藁こぎり (押切)
更新日:2020年11月4日
家畜などの餌である藁や草を食べやすくするために小さく切る道具。一時代前までは農家では牛や馬を飼育していた。夏は放牧したり畔草を食べさせるが、冬の間は舎飼いであったから、そのための飼料を秋までに準備しておく必要があった。この飼料にはふすま・雑穀などのほかに藁・干草などを刻んで、混ぜたのである。この押し刻む刃物が押切り(藁こぎり)である。
フリガナ | ワラコギリ(オシキリ) |
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材質 | 木、鉄製 |
法量 | 64×86×76センチメートル |
数量 | 1 |
年代 | 昭和(戦後) |