お札の木版
更新日:2020年11月10日
遠賀郡[オンガグン]中央四国八十八番札所[フダショ]は、明治37年(1904年)日露戦争[ニチロセンソウ]の戦勝祈願[センショウキガン]として、本城[ホンジョウ]・折尾[オリオ](北九州市八幡西区[キタキュウシュウシヤハタニシク])・長津[ナガツ](中間市)・島郷[シマゴウ](北九州市若松区[ワカマツク])の地域で出発した。お遍路[ヘンロ]さんが札所をめぐる千人参りという行事が行われ、お参りした時に納めたり、接待[セッタイ]を受けた時にお礼として渡したり、名刺[メイシ]代りに使用したりした紙札[カミフダ]の版[ハン]で「遠賀郡水巻村古賀中央四国八十八ヶ所順拝参拝二人同行」と刻字されている。版は将棋板[ショウギバン]を転用したもの。明治期もの。
フリガナ | オフダノモクハン |
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材質 | 木 |
法量 | 19.0センチメートル×6.0センチメートル×3.4センチメートル(奥行) |
数量 | 1 |
年代 | 明治 |