大唐臼
更新日:2020年11月9日
穀物(注)の殻[カラ]を取ったり、精米(注)に使った。杵[キネ]を足で踏[フ]みながら臼[ウス]の中に打ちつけ作業した。稲・米の精製用具。踏臼[フミウス]ともいう天秤式[テンビンシキ]の杵[きね]をもつ精米用の搗臼[ツキウス]をさす。木・石・陶[トウ]製のものを一方に置き、台柄[ダイガラ)(角材)に支点軸[シテンジク]をつけて杵がシーソーのように上下する仕組みのものである。文字では大唐臼[ダイガラウス)などと書くが、台柄臼[ダイガラウス]と考えることもできる。(注)穀物[コクモツ]=米・麦などの食用にすることのできる種子。(注)精米[セイマイ]=玄米[げんまい]を白米にする。
フリガナ | ダイガラウス |
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材質 | 木製 |
法量 | 250×70×35センチメートル |
数量 | 1 |
年代 | 昭和(戦後) |