馬鍬(水田用)
更新日:2020年11月10日
水田を耕[タガヤ]したあと、田植をする数日前に水を入れ、代掻きをするための畜力(注)用具。歯の数は、土の性質などにより変わるが、9本から13本が一般的である。少し後ろに倒すような姿勢で牛馬に引かせ、歯で土のかたまりを細かくするとともに肥料の密度を一様にし、田の面を平[タイラ]にする効果をかねている。畜力[チクリョク]=牛・馬などの力、馬耙とも書く。地方によっては[まんぐわ(万鍬)]となまっていう所もある。
フリガナ | マグワ・マンガ |
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材質 | 木製、鉄 |
法量 | 103×74センチメートル |
数量 | 1 |
年代 | 昭和(戦後) |