背負子・背負梯子
更新日:2020年11月10日
荷物を背に負[オ]って運ぶ時に用いる運搬[ウンパン]具。背負子[ショイコ]とも呼ぶ。形態は文字どおりはしご状だが、さまざまな種類がある。基本的には大きく二つに分けられ、一つは枠[ワク]の中央ないし下の端に腕木[ワンギ]のあるもの。他はそれがないもの。前者は西日本、後者は東日本に主に分布している。寸法も人の背丈ほどのものからわずか1尺[シャク](約30.3センチメートル)程度のものまで多様。大型のものは平野部で、小型のものは山間部で使用されるのが普通であった。
フリガナ | ショイコ・ショイバシゴ |
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材質 | 木製 |
法量 | 31×83センチメートル |
数量 | 1 |
年代 | 昭和(戦後) |