ガンガン七厘
更新日:2020年11月10日

昭和30年代日本炭礦第二礦[ニホンタンコウダイニコウ]中央工場で作られ各家庭に配給された。カンテキ(鉄でできた七輪[シチリン])に三角がねを置き火をおこした。燃料には、豆炭や薪[タキギ](5束から10束[タバ])のほか、たどん(川底につもった粉炭[フンタン]=どべ炭を平たい形に固め乾燥させたもの)やボタ山から拾った石炭ガラを用いた。火力が非常に強く激しい炎と煙[ケムリ]が出るのでおさまるのを待ってから室内に入れて煮焚[ニタ]きした。
フリガナ | ガンガンシチリン |
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材質 | 金属 |
法量 | 本体直径26.5×31センチメートル、台座35×35センチメートル |
数量 | 1 |
年代 | 昭和(戦後) |