九四式水筒(乙型)
更新日:2020年11月10日
昭和10年から20年ごろ日本軍の下士官[カシカン]、一般歩兵[ホヘイ]が用いた水筒[スイトウ]。アルミ製で厚さ2ミリメートルから3ミリメートルの鋳造[チュウゾウ]で、表は丸みをおびてふっくらしており、裏は体に密着するように平坦になっている。蓋[フタ]はコルク製のものと木製のものの2種類があって、これは木製。ストラップはキャンパス製で、初期(甲型)は蓋を牛革ベルトで固定する構造だったが、その後単に紐[ヒモ]で固定するタイプ(乙型)に変化した。
フリガナ | キュウヨンシキスイトウ |
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材質 | アルミ製 |
法量 | 底13.0センチメートル、高さ23.0センチメートル |
数量 | 1 |
関連地(撮影場所) | 八幡西 |
年代 | 昭和(戦前) |