字、裏面が桐[キリ]と2つの小さな桜花で同時に発行された。一銭青銅貨[イッセンセイドウカ]と同系のデザインとなっている。表の菊も裏面の桐もいわゆる紋章[モンショウ]ではなく普通の花である。この資料は大正8年(1919年)鋳造。
フリガナ | ゴリンセイドウカ |
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材質 | 金属(銅・錫・亜鉛) |
法量 | 直径18.78ミリメートル、2.1グラム |
数量 | 1 |
関連地(撮影場所) | 八幡西 |
年代 | 大正 |