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平成24年 第4回水巻町議会定例会(第3回継続会)会議録

更新日:2021年2月17日

議事日程

日程第1 一般質問について

  • 新政会(白石雄二・吉武文王・出利葉義孝)
    1. ダイエー水巻店駐車場横による横断歩道の設置願いについて
    2. 町民体育館前信号の夜間点滅について(ダイエー水巻店かど)
    3. みどりんパーク内の遊具にて、鉄棒の老朽化による撤去後について
  • 新緑会(美浦喜明・池田稔臣・入江弘)
    1. 吉田ぼた山跡地隣接の霊園開発について
    2. コスモスまつりについて
  • 無会派(津田敏文)
    1. 太陽光発電パネルを公共施設の利用について
    2. 吉田ボタ山隣接の水巻町有地侵奪について

出席議員

1.出席議員

  • 1番:川本 茂子
  • 2番:廣瀬 猛
  • 3番:津田 敏文
  • 5番:井手 幸子
  • 6番:岡田 選子
  • 7番:松野 俊子
  • 8番:志岐 義臣
  • 9番:柴田 正詔
  • 10番:舩津 宰
  • 11番:小田 和久
  • 12番:美浦 喜明
  • 13番:池田 稔臣
  • 14番:入江 弘
  • 15番:白石 雄二
  • 16番:吉武 文王
  • 17番:出利葉 義孝

2.欠席議員

なし

3.議場に出席した議会事務局の職員

  • 局長:手島 圭吾
  • 係長:大辻 直樹
  • 主任:野村 剛史

4.地方自治法第121条の規定により、議場に出席したもの

  • 町長:近藤 進也
  • 教育長:太田 俊夫
  • 総務課長:堺 正一
  • 企画財政課長:篠村 潔
  • 管財課長:原田 和明
  • 税務課長:入江 浩二
  • 住民課長:下貞 美穂
  • 地域・子ども課長:内山 節子
  • 福祉課長:吉田 奈美
  • 健康課長:村上 亮一
  • 建設課長:荒巻 和徳
  • 産業環境課長:佐竹 直彦
  • 上下水道課長:原田 利春
  • 会計管理者:古賀 貴志枝
  • 生涯学習課長:河村 直樹
  • 学校教育課長:中西 豊和
  • 図書館・歴史資料館館長:佐藤 久義

議事録

平成24年12月14日

午前10時 開会

議長(川本茂子)

出席16人、定足数に達していますので、ただ今から平成24年第4回水巻町議会定例会第3回継続会を開会いたします。

日程第1 一般質問について

議長(川本茂子)

日程第1、一般質問について、これより一般質問を行います。1番、新政会、出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

17番、出利葉です。新政会を代表して、一般質問をさせていただきます。

1番、ダイエー水巻店駐車場横による横断歩道の設置願いについて、目標物件、酒のこがね屋と、反対車線にある美容室の間で、横断歩道をぜひ設置して欲しいと要望が、かなり前からありました。自治会や樋口地区からも、以前、役場の方にお願いに行き、役場の方たちも、直接現場に見にこられたようです。

そのときは、ダイエー前の信号と、みどりんぱぁーくの信号のある交差点では、ちょうどここが真ん中ぐらいですね、どちらもけっこう距離がありますね、とお話しされて、そのまま今日に至ります。

南から北方向に向かうこの道は、昔から主要道路だったそうですが、今もたくさんの地区の方や通学されている方たちが、車のすきを見て横断しています。道路事情や予算等の問題があるのであれば、せめて白線のみの横断歩道を早急に設置して頂きたいと思い、お尋ねいたします。

2番、町民体育館前信号の夜間点滅について(ダイエー水巻店かど)、県道水巻芦屋線にある、交差点信号(町民体育館前信号)では、夜間、点滅信号に変わります。

遠賀川土手、県道73号線より、みどりんぱぁーくヘ降りて、おかの台、八幡西区浅川、学園都市へ。先へ行けば若松区の小石の先へ続く、夜間でもかなりの交通量があります。

この片道2車線と県道水巻芦屋線が交差する信号が、なぜ夜間、点滅にしなければならないのか。高松信号は団地の方のみの利用で、夜間はほとんど交通量は無いのに通常通りの信号です。

道幅4車線が交差する大きな交差点が、夜間点滅のため互いに減速し合うかと思えば、夜間に急ブレーキの音がしたりしてとても危険です。道路交通法の安全かつ円滑にという考えからも、通常の信号に早急に戻して頂きたいと思い、お尋ねいたします。

3番、みどりんぱぁーく内の遊具について、鉄棒の老朽化による撤去後について、平成23年度4月ごろ、みどりんぱぁーく内の鉄棒の老朽化が進み、危険なため撤去された、と地域の利用者の方たちから知らされました。

すぐに役場の産業建設課でお尋ねすると、鉄棒の支柱の根元が傷んでいるのを写真で見せて頂きました。

地域の利用者がストレッチをしたりして利用しているので、早急に鉄棒を設置して頂きたいと説明しましたら、ただいま予算と兼ねて、どういうふうな型の遊具を設置するか思案中との事でした。

同じような鉄棒で、地域の方は望んでいます。と説明しましたが、その後どのようになりましたか、お尋ねいたします。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

新政会の出利葉議員の質問にお答えします。

はじめに、ダイエー水巻店駐車場横による横断歩道の設置願いについての質問にお答えします。ご質問の場所は、樋口および梅ノ木団地付近の、町道砂山・丸ノ内線と土手添・川崎線が交差する交差点付近のこととしてお答えします。

この交差点の東側160メートル付近に押しボタン式信号機、西側160メートル付近のみどりんぱぁーく入口交差点には信号機が設置されていますが、質問にあります交差点には横断歩道等は設置されていません。

信号機や横断歩道の設置につきましては、町が自らの判断で設置することができず、折尾警察署を通じて県の公安委員会へ要望をしております。

現在は小中学校の通学路安全対策を最優先課題として、横断歩道等の設置を複数個所要望している状況です。ご質問にあります交差点付近も含めて、今後とも随時、横断歩道等の設置要望を行ってまいりたいと考えております。

次に、町民体育館前信号の夜間点滅についての質問にお答えします。

ご質問の場所は、樋口および梅ノ木団地、高松、おかの台付近の、県道水巻・芦屋線と町道砂山・丸ノ内線が交差している町民体育館前交差点のこととしてお答えします。この交差点に設置されている信号機はご指摘の通り夜間点滅となっています。

夜間点滅としている理由は、夜間交通量の減少や地域の活動時間帯、路線バスの運行時間帯等、地域の交通状況を総合的に勘案するとともに、主道路である県道側の交通を不必要に止めないように運用されているものです。

信号機の管理は警察署が行っており、町には信号機制御の権限がありません。しかしながら、より安全かつ円滑な通行が可能となるように、信号機の管理者である警察署、県道の管理者である北九州県土整備事務所との協議を実施したいと考えています。

次に、みどりんぱぁーく内の遊具にて、鉄棒の老朽化による撤去後についての質問にお答えします。町内の公園遊具につきましては、年に一度、その安全性を専門業者に委託し点検を行っているところです。

平成22年度の点検により、みどりんぱぁーく内の鉄棒については、撤去が必要という判定が出ました。このままでは、安全性の確保ができず、平成23年4月に撤去しました。

その後、費用面やどのような形の遊具を設置するか検討した結果、平成24年7月に形状は異なりますが、新しい遊具を設置しております。

今後につきましても、毎年点検を行い、安全性の確保に努め、修繕や撤去が必要な遊具につきましては、その都度対応していきたいと思います。

しかしながら、新設、再設につきましては、直ぐに設置とはなりませんが、予算や設置場所等を総合的に勘案しながら進めていきたいと思います。以上でございます。

議長(川本茂子)

これより、再質問をお受けいたします。出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

横断歩道の設置を複数個所要望しているという状況があるんですけど、この複数というのは、主にどういうふうなとこでしょうか。それと、私がお願いしているところは含まれてるんでしょうか。再度、お願いいたします。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

現場を確認しております担当課の方で答弁をさせます。

議長(川本茂子)

課長。

建設課長(荒巻和徳)

出利葉議員の質問にお答えいたします。複数個所というのは手元に今ございませんけども、それはあとで報告させていただきたいと思います。今回の交差点につきましては、今後、要望するということでございます。今はまだしておりません。以上です。

議長(川本茂子)

出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

ぜひ、よろしくお願いいたします。

それと、水巻町民体育館前の信号の件なんですけど、私も近くですのでよく夜間見てるんですけど、この中に主要道路であるっちいう分から考えて、4車線の交差点が交差するところで点滅にしてるところっちいうのは、水巻町の中でもほとんどないんですよね、こういうところが。

なぜ、ここだけが点滅信号になっているのか、これが今、県道側の交通を不必要に止めないように運用されているものです、というふうに書かれていますけれど。

あそこの法定速度でいうと時速50キロ、実走行じゃプラス10になるんですけど、法定速度が時速50キロとして、皆さん、車の免許持っている方やったらわかると思いますが、黄色の点滅であれば徐行になるんですよね。赤の点滅であれば一旦停止。

徐行で交差点に入れば、あの大きな交差点、中では右折の車線はわかりますけど、第1通行帯、第2通行帯、この1車線目、2車線目の間で夜間に減速。

しかも法的にいったら、徐行というのは危険を感じたらすぐ止まれる速度、速度でいったら6キロ以下、スピードが6キロ以下のいきなり減速して、左右の確認をすると、後ろから追突されないかなという危険性もありますよね。

これものすごく危険な状態で皆さん今、走ってます、ここ。

ぜひ夜間、一度見てもらうとわかると思うんですけど、逆にその横の団地の方の信号とか、滅多に夜間通らないとこの信号の方は通常の信号にしてて、1番大きな信号の方のみを点滅にしてると、これは逆に安全かつ円滑と書いてる。

この部分から考えても、不必要に止めないようにって書いてるんですけど、これちょっと私、納得できないなと思いました。

例えば、法定速度でいう時速50キロ走ってる車で、横で徐行という6キロ以下という減速して左右を確認という状態をすれば、これ差で言ったら44キロで、止まっている車の横を通過しているのと同じような状態になってしまいます。たいへん危険です。

ぜひ、これを早急に対応してもらいたいと思います。そのへんをお願いいたします。

議長(川本茂子)

課長。

建設課長(荒巻和徳)

私もそこの場所に近いとこにおりまして、実際、出利葉議員の質問を受けまして、夜間確認に行きました。そしたら、ダイエーのとこの交差点を含めて、樋口の交差点、この交差点も今点滅信号になっております。

おっしゃいますように、高松団地からの入口の信号は普通どおりの信号になっておりまして、質問のように不具合が生じているのではないかと、私も感じまして。

今回、この議会終わりましたら、早急に警察の方に、また道路管理者である県の方通じまして、協議をしたいと思っております。以上です。

議長(川本茂子)

出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

ぜひ、よろしくお願いいたします。

最後にみどりんぱぁーくの鉄棒の件なんですけど、これ平成23年に4月に撤去されまして、そのあと費用の面などで、どのような形の遊具を設置するか検討した結果、平成24年7月に形状はことなりますが、新しい遊具を設置しておりますということなんですけど。

これは現場、私も見て知ってるんですけど、遊具を設置するか検討した、この検討の仕方ってどのような検討の仕方をされたんかなあと思ってですね。というのが、平成24年7月に確かに形状が異なりすぎてるんですよね。

当時、私が初めて活動として動いたのが、平成23年5月の11日、時間が午後2時ですね。

すぐに役場の産業建設課の方に、私はお尋ねに伺って、鉄棒の支柱が一応腐っているということで、傷んでるということで、写真も確かに見せてもらって、撤去をしたのち、早急に鉄棒を同じ形状のやつを、形のものを復旧、元に戻してつけてもらいたいということを、いろいろ私お話ししたと思うんですけど。

そのときに住民の方、町民の方からも同じような鉄棒で、ということを地域の方は望んでいますということを説明したはずなんです。5月の11日の日、平成23年。

これがちょっと現物とあまりにもかけ離れて、今、現状で何を使うんだ、大人用のストレッチかなんか書いてありますけど、全然これじゃあ意味がなさないということで、なぜ鉄棒がいまだにつかないのかっていうて、再度、私の方にまたお尋ねがいろいろきたんですけど。

このときに、どのような形の遊具を設置するか検討した結果っち、この検討の仕方はどちらの方で、地域からはそういう話は上がってなかったんですけど、どういうふうに検討されたんか、ちょっとお尋ねしたいんですけど、お願いします。

議長(川本茂子)

荒巻課長。

建設課長(荒巻和徳)

検討の方法は、当時、産業建設課、都市計画係の係が、今、先進というか、北九州市の公園等の現地視察に行って、みどりんぱぁーくも子どもからご老人まで使っている公園なんですけども。

今、健康遊具として、老人の方とかいう方向の遊具をかなり設置していますので、水巻町のみどりんぱぁーくにも、そういうふうな健康遊具、老人の方が使えるような遊具を設置をしてみてはどうかということで、今回、ぶら下がり的な健康遊具を設置いたしました。

議長(川本茂子)

出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

ということは、行政側の、役場の方で、まわりの北九州に行かれたと思うんですけど、地域の要望っちいうのは、まったく耳に入ってなかったということでしょうか。

議長(川本茂子)

荒巻課長。

建設課長(荒巻和徳)

そういうことではありません。鉄棒と、このぶら下がり健康具も、同じような使い方ができるのではないかと考えました。以上です。

議長(川本茂子)

出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

同じような鉄棒を地域の皆さんが望んでるんですよね。多分、荒巻さんも直接みどりんぱぁーくで聞かれたことなかったですか、言われたことあると思いますよ。

言われた方が何人か、こうやって直接言われたと聞いてるんですけど、地域の住民から言われたことあるでしょう。どうぞ。

議長(川本茂子)

荒巻課長。

建設課長(荒巻和徳)

申し訳ありません。私は直接は聞いておりません。

議長(川本茂子)

出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

何人かが、かなり同じようなことを言われております。なぜ同じような形の分をつけてくれないのかと。予算の関係だろうか、なんだろうかと。

そこは私はわからないということで、そういうふうな状態なんですけど、同じような鉄棒を、あそこスペースもまだありますので、これ付けることはなんとかできないでしょうか。

これできるかどうかわからないんですけどね、例えば今度、廃園の話が上がっている母子寮の中にも鉄棒があるんですけどね。

ああいうふうなのを使ってないようであれば、そういうふうなのを持ってきて付けるとか、一旦はずして、安全確認をして、使えるようであれば移設して付けるとか、そういうことを例えばの話ですが、できないかなと思ってですね。

今、母子寮の方では鉄棒、ブランコを使えるような子どもがいないということで、私も聞いてたもんで。ちょっとお尋ねします。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

議員がおっしゃったことにつきましては、再度、点検をいたしまして、安全性に努めてまいりたいと、そして遊具の設置につきましても、先ほど冒頭でも申しましたように、予算と時期、そして、設置場所等につきましても、今一度、整理をさせていただきたいと思います。

そして、またその後、議員の方に報告をさせていただきたいと、このように思います。

議長(川本茂子)

出利葉議員。

17番(出利葉義孝)

すいません、ぜひ、そういう形で早急にお願いいたします。以上です。

議長(川本茂子)

2番、新緑会、美浦議員。

12番(美浦喜明)

12番、美浦です。新緑会を代表して、一般質問をいたします。

まず最初に、吉田ぼた山跡地隣接の霊園開発について、町民の皆さん多数の問い合わせがあり、11月27日、NHKニュース午後6時30分と午後8時45分より、2回にわたりテレビで吉田ぼた山跡地隣接の霊園開発について放映され、町民も事件として大変に驚いています。

NHKニュースの内容については、「霊園問題で現職市議書類送検」のことで、中間市の市議会議員が経営する会社が福岡県水巻町に霊園を建設した際、土地と隣接する町有地を無断で使用していたうえ、建設に必要な知事の許可を得ていなかったとして、市議会議員とこの会社が不動産侵奪などの疑いで書類送検されました。

書類を送られたのは、霊園会社の代表を務める中間市議会議員ら会社幹部2人と法人としての霊園会社、それに霊園の建設に関わった建設業者の代表の合わせて3人と1つの法人です。

警察によりますと、市議らは4年前に福岡県水巻町に霊園の建設を始めましたが、水巻町の町有地、およそ8,800平方メートルを無断で使用していたとして、不動産侵奪の疑いが持たれています。

また、霊園建設を始める際に必要だった県知事の許可を得ていなかったなどとして、都市計画法違反の疑いも、持たれています。

警察は、おととし10月、この霊園会社や市議の自宅などを捜索し、去年3月には水巻町の町議会議員9人から不動産侵奪の疑いで告発を受け、捜査を進めていました。

霊園会社代表の市議はNHKの取材に対し、「町有地は使っておらず、所有する土地で霊園を建設していたので書類送検には納得できない。知事の許可については業者に任せていたので、出さなければいけないことを知らなかった」などと話しています。

このような報道内容です。そこで、近藤町長にお聞きいたします。

1つ、近藤町長はこのNHKニュースや新聞報道をご存知ですか。

2、約8,800平方メートルの町有地を、無断で森や谷を破壊し、平地に造成し、近藤町長は警察の再三にわたる被害届提出を拒み、むしろ被害は無く、山林の価値が上がったと開発業者を援護する、近藤町長の発言はおかしい、と多数の町民は言われています。町民のためにも早く被害届を出してください。

3、永久杭の境界については、平成24年4月2日までに申し入れ事項が励行されない場合には、法的手続きをとることになりますとありますが、現在どのようになっていますか。以上、お答えください。

次に、コスモスまつりについて、平成12年、田中元町長が、当町で開催されたコスモスサミットをきっかけに、町の花であるコスモスを活かし、自然と安らぎの郷土愛の育成や、地域や団体の連携および産業振興を図ることを目的に、本町のコスモスまつりを開催しました。

今年で、13回目となりますコスモスまつりは、今や秋の風物詩として水巻町はもとより、北九州市をはじめ、他市町村にも定着しております。

昨年、平成23年度は、東日本大震災が起こり、開催時間等、自粛されたことは理解できますが、今年度は従来の運営形態に戻すべきではなかったかと思われます。そこで、以下の点にについて質問いたします。

1つ、開催時間について、昨年同様今年も終了時間を午後4時と短縮したのはなぜですか、また、花火をとりやめていますが、その理由をお聞かせください。

2、町長はこのコスモスまつりの事業運営を、商工会に対し、委託を申し出たと聞きましたが、本当ですか。以上お答えください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

新緑会の美浦議員の質問にお答えします。

はじめに、吉田ぼた山跡地隣接の霊園開発についての質問にお答えします。

1点目の、霊園開発業者が書類送検された報道をご存知ですか、とのお尋ねですが、新聞を読みましたので存じております。

2点目の、約8,800平方メートルの町有地を無断で森や谷を破壊し、平地に造成、近藤町長は警察の再三にわたる被害届提出を拒み、むしろ被害は無く、山林の価値が上がったと開発業者を援護する、近藤町長の発言はおかしい、と多数の町民は言われています、町民のためにも早く被害届を出してください、とのお尋ねですが、警察より再三にわたる被害届提出の要請があったように言われておりますが、私は一度会ったきりで、その後は何の話もありません。

また顧問弁護士に相談して、自然破壊による損失と現状を比較した場合に、経済的な損失はなく、被害として訴えるだけのものでない、との見解を得ていますので、開発業者を擁護してはいませんし、被害届を出す必要もないと考えております。

3点目の永久杭の境界については、平成24年4月2日までに申入れ事項が励行されない場合には、法的手続きをとることになりますとありますが、現在どのようになっていますか、とのお尋ねですが、開発業者に対して、平成23年3月31日締結の「町有地の返還についての覚書」を踏まえて、町で復元しました、警察が依頼した測量業者が定める境界位置に変更するように、平成24年1月31日に「永久杭変更の申し入れ」を配達証明付郵便にて通知いたしました。

その後、平成24年2月23日に、相手方より内容証明郵便が届きました。内容は、境界位置の差異が具体的にどのように違うのか、また、平成23年5月2日の双方の立会の協議はどのような内容であったのか、最後に、今回の町の申し入れについては、いかなる法的根拠に基づいているのかという趣旨の回答文でございました。

再度、顧問弁護士に相談をしまして、平成24年3月7日に2回目の申し入れの通知を行いました。内容は、法的根拠につきましては町の所有権に基づき行うものであり、平成24年4月2日までに回答もしくは申し入れ事項が履行されない場合は、法的手続きをとることになりますと申し添え、内容証明郵便にて送付いたしました。

その後、平成24年4月2日に開発者本人が文章を持参されました。内容は、平成24年2月23日到着の回答文趣旨が、町に十分に理解してもらえていないこと、また境界は双方の立会の元で行われるのが当然であること、最後に私の申し入れが不承知の場合、当方としても弁護士を持って対応していく所存でございますとなっておりました。

その後、顧問弁護士に相談し境界確定裁判の訴訟を起こす準備を進めてまいりましたが、相手方の代理人である弁護士から、再度現地立会の申し入れがありましたので、相手方の申し入れについて真摯に受け止め、現地にて弁護士を通して当方の主張する境界を再度主張するようにし、境界の復元のための杭打ち作業を含め、現在進めているところであります。

何度も申し上げておりますように、開発者からの使用許可申請、造成依頼を当時の執行部が許可した訳ですから、そのことは問題ないと考えています。その後、当時の町長、副町長、産業建設課等の旧執行部が適切な町有地の管理を行っていなかったことが問題だと考えています。

現在、私に被害届を出せとか、なぜこうなったのかという質問が多くありますが、何度も言いますように、開発者が協議に応じない場合や、協議が不調に終わった場合には、法的手段でとお答えさせていただいております。

前町長時代の執行部が町有地の適切な管理を行っていなかったため、このような問題が起こったと考えており、現在、私は町有地の境界は必ず確保するという意志を持って開発者と交渉を進めております。

開発者も、今後も町との交渉に応じるとの回答もあり、境界については、警察の依頼した測量業者の資料に基づき交渉を進めております。

しかしながら、私が申し上げたいのは、町が許可した町有地の適正な管理がなぜできてなかったのかということです。

私は今後、町有地の適正な管理を行っていく考えですが、吉田ぼた山の町有地の管理については、これだけ新聞紙面等で住民に不安を与えている問題ですので、議会において特別委員会を設置していただきたいと思っております。

そして、開発業者、前町長、前副町長、当時の職員および関係者から私に至るまで、事情を聴取していただき、なぜこのようなことになったのかを明確にすることが、今後の水巻町のためになるのではないかと考えます。

このことによって、色々な方より当時の状況や、どのような指示があり、開発者とどのような協議があり、当時の執行部としてどのように対応、指導、指摘をしたのかが分かるのではないでしょうか。

これは当時の関係者を責めるということではなく、今後このようなことが起きないようにするため必要なことだと考えます。

次に、コスモスまつりについての質問にお答えします。

1点目の、開催時間について、昨年同様、今年も終了時間を午後4時と短縮したのはなぜですか、また、花火をとりやめていますが、その理由をお聞かせください、とのお尋ねですが、ご指摘の通り、コスモスまつりは、既に近隣地域においても秋の風物詩として定着し、水巻町を代表するイベントとなっておりますので、今後も検討や修正を加えながら実施していきたいと考えております。

確かに平成23年度は、東日本大震災に伴う自粛もあり、コスモスまつりの開催時間を短縮いたしましたが、その結果、子どもたちが会場周辺において、まつり終了後も徘徊し、何度注意しても帰らないなどといったトラブルが激減しました。

このことは、これまでコスモスまつりが郷土愛の育成といった当初の目的とかけ離れ、非行を助長しているのではないかという心配を解消することにもなり、行政が運営している祭りである以上、満開のコスモスを観賞し、郷土愛を育むという本来の目的へ回帰することが重要であると考えましたので、節電対策の継続と併せ、実行委員会による検討を経たうえで、平成24年度につきましても、前年度同様の時間帯で開催することといたしました。

なお、県内の他市町村においても、花をテーマとして行われている祭りは、ほとんどが15時または16時までの開催時間となっております。

花火の取り止めにつきましては、これまで幸い大きな事故や火災にはなっておりませんが、火のついた花火の燃えカスが警戒していたスタッフのすぐそばに落ちるなどの事例が報告されております。

会場周辺の住宅建設事情を考慮しますと、今後は根本的な防火対策、安全対策を行う必要があり、経費的にも多額の費用が必要となることから、開催時間短縮の問題と併せ、検討の結果、花火を行わないことといたしました。

コスモスまつりのこれらの運営につきましては、さまざまな経緯を踏まえ、実行委員会で十分に検討した結果でございますので、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

2点目の、町長はこのコスモスまつりの事業運営を商工会に対し委託を申し出たと聞きましたが本当ですか、とのお尋ねですが、本来、コスモスまつりのようなイベントは、実行委員会の運営を含め、行政が直接行うべきではなく、公に準じる団体が主催し、行政は側面から支援するべきであると考えております。

事実、他の市町村では、商工会や観光協会などの団体が中心となって実行委員会を組織し、コスモスまつりのような祭りを行っているところもあります。そのため、平成23年、当時の産業建設課長に指示し、水巻町商工会へコスモスまつり事業の運営移管を打診いたしました。

しかし、その際は商工会側の人手不足等の理由もあり、時期尚早ということで断られましたが、コスモスをメインとした祭りの継続と町の側面的支援を前提に、移管可能な方法を検討し、今後も商工会に限らず事業運営が可能な団体への移管を打診してまいりたいと考えております。以上でございます。

議長(川本茂子)

これより、再質問をお受けいたします。はい、入江議員。

14番(入江弘)

14番、入江です。今回、霊園問題で現市議書類送検ということで、私が町長に一般質問いたしました内容はNHKの全文です。これを載せました今回。業者の名前までNHKでは放映されてますし、これを見られたと思いますけど、町長はテレビを見られましたか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

見ておりません。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

ほとんどの内容が、皆さん、今お持ちになっている内容ですけれど、やはり水巻町として、非常に恥をさらけ出した、私はそういう感想を持ってるんですけれど、町長はどういう感想を持たれていますか。マスコミに対しての報道は。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

無味乾燥でございます。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

言えないということですから、言えない理由もあろうと思われますけれど、水巻町代表する町長ですから、それなりの感想を言っていただきたいと思いますし、先ほどから一般質問の内容を聞いてますと、前政権が全部やったんだと、まして職員が、それが一緒になってやったんだと、こういうようなことを言われましたけど、これは真ですか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

やったかやらないかということに、私は終始しておるつもりはございません。これまでの経過を縷々述べさせていただいたわけですから、きわめて申し上げたいのは、10月18日が町長選挙の投票日だったと思います。それまでも毎月2、3回、現地確認をしていたという実態がございます。

さらには選挙後の11月に入っても、当時の町長、副町長、そして警察OBが現地に入っております。なぜ、そのときに被害届を出さなかったのか、そしてまたさらに、その問題が起き上がったときには、すでに私が知らされたのは、それから半年後。

私が町長になってからすぐに、当時の担当課におきまして、現地確認しなさい、違法があれば工事差し止めもしなさい、いろいろ縷々述べましたが、そのときに議員さんたちが質問したときに、そのような町長とのやりとりはしてないということを職員が言われました。

ということは、この件が警察が捜査に入るまで、なんら私に報告がなかったということになります。ましてや、選挙後の任期中11月13日までが前町長の任期でございます。その間にも現地に足を踏み入れてるという実態があります。

そういったことをきちんと、当時の課長だけでなく、関係者は検察庁に呼ばれまして、行政の怠慢を指摘されました。何をしていたのかと君たちは。その瑕疵責任が行政にあるわけですから、相手だけを責めるものではなく、それを黙認してきたという、黙認は容認ですよ、行政にとって。

そのようなことが我々に責が求められず、相手だけを責めてるんですよね。だから、むしろ私どもに問題があったのならば、それを悔い改め、そして、このような事件が起こらないようにしていくという責任がございます。そういうことを、ぜひご理解いただきたいというふうに思います。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

町長の話聞いてますと、前政権がやったんだと、ここに担当課長おられますけど、その時の。課長に聞いても私いいんですか。あなたの11月14日就任以来、工事がどうなっていったか聞きますよ。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

何をお聞きになっても結構でございます。私は隠すことは何もありません。縷々申し上げたように、当時から担当課には指示を申していたにも関わらず、現地から完了届が出されない限りは現地に行くことはないと言っておりました。

そして、その後、完成してお礼状が届いたということを指摘されました。黙認をしていただいてありがとうと言われたのかなと、私、逆に恥ずかしい思いをしました。なぜか。

完了届が出るまでは私に知らされず、その届出がきたときには、境界を越えてますよ。当然でしょう、境界までは造成を許可しているんですから、境界を越えて。

そして、どこから土を持ってくるのか、それも監督していない。どこをどう崩そうと、どこをどう削ろうと、それは現場管理する責任が問われます。

そのこともなしに、当時の課長に聞きますよと。聞いてなんになるんですか。そうではなくて、経過として私が報告しているんですから・・・、傍聴席うるさかったら止めてくださいね、議長。そういうことですから入江議員、よくご承知いただきたいと思います。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

じゃ、当時の担当課長、佐藤課長がおられますんで、11月14日以降に、中間の業者が造成工事をしてたか、してなかったか。その点でお答えをしていただきたいと思いますけど。

議長(川本茂子)

佐藤課長。

図書館・歴史資料館館長(佐藤久義)

ただいまの入江議員の質問についてお答えをいたします。前矢野町長が代わり、新しく新近藤町長になった以降の11月以降にも、現場の方では造成というか、盛土の切り盛り土をやっていたのは事実でございます。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

今、お聞きになったと思います。現実に現場を知っておる職員がいながら、なぜ私に報告がないんですか。だから、現地に行きなさい、現場を確認しなさいと、何度も申し上げてきたのに、そのことは完了届があるまでは、現地に行くことはないと申していたんです。

だから、やりとりをしていないというのは事実になると思います。黙っていたということです。だから、やっていたかどうかを知っているんでしょう。現地が開発されていることを知りながら、当時、私が町長になっても、それを隠していたのか、黙っていたのか。

あるいは前政権が許可したものの引き続きとして、開発が終わるまでは見届けておくということであったのかと思います。

そういうことで、当時の課長が何を申しても、それはなんら私の責と、あるいは前の政権の問題だということを、私が言っているのではなく、いつどのようにして、この経過が行われたか、この問題については、今、新聞紙上で騒がれても、これは私どもは行政としての責任を果たしているところでございます。その経過をお待ちいただきたい。

またなお、この警察の方は、あくまでも捜査が終了し、そして検察に送られた。書類が送られたわけで、何も本人が検挙されたわけでもありませんので、身柄拘束があったんですか、事件となるかどうかは、法律上の違法の行為、それは造成協力許可を出した水巻町側にも当然責任があり、その経過を見届けていながら報告がなかった。

そのことを、すべて議員さんたちにはなんの報告もなかったんですか。

一部の議員さんは、本議会において、これは、前町長が選挙で落ちたから、被害届が出せなかった、残念だった、というようなことを、私聞いたような気がするんですが、じゃあ、わかってたっていうことですよね。

議会の方から、そういう声が上がるということは、一部の議員さんがその経過を知り、そして前政権が知っていたということになります。

そういったことから、行政の怠慢は、まったく棚上げにし、相手だけを責めるというのは、私たちの自らの責任はどうなるんですか。そこを悔い改める、そして、次にこのようなことが起きないようにする。

そのためには一緒に解決を図る。そういうことの議会のご協力は必要かと思います。以上でございます。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

担当課長に聞きますけれど、近藤町長が就任されて、このことを、報告をされましたか、いつ。

議長(川本茂子)

佐藤課長。

図書館・歴史資料館館長(佐藤久義)

近藤町長に報告というよりも、正直、報告等はしてないのは事実でございます。

22年の5月の19日に近藤町長の方から、現状は確認すべきではないかということで、別件の項目等の報告と合わせた中で指示がありましたが、ただ現実としては、まだ境界等の確認ができない状況であるということだったもんですから、その現況について、杭が設置された段階で、確認はいたしますという報告はしたのは事実でございます。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

今、町長の発言の中で、非常に興味深い部分があるんですよ。前政権のときにいろいろ造成をされたということで、ある特定な議員が知っておきながら、このことを返せば、町長あなた自身も、このことを知ってたんじゃないですか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

あの、よく聞いてくださいね、議会で私はそのことを聞いたと申したつもりでございます。そのようなことをおっしゃった議員が、質問のときに関連質問でおっしゃったと思います。そのことを確認していただきたいと思います。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

じゃあ、話題を変えますけれど、今回のこの大きな事件です、報道された。この事件で、私は、警察が近藤町長に再三会われたと。こういうことの質問に対して、あなたは先ほど1回しか会ってない、何月何日、どういう内容のことで会われたんですか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

わざわざ冒頭でも申しましたように、1回しか会ってないというのは、被害届を出せと言われたのは、一度だけでございます。

その前に、捜査に入るのに書類を押収したいと、その申し入れがありましたので、その書類を提出するのに至って、担当の班長さんにはお会いしました。

ですから、2、3回は会ってるかと思いますが、特別にこの被害届を出せと、二度も三度も言われたということはありません。たった一度きりです。

しかも申し上げておきますけども、私に対して、被害届を出すか出さないのか、イエスかノーかで答えるように威圧を受けまして、まるで脅迫かのような感じを受けました。このような違法な捜査があってよろしいんですか。

そうすることで、これをまたさらに、これを一部の議員にはお知らせします。告発があって、1人でもできるのに、わざわざ9人で連名までして、そして新聞記者を待機させ、その日のうちに新聞紙上に載る。

手回しのいいことに、そして刑事が私のところに来て、被害届を出すか出さないかと強く押し迫られ、まるで、私が犯罪人のように、そのようなことから考えますと、まったく仕組まれたとは申しませんが、何がなんでも手柄を立てたいのかどうか知りませんけども、どうして私が警察の責めを受けなければいけないんですか。

そのような被害届を出すか出さないか、そのときに、いや告発、告訴というものがありましたら、民事裁判で解決をいたします。それはやめてくれと。なぜですか、手柄にならないからですよ。告訴はしないでくれ、告発もしないでくれ、被害届を出せ、どういう意味ですか。

そして、それを一部の議員に知らせますと、その方は言われました。実際に告発があったら、結果がでるまでは、捜査情報の漏洩ですよ、これは。捜査するにあたって進捗状況、経過報告は、まったく本人には告げることはないかと私は聞いております。結果報告がすべてだと思うんですよ。

そういうことで度々、その捜査班の班長が議員さんたちにお会いになって、そして、打ち合わせをされたのかどうか知りませんが、今日にまで至ったということは、事件の解決が長引いたと、私は思っております。

速やかに解決を図るというのが、私ども行政の務めでございますので、どうかご理解をいただきたいと、このように思います。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

私が言っているのは、1回被害届を警察が出せって言われたんです。それをね、まるで警察がイエスかノーか脅迫的な言葉って、そんなこと私はどうでもいいんですよ。

何月何日にどういう内容で警察が脅迫したのか、その内容のことを、私知りたいんですよ。だから、答えてください。

それとですね、町長、9人の議員がいろんなことで告発して、私がマスコミをそこに待機させて、マスコミ報道したって。

その明くる日に、3月の26日に私告発したんですよ、中間を、業者を。そして、新聞に載ったんですか、あなた簡単に言いますけど。答えてください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

今、手元に資料を持ってきてませんが、いつも私は9人の告発という新聞記事をコピーして持っておりました。

今日はたまたま持っておりませんが、いつだったかということの日にちよりも、9人が告発したときには、その日の午前中に協議があってたんでしょう、廊下には記者が立っておりました。そして、刑事も来ておりました。

議長室に何名の方がいたのか知りませんが、その日のうちの夕刊に、しかも西日本新聞の夕刊に載ったことはご存知かと思います。

それはいつ警察から、被害届を出せと言われたのかと、いつということではなくて、そちらが私に冒頭の質問でも答えましたように被害届を出せと言われとるのに、それは何回かと、それはいつかということの、いつではないでしょう。

被害届を出せと言われたことありませんか、あります、それは1回ですよと、こう答えたんです。それが日にちの設定までは、今しばらく待っていただかないと、また後日お知らせしたいと思います。

すでにあなた方の手にはなんでも持ってるんでしょう。どんな資料でも簡単に手に入るんでしょう。じゃないんですか。むしろ私の方が知らないくらいですよ。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

あなた何言ってるんですか、私の質問は警察が来た。私が再三ということで、あなたは1回来たと言われたから、その日にちはいつですか、内容はなんですかと聞きようんですよ。

それにもってきて、いろんなことを自分で自分自身が酔いしれて、正当化するだけのことやないですか。私の言っている質問に答えてください。2つだけ、簡単明瞭に。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

日にちはわかりませんが、どういう会話がなされたかは、先ほども述べたとおりでございます。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

こういうことで都合が悪くなるとね、まったく日にちを言わないと。じゃあ町長にお聞きします。

今回のこのテレビ報道で、大きな事件なんですよ、これ。この事件は警察が捜査した内容が、小倉地検の方に送られた。これで、報道されてるんですよ。

ましてや内容は、業者が2万平方メートルの都市計画法に届出ないで無造作でやったと、なおかつ、この中に町有地8,800平方メートル入ってるんですよ。あなたは、水巻町のトップの町長ですから、自分の管理する町有地が、そういう被害にあったら、被害届を出すのが当然なんですよ。

これ世間の中でも、いろいろ町民の方も、私に電話かかってきます。なぜ町長は、このように町有地8,800平方メートル無断造成されて、なにも被害届を出さないんですかって。被害届を簡単に出せば、この事件は解決するんですよ。

それをあえて、解決をしないような方向を自分自身言って正当化してる。私は、こうしか見えないんですよ。だから、被害届を早く出してください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

なにがなんでも犯罪者に仕立てたいという意図がありありでございます。私にとりましては、行政の務めを果たすだけでございまして、相手が書類を送られたからと言って、それを適時すぐに被害があったというふうに覆すわけにもいきません。

これまでも同様ずっと、顧問弁護士とも相談のうえ、経済的な損失もなく、むしろ平地ができたとか、いろんな造成許可をしたという勘案をしまして、被害届に至ってないということでございます。

あとは司直の手に委ねられておりますので、それは、司直が判断するものというふうに思っております。今更、私どもが、どうこう言える立場にありません。

以前から被害届を出せ出せと言っておりますが、すでに被害届を出さずとも、もうすでに司直の手に委ねられたということでございますから、その結果をお待ちになっていただきたいと、このように思います。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

私は町長は罪人にするために言ってるんやないんですよ。あなたがいつも特別委員会を設置しなさいって、回答にも書いてあるやないですか。百条委員会設置しなさいって。自分だけが言葉を有利に使って、百条委員会で逃れていく。

そして、この事件を長期化して、風化させていく。こういう私はやり方、そう感じるんですよ。だから少なくとも被害届を出してください。そしたら百条委員会も特別委員会もなにも作らなくて簡単に済むんですよ。

あなたは今、業者とのやりとりで、もう1年かかってます。書類とのやりとりだけで。境界の杭をどうするのかと。来年の11月、あなた町長選ですよ。

私が言ってるのは、あなたが町長の4年間の中で、この事件を被害届を出して、早急に解決するっていうのが、私ベストだと思います。だから、ぜひ被害届を出してください。

それから、あと1つ、11月27日にマスコミが報道されまして、その前後で担当課の課長さん、あるいは役場を辞めたOBの方が、この事件で警察に事情聴取を受けた、あるいは出頭命令があった。

そういったことはあったんですか、なかったんですか。あれば内容を教えてください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

質問は、私は的確に答えたつもりでございます。ぶり返さないでください。捜査をしたければ、警察に任せればいい。

議員が自ら調査権を行使するのであれば、調査特別委員会を開催し、その中において証人喚問という手続きも取れます。どうぞ、そういう形で行っていただきたいと思います。

何度も、この議場において、大切な時間を、この大事な場所で同じことの繰り返しをやるよりも、調査特別委員会を開催し、その場において行っていただきたいと、このように思います。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

私はね、町長が私の質問に対して再三にっていうことを、1回だけ警察が来ましたって、このことを言われたから、じゃあ、他の職員、OBについて、そういったことがありませんかって、あなた自身が自ら、わが身を清めるためにそれを発言されたんですから。

そのことに対して、OBの方、あるいは担当課、警察でそういうことがありましたかって、それ聞いてるだけなんですよ、答えてください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

私は何度も申してますように、検察庁に関係職員は呼ばれまして、行政の怠慢を指摘されたと、私はおっしゃったじゃないですか。何をしてたんですか、造成許可出したあとも現地に何度も足を運び、その時点で被害届は出せたはずです。

ですから、完了届が出るまで、私に報告がなかったことも事実ですし、それを見て見ぬふりをしてきた黙認は容認と同じだと、そして、行政の責が問われるわけですから、そのことが検察庁でも言われたように聞いております。以上でございます。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

あなたは前町長のときに被害届を出せた。自分のときにも造成工事がして、11月14日の就任以来、そのようなことがあって、なぜ、それで、前町長には被害届を出しなさい、自分には被害届なぜ出さないかんか、おかしくないですか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

ちょっと理解に苦しみますが、それは前町長のときに、選挙を迎えなければ被害届を出すつもりだったということは、この議場において私はお聞きしたかと思うと。

しかし、前政権が造成協力を許可した以上、私になって被害がありますとは言えませんと。あくまでも、それを引き継いだものとして、その責任をまっとうしたいと、このように思っております。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

あなたね、都合のいいことばっかしして、自分自身を正当化ですね、完全に。相手に罪を被せるように、矢野町長が全部したって。俺のときは何もしてないって、町長、そんな発言なんですよ。

発言の内容は、前町長のときに、なぜ被害届を出さなかったか、そこまでわかっているんなら、なぜ、あなたは今、自分は町のトップなんですよ。

ましてや11月27日、28日、報道紙面全面に載っとるやないですか。都市計画法違反、ましてや、その中に8,800平方メートルの町有地が入ってる。なおかつ被害届を出さない。おかしいと思いませんか、町民がみんな言ってますよ。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

都市計画法違反の疑いがある、確かに都市計画法は県の許可でございます。

県知事に対して、開発許可申請を相手が出していなかったということが事実だというふうに報道されておりますが、当時、水巻町が造成協力許可を出したときに、県の許可をいただいていますかという確認も必要だったんじゃないですか。

むしろ相手ばかりを責めることで、私に責任があるかのように申しますが、私は名前は固有名詞を言わずに、前政権のときに関係者で行われた事実を申し上げたのでございます。

ですから、何も開発の許可は出しても、県の許可を得たかどうかまでは、当時の執行部は確認をしてなかったのだと思います。

そういった、これらのいろんな書類等についても、あるいは造成の図面等につきましても、きちんと管理監督は必要ではなかったかと。

ましてや大きな谷を埋めるのにどこから土を持ってくるのか、付近の山の切り盛り、そういったことをどこをやるのか、そういったことまで、きちんと計画書を出していただいて、許可をすべきではなかったかと、このように思っております。以上でございます。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

都市計画法、1万平方メートル以上は必要ということで、私も今回、勉強しましたけど・・・。

[ 傍聴席で発言するものあり。 ]

[ 「黙らせんですか。」と発言するものあり。 ]

議長(川本茂子)

傍聴者静かに、退場させますよ。

14番(入江弘)

じゃ、今の取り消してですね、不動産侵奪罪で町有地8,800平方メートルの山林が、またたく間に削り取られてる。あなたが今言われた谷が、

[ 「あんた。」と発言するものあり。 ]

あなたが、町長ですよ、あんたはって言ってないですよ、あなたがって言ったですよ。何を言ってるんですか。私が今質問しよるのに、町長として恥ずかしくないですか。間を茶々入れて。

山林を埋め立てたって現実に今、言われましたよね、谷があってって、我々は谷があったって、そんなこと一切知らんのですよ。

だから、それを埋められて平地にされた。このことが無断造成で不動産侵奪罪にあたるんですよ。あなた、これあたらないんですか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

町有地はまったく奪われておりません。ただ造成を許可したということは、現実に記録が残っているものですから、造成協力を許可した以上、当然それは境界にまたがって造成を許可するわけですから、侵奪という疑いとは別ものでございます。

許可をしたかしないか、あるいは許可した以上、最後まで見届けるという行政の務めがございました。それが果たされていなかったということを言っているのでございます。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

じゃあ、誰が許可したんですか。あなた、今許可したって言われたけど、誰が許可したんですか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

私のときじゃございません。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

私は議員として質問しているのに、誰が許可したのか、それは答えられません。それじゃ、この議場の中で吐くような発言やないんですよ。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

先ほどからあなたは何度も、矢野町長がした、矢野町長がしたと、人の責任にするなと言わんばかりの発言が多うございます。私は前政権時代に関係した方々は、許可をしたわけでございますから、固有名詞はあえて申し上げておりません。

誰がしたのかと言われましても、誰がやったかやらないかということよりも、一連の経過をお聞きになりまして、どこをどうすれば解決するのかということを、ご理解いただきたいというふうに思います。

議長(川本茂子)

入江議員。

14番(入江弘)

これ議長ね、今、町長の発言っていうのはね、大変なことなんです。誰がやったか、許可したか。じゃあ、その許可した書類を出してくださいよ、町長、目の前で。文厚産建員会、今度、次ありますから、来週月曜日に。

その本当の、前町長がやられた許可出してくださいよ。私のこの手元にあるのはね、2筆、約千平方メートル、それも道路用地ですよ。

これについて期限付きでやったっていうのが、あなたから書類もらったのが、これに載ってるんですよ、記録全部。その新しい書類出してくださいよ。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

当時の10月26日に相手方と境界立会する予定でありました。どこからその情報が漏れたのか知りませんが、10月20日に警察が入りました。

わずか6日間の間に書類はすべて押収されまして、2年以上たってもいまだ返ってきません。その原本がもしかしたら紛失しているかもしれない。それは、捜査に入った警察の責任でございます。

あくまでも司直の手によって判断が委ねられた以上、それが終わらないと、資料は返ってこないものと思っております。

議長(川本茂子)

美浦議員。

12番(美浦喜明)

12番、美浦です。再質問する前に一言あります。議会の窓口は総務課長、堺課長、あなたですよね。この答弁書は、昨日はこの議場に、そして、その前はOBの警察の方が自宅に持って来られました。

ということは総務課長、この答弁書ずっと見てますよね、チェックしてますよね。まず、それ1点。

なぜ私が言うかといいますと、この我々の新緑会の町長の答弁、皆さんも見ていただきたい。今日、私が、池田議員が風邪気味で代わりに質問いたしました。1、2、3点、私たちの質問は、皆さんも書類、執行部も皆さんも持たれとる。

1、2、3、正確に言いますと、3点目に永久杭の境界については、というところですね。永久杭のことについて、経過をどうなっとるかと質問しました。

ところが、いつもの町長の、今までは再質問で言葉でよく、私たちが言っている質問と違ったことをよく答えられた。これが、この答弁書にもでています。いいですか、皆さん。

9ページの、時間がもったいないですが、上から4行目、「境界の復元のための杭打ち作業を含め、現在進めているところであります」これが我々の質問の答弁ですよ。

それから以下、何度も申し上げておりますように、誰がこんな答弁をしてくれと頼みましたか。あなたの考えを云々くんぬん、この答弁書で質問していないことを縷々、長々と、それも。

そして前政権のこと、それから事情聴取を、特別委員会を設置と、誰もこんなこと聞いてないですよ。この神聖な、あなたも選挙でとおってきた代表でしょう、我々も町民に付託された議員ですよ。

それをこの一般質問の答弁で、厳粛なもんですよ、少なくとも、再質問のときは、あなたの縷々、こういう考えもいいでしょう。

しかし少なくとも、この答弁書において、私たちが質問したところから、それから縷々、こんだけ長い行かけて、あなたの考え等を私は聞いているんじゃない。再質問のときに答えてくださいよ。

総務課長、そうじゃないですか。我々の質問したことと、この答弁書が、また、ずらしてる。境界の杭まででいいところを縷々、前政権がどうだこうだ、そんなこと必要ないじゃないですか。

そこは総務課長、あなたが答弁書采配して配ってるんだから、苦言を申すべきですよ、町長に、

[ 「議長。」と発言するものあり。 ]

あなたに、まだ、今からよ、あなたのは。あなたも反省してほしいということを言ってるんですよ。

せっかく議会改革で気持ちよく、執行部の皆さんにご迷惑かけて、前日までに届くように書類をすると、ようやく軌道に乗ったときに、あなたのこの答弁が我々の質問と、それ以上のことを誰も求めてないですよ、あなたに。それを反省してください。

それを前提に今から再質問いたします。一応、あなたの話をずっと聞いていますと、この、あなたがいみじくもこうして、我々の質問以上のことを縷々、前政権のことを書いてます。

この中で2つですよ、前政権が管理を行っていないから問題だと。もう1点は委員会を設置して事情聴取をしていただきたい。

こうしなくても今、新聞報道であったように、前町長も地検で、小倉支部で事情聴取を受けてますよ。我々議会がしなくても。

ただ、私たちが言うのは、町長あなたの姿勢ですよ。

少なくとも、先ほどから入江議員も何回も言われてますけど、私も、ここに吉田ぼた山の経過、委員会資料です。私はいつも、あなたたちの資料に基づいて、航空写真にしても言ってます。

平成の20年5月19日、開発者より山林開発のため、使用許可申請を提出、平成20年、20年ということは今から4年前ですよね、5月22日、申請地371平方メートルを仮通路として使用を許可する。

それから次に飛びまして、平成21年、あなたが当選した年です。

平成21年の1月22日に開発者より983平方メートルの埋め立て造成協力の願いあり、そして翌月に、21年の2月16日に境界杭の復元を条件に、境界杭の復元を条件にですよ、造成協力の回答の文書と、これが、このぼた山隣接の事件の発端です。あなたがいう、事の起こりです。

それ以前は、この霊園に対して、水巻町が権限移譲されて、書類のときに不備がなかったから許可をしたといういきさつもあります。

しかしながら、その後に、こういうふうに業者の方から、年数もちゃんと書いてあります。これが、まず出発ですよ。

そして、相手も社会的に地位のある方、その方が1つは通路と、1つは、この2番目は沢だと思うんですけど造成協力だと。そして町の方も、相手の方は立派な社会的地位のある方で、信頼関係を持って、そして許可をしたというのが、まず出発ですよ。

先ほどから縷々縷々言われよりますけど、この水巻町の許可どおりに相手が、申出業者がやっとけば、なにもこんな問題はないですよ。

あなたは監督が、前町政が無かった、はっきりここでまたあなた、いたらん答弁をしています。そうじゃないでしょう。矢野町長からあなたに・・・、あなたは現に水巻の町長ですよ。

町長と行政と議会、これは水巻町の発展と住民の生命と財産を守る。それが使命でしょう。そして安心、安全のまちづくりと、誰もが共通した認識。今はきらりと光るまちづくりかもわかりませんが、いずれにしても、あなたが言ってるのは本末転倒ですよ。

実際にあなたの話をずっと聞くと、職員、わが水巻町のわが身内が監督をしてない、だから認めたと同罪だと、ずっとあなたの話を今まで30分なり聞いてきた。

だけど、元々の許可をして、それ以上に逸脱をして、緑豊かな山を許可以外のところを削った。そのことを許可してないことを無断に造成したことを、我々議員は、公明党の議員も、告発した9人の議員は言ってるんですよ。

なにも・・・、その勝手にいろいろなことがあったかもわかりません。しかし、あなた水巻の町長として、水巻側に立って、水巻の町民の財産を守るべき人ですよ、事の本質がおかしいんじゃないですか、あなたの姿勢が、今までずっと聞いていたら。

元々この許可どおりにやっておけば、なにも問題なかったことやないんですか。

こんな大きな事件に、まして2回も水巻町がテレビ放送された。

10月20日ですか、庁舎も映されて、今度は11月の27日ですか、水巻町のそのぼた山のところが、私は見ましたよ、あなたはNHKの放送見てないと言われるかもしれませんけど、私はNHKの8時45分からのニュース見ました。ぼた山の隣接地のこの問題のあるところも映されてました。

だけど1番大事なところは、あなたが罪をつくるとかつくらんとか、前政権になすりつけるとか、なんとか言ってないと言われる。当然でしょう、水巻の町民の代表ですから。

みんな傍聴者の人も水巻の町民の方来られてます。皆さんが言っているのは、水巻町が許可した以外のところを、あなたも現地に何回か行かれた、我々も現地に何回か行った。ある程度、その当時の担当課長から説明を聞いた。

しかし、許可以外のところも造成されてる。許可以外のところを造成されているということは無断でしたということでしょう。

だから、矢野町長のときに出せなかったら、あなたが水道事業も引き継ぐように、このぼた山引き継いでるんでしょう。被害届を出して、あなたのときも覚書の植栽とか、壁面のあれは、あなたのときになってる話ですよ、覚書の内容は。

私が前回の9月のときも、図面を見せて航空写真にちゃんと、ユンボとか造成の機械ですか、重機っち言うんですか、そのときには、何も植栽もない。

あなたが聞かなかった、なんだと、そんなことあなた責任逃れですよ。少なくとも11月の町長就任して以降は、良いことも悪いことも、あなたもその当時言ってたじゃないですか。良いことも悪いこともすべて私が引き継いで、町長の責任としていきますと。

ということであれば、あなたはこの、ことの出発、先ほど、今までは知らないとか、ちょっと言ったら書類を没収されとるとか、先ほどは、前町長が何月に行った、こうだああだ、OBがどうだこうだって詳しいじゃないですか。我々以上に詳しい。

そういうことの中で、今、私が4点言った。相手が許可をして、水巻町長が許可をした。さも、あなたは許可をしたから、今日、こんな造成になって、おおごとになってと、それはね、反対ですよ。

許可をして、相手が、業者側がその許可どおりしなかった、これは問題ですよ。その課長さんみんなおる。町民の方も、この今の私の言ってるのに反論はないですよ。おかしいでしょう。

それを前政権が、あなたのこの余分に答弁している中にでも、適正に管理をしてなかったから悪いんだ、あなた少し町長の姿勢として、まず、ことの発端は、相手が守らなかったんやないですか。そこ、いろいろ言わなくていいです。

私はあなたの姿勢として考え聞きたい。守らなかった相手が悪いんやないですか。その監督をせんやった職員が悪いんですか。許可した町長が悪いんですか。私はね、ここが、あなたずれてると思う。だから、ずうっと先ほどの入江議員の話にしても、なんかファジーなんですよ。

あなたの姿勢として、どちらについての発言されよんかなと、いつも前政権が、そして許可した方が悪い。そんなことないですよ、行政として書類に、相手も地位のある方が、許可を求めてきて、悪くなければ許可をしますよ。好きだから、嫌いだから許可をしないという話じゃありませんよ、これは。公的におる人は。

あなたはどうか知りませんけど、少なくとも前政権は相手を信じて、そして許可をしたんやないですか。ところが、許可どおりしとったら何も問題ないんですよ。こんだけ水巻が2回も家宅捜査とか、テレビ放映なかったんですよ。だから根本がね、少しね、私は・・・、あなたがその当時の担当者やなかった、許可した人やなかった。これはわかりますよ。

しかし、前政権、なしそしたら被害届を出さんやったかっち、そしたら前政権が出さんやったら、あなたが出せばいいやないですか。

そうすれば議会にどうだああだとかいうこともなく、もっと早く、この事件が解決して、今後、それじゃあどうするんだという次の・・・、私は前回も言いましたけど、次のステップに、昨日の公明党さんが言われましたけど、うんざりとかう言葉を聞かなくても、次のステップにいけるわけですよ。

そうでしょう、やっぱり1つの・・・、津田議員も書いてある、相手が謝罪すべきやないかと。まず、そこからやないかと。

一般質問で、私たちも質問書、答弁書見ますけど、言われてる。私はね、それが、この解決する原点だと思うんですよ。その原点なくして、ただ、前町長の管理不行届き、担当課長でもいいですよ。

しかし、毎日毎日張りついとるわけでもない、少しの間にボボボッとされれば、ブルで押されればあっという間に、そんなに大きな山やないから、されますよ。

私に言わせれば、前町政が良すぎたのかもわかりませんけど、その前町政が許可をして、そのことに対して、きちっと誠意を持って指示どおりに、また他に造成をしたかったら、再度、水巻町に造成協力願いを出すべきですよ。

そういう相手の手続き、それから前町政の信義を踏みにじってますよ。だから、われわれは無断で造成をされたと言ってるんです。これを、今の私が言った2点の許可以外に許可をした形跡が、前町政、それからあなたにあるんですか。

こう言えば警察がみんな書類を持っていってますから、いつ返ってくるかわかりませんからという答弁になるんでしょう。

だから私は、今言ってるように、元々この事件は、水巻町が真摯で許可をしたと、相手を信じて、相手も地位のある方ですよ、有名な方ですよ。時の町長、執行部も当然、何も問題なければ許可をしますよ。

それを許可した方が悪いとか、管理をしてなかったから悪いとか、そうじゃない。逆ですよ、町長。

そして、なおかつ行政にも、もう少し厳しく監督をしてほしかったなというのが、今の水巻町長の言葉やないんですか。

それを相手がどうのこうの責めるんやないとか、どうのこうのやない、相手が事実逸脱して、許可以外のところをやってるから問題になってるわけですよ。

これは町民の皆さんに同じことを私が説明しても、通用しますよ。あの現地を見て、そして実はこうなんですよっち言ったら、誰もが納得してもらえる。反論する人がおったら言ってほしい。私は、だから町長の・・・、この次のコスモスまつりも言いたいけど、あなたの姿勢ですよ。

あなたがいろんなこと言われて、もう入江議員言ったら、他のことダダダダいろいろ言われる。そしたら、第三者で聞きよる方が冷静なんですよ。

そのときに事の本質が、あなたはいろいろ言いながら、私は関係ない、前政権とかいろいろ言われるけど、そんな問題じゃない。

水巻町の生命と財産を守る我々議会、行政、町長、その財産が水巻町の許可なくして、許可以外のところが、それもある議員さんが言われたように、ちょっとああいう山ですから、そこに50センチメートル、1メートル、ちょっと入り込んだと、こういうことならお互い様ですねと、これも気を付けてくださいよと、そういう話すレベルでしょう。

しかし、あなたは何千平方メートルか知らないっていうけど、実際に8,800と報道はされてますが、少なくとも全然関係ない一山が、経済的云々ち、顧問弁護士がよく理解してないんじゃないかと思う。

無断で造成して価値が上がったって、そんな顧問弁護士、本当ここに呼んでから、もう1回聞いてみたいですよ。

ただ、言い方しだいですよ。あなたたちの担当者の言い方次第で、いやそんなことなら経済効果上がっとんじゃないかと、しかし、事の経過を言って、許可以外をこうして削って、そして、それは経済効果で被害はない。

僕はね、そんな顧問弁護士は会ってみたいし、聞いてみたい。一時は、その当時の担当課長たち、野口課長たちが顧問弁護士に4、5人で行ったときに、これは告訴しなさいと、町長に進言しなさいという話も聞いたことがあります。

そうすると佐藤課長は図書館長に、今度は野口課長が具申をすれば生涯学習課長にと、随分課長も代わり、いろいろ代わっていった。そして1番境界のことについても、その当時の宇藤課長がきちっとやっておけば境界の問題もなかったわけでしょう。

現地行ったときに警察の杭の上に打っとんですかっち、いや立ち会ってないからわかりません。だから71万の測量代、あなたが言うごと議会がぐずぐず言うから、私たちも、やっぱり境界ぴしっとせないけん。

だから9月のときも担当課長に、顧問弁護士同意してるんですかって言ったら、訴訟をすることがよいと、そうすれば勝っても負けても、法のところで我々議会も納得できるだろうと。

そういうふうに進むかなと思ったら、また、この境界にしても、向こう側の弁護士で再度申し入れって、そりゃあ申し入れはいいですよ、拒否することもないでしょう。

時間もかかるでしょうけど、ぜひ、がんばって最終的に結論が出なければ、顧問弁護士が訴訟した方がいいということであれば、私は議会もきちっとすべきだと思うから、オッケーだろうと思うんですけどね。

いずれにしても話は長くなりましたが、あなたの長いあれはいりません。

ただ1つ、あなたに答えていただきたいのは、あなたの姿勢の中で、前執行部を管理云々の前に、相手方業者、この業者が許可じゃないところを無断で造成したということは、あなたにとってはどうなんですかね、知ってるんですかね。

向こうがあなたにとって、相手の業者は許可をしたからこうしたじゃなくて、許可をしたのは私がさっき言ったところです。それ以外のところは、現実に現地も行かれとる。だから、少なくとも紳士協定を、契約を破ったのは相手方という認識はありますか。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

まず、はじめに総務課長に対して、答弁書の聞いていないことまで申し上げる必要はないと、余計なことまで書くなと言われますけども、総務課長に責任があるのではなくて、このぼた山に関しては、すべて私が答弁書を作っております。

ましてや余計なことまで言わんでいいと言われましても、あなた方の質問の方が、私どもは意図がわかりません。ですから、懇切丁寧にお答えしなければということでございます。

より具体的に、そして、どうしてこうなったのかというところまで、実際に報道を知ってるかということだけの端的な言葉ではなく、あるいは被害届を出せと警察は言っただろうと、言ったか言わないか。

そんなイエスかノーかだけではなく、なぜ、そのように至ったのかという経過も縷々、述べさせていただかないと、やはり傍聴者もたくさんいることですし、その気持ちが十分に伝わるように懇切丁寧に申し上げるのは、私どもの務めでございます。

ですから総務課長に、なぜ私が注意を受けなければいけないんですか。最終的に答弁書が出されれば、私の責任において、答弁させてもらってるわけですから、私を責めてください。

それから、いろいろと述べても、あなたが述べても、私には簡潔にと、私どもには私どもの言い分がございます。そういう立場の違いがありますので、それなりの見解は当然持ってるわけです。

そして許可したところが、当初、約300足らず、あるいはその後、千平方メートル足らずの許可をしたと、この許可を出していながら、21年の2月16日に許可を出しております。

許可をされてからの約1年近くの間、現地確認、それを何度もされてきたと言ってるじゃないですか。それを容認、あるいは黙認という形で、私は述べさせていただきました。

そこで行政の責任というのは、その引き継ぐ責任というものがありますので、前政権がやったとはいえ、管理監督の責任が問われると、そして何度も現場に行っていながら、相手に対して是正、そしてまたは注意、勧告、いろんな手続きをえていないことから、これは容認に過ぎない。

まさに行政の怠りにあって、その責任が問われているのでございますから、相手だけを責めるものではない、当然私ども町有地を預かるものとして、これをどう解決するのか、どう処理していくのか、それをきちんと措置していくことが、私どもの行政の責任でございますので、それ以上のものはないと、そのように考えております。

議長(川本茂子)

美浦議員。

12番(美浦喜明)

まず1つ目の総務課長ですね、あなたがいつもよく、私は素人だからと、だから総務課長にきちっと意見、具申を言いなさいと、老婆心ながら、この答弁書は逸脱してますよと、チェックして、それをするのが総務課長でしょう。

総務課長を責めるんじゃない、総務課長に、町長に、わからんなら言って聞かせなさいって言いよるんですよ。あなたの責任は何も責任取りきらない。

それから、それが1点目。2点目の、あなたの今の答弁、何も答えてない。この答弁書と同じようなことを、また言われてる。私が言ってるのは基本的なことですよ。

この許可をした、相手の業者が紳士的にこれを守っておれば、こんな問題はなかった。これは、あなたもわかるでしょう、何回も私がくどく言ってるんだから。

だからあなたが、私が水巻の町長として、町民の生命と財産を守る代表者として、我々の町民の財産が、水巻町の前町政が許可した以外を大きく逸脱し、そして山林を、木を伐採し、土を持ち運んでる。

そこが原因やないんですかと、1年その間の1年半、管理がどうだこうだと、それは事後でしょう。私が言うのは、相手がその許可を破ったんでしょうが。

相手を責める責めんじゃなくて、私は水巻町の町民3万人口の財産ですよ。あなたの財産やない、前回も言った。

たとえ個人の財産としても、1部だけは協力しましょうと、仮設工事とかいろいろある。そしたらわれわれにも田んぼ貸してくれとか、協力する。そのかわり、あとはもっとぴちっと戻してる。あと稲作ができるように。それが協力ですよ。

だから今回も、水巻町も紳士的に前執行部が、相手も事業されている方だから、協力できるところは協力しましょうって、その許可したことが別に間違いでもなんでもないですよ。あなたでもしたはずです。

だから、私が言ってるのは、きちっと紳士的に水巻町は対応した。それを相手が逸脱して山を切り開いたり平地にして、水巻町が頼んだですか、そんなこと、頼んでないでしょう。ただ、あなたはそのことになると触れない。

今の私の長々しいあれで、そしてどうだこうだと言われた。でも1番大切なあなたの姿勢ですよ。町民の人にいろんなことあなたも言ってる。

であれば、やっぱり今度のこの問題は、水巻町が許可したのに、許可した以外を相手の申し入れの業者が逸脱をして、こういうことになったんですよと、これが真実であり、これ以上のものでも以下のものでもないと思うんですよ。

だから、私があなたに質問すると、何も答えてくれない、そのことに関しては。水巻の町長として、あなたは少なくとも水巻の我々の町民の財産が、許可以外大きく、私が言うと少しならいいけど、大きく逸脱されて、削られてることに対して、何も感じないんですか。そこらへんをちょっとお答えください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

答弁書につきましては、行き過ぎた答弁が――あなたは逸脱していると言われますが、質問と答弁書のすり合わせは、町民から見ましたらなれ合い政治と、そのようなゆえんを申し上げられるんではないかと、このように思います。

あなたが、質問するごとに的確に答えたかどうかは別として、受け止めた側があなたの質問の意図をどう感じたか、それはあるがままに答えさせていただいたつもりでございます。

別に答弁書の言葉が、自分が聞いていることと違うではないかと、そういう事前にすり合わせをするということ自体が、普通はありえないことでございます。

かつては、一部の人にだけ答弁書が配られ、私が長い間議員をしているときには、まったくそのようなことはありませんでした。それがいつしか私になって、答弁書を私が渡すのを切りましたら、全員に配るという方向になりました。

そういうことで答弁書については、同じ出すなら懇切丁寧に申し上げるのが、これは議員さんに対して、それが当然であろうということで、町民を代表する議員に対しまして、私どもはそのような対応をしているつもりでございます。

思いが違っている分は、それはもう、いたし方のないことでございます。

それから行政の責任といいますのは、先ほども申したように、私どもが紳士協定に基づいて行われていれば、このようになってなかった、それを相手が勝手にしたと言いましても、あくまでも相手が工事中におきまして、毎月、毎週1回なのか、あるいは2週に1回なのか知りませんが、月に2、3回のペースで、常に現地確認をしてきたという事跡があると。

そして警察に押収された書類につきましては、それぞれの図面であったり、写真であったり、いろんな当初の前政権のときの約束事であったり、そういった書類はすべて押収されたままとなっております。

それ以後につきまして、私どもが調査し、あるいは協定を結んだ、そういったことにつきましては、縷々、書類は委員会において提出を求められたら、それは出しております。

それ以上、書類があるとかないとか言われましても、要求があれば、それについては出しておるつもりでございます。何1つ隠すつもりはございません。

そういうことで、ぜひ、お間違えのないように、そして、お互いに感情のもつれがないように、紳士的に対応してまいりたいと、このように思っております。以上でございます。

議長(川本茂子)

美浦議員。

12番(美浦喜明)

まず1点目ですけど、こういうことで議論するわけやないんですけど、あなた話をすり替えたらだめですよ。あなたの言ってるのはみんな詭弁。

前政権がどうのこうの別にしても、議会改革で議員で皆さんが、それじゃあいけないということで、議会運営委員会、議会改革でやったことは事実。

それから、もう1点、あなたが親切丁寧にと、我々が質問してることと別問題ですよ。我々が質問してることに答えてください。

少なくとも境界線のことに対して、境界で今、鋭意相手方と弁護士とやってますよっちいうことやないですか。それ以上のことをダラダラこうして縷々書いてるから、私はそういうことはやめてほしいということですよ。

そして、その答弁書のチェックをする総務課長に、意見具申を町長に言ってくださいよと。なんも親切丁寧に我々が聞いてないことまで書いてほしくはないですよ。あとは再質問であなたが言いたければ言えばいいじゃないですか。

だから、少なくとも今後のことがありますので、2分しかありませんから、答弁書はきちっと、それこそ我々が質問したことに親切丁寧に答えてください。それ以外のことを、あなたの考え等は書く必要がありません。これが1点。

それから2点目の、とうとう最後まであなたは――私が3回ぐらいくどく言いますけど、行政の云々くんぬんって、それじゃあね町民にとおりませんよ。私は思う。

あなたの今の答弁、これは2カ月後ですか、インターネットでよく皆さん見られてる、私たちの会話を。町長もう少し改めんですか。あなたが前向きっち、きれいごとばっかり言ってるけど、前向きどころか原点すら見失ってる。

そういうことじゃ見解の相違とか議論のすれ違いじゃないですよ。真実を見つめて、そして、きちっとあと対応していく。そういう姿勢を求めて、これで一般質問を終わります。

[ 「議長。」と発言するものあり。 ]

議長(川本茂子)

もういいそうです。暫時、休憩いたします。

午前11時51分 休憩

午後00時59分 再開

議長(川本茂子)

再開いたします。3番、津田議員。

3番(津田敏文)

3番、無会派、津田でございます。次のとおり一般質問をいたします。

太陽光発電パネルを公共施設の利用について、私は、水巻町吉田ぼた山跡地活用検討委員会の委員として、この委員会の中でソーラーパネルを使った太陽光発電所の設置を推し進めています。

これは、今年7月にスタートした再生可能エネルギー固定価格買取制度により、受注事業者が建設から維持管理までを行い、電力会社に電気を売電して、その収益で経営をします。

水巻町の学校や公共施設の屋根や土地を事業者に貸して、賃貸料の収益が見込めます。再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社が一定期間、同じ価格で買取る制度です。

今年度中に手続きすれば、10キロワット以上の太陽光なら電力会社が20年間1キロワット/時あたり42円で買取りします。買取る費用は電気料金に上乗せされるため、一般的な家庭で電気代は月87円値上がりします。

制度上、現在の買取り条件が保証されるのは、今年度中に手続きを完了した場合に限られます。

来年度以降の価格は未定という不安定な要素もありますが、水巻町の屋根や土地を利用して、水巻町役場、小中学校、体育館、町営住宅、南部公民館、町立保育所等の施設や対象土地を検討して、町財政に利用できる財源とともに、自然に優しい再生可能エネルギーを利用している町創りについてどうお考えですか。お答えお願いします。

続きまして、吉田ボタ山隣接の水巻町有地侵奪について、先の9月議会でも、私の質問に町長は真正面から真摯に答えていませんので、再度、質問をさせていただきます。

今回は、平成24年11月27日、28日に、水巻町有地 吉田南5丁目の約8,800平方メートルを水巻町に無断で埋め立て、占有したとして不動産侵奪と、約2万平方メートルの土地を県知事の許可を得ず、樹木を伐採して霊園用地を開発造成した都市計画法違反で、福岡県警が中間市議ら3人を福岡地検小倉支部に書類送検しましたことをテレビのNHKや朝日、読売、毎日、西日本の各新聞社は報道しました。

1点目、先の9月議会でも質問しましたが、町長の答弁では霊園との隣接の水巻町有地は何立方メートルの土が動いたのか、緑地の損失がどのくらいなのか町は把握しておりません、また、山林伐採等の被害調査は現時点では行う考えはありません、と答弁していますが、町有地は町民の大切な資産です。

現在福岡県警が地検に書類送検しましたが、なぜ調査を町長はしないのですか。文厚産建委員会での現地調査でも、霊園会社が自分勝手に造成した状況や、平成19年12月頃の開発造成前の航空写真があり、開発造成後の侵奪された現状があります。

また、先の3月議会で当時の担当課長は、霊園会社が勝手に造成すること自体、不動産侵奪にあたるのではないかと答えています。

近藤町長だけが不動産侵奪に当たらないと頑張っているが、現在、不動産侵奪と都市計画法違反で、福岡県警が中間市議ら3人を福岡地検に書類送検しましたが、近藤町長は以前と同じように不動産侵奪に当たらないとの考えですか。

また、水巻町有地は何立方メートルの土が動いたのか、樹木の伐採等の被害調査を考えているのかお答えください。

2点目、水巻町の町有地の被害面積は、平成24年11月28日の福岡県警や、テレビのNHKや、朝日、読売、毎日、西日本の各新聞社は約8,800平方メートルと報道しています。先の9月議会で、大きな被害を受けて入るのになぜ、被害届を出さないのですか、と質問しましたが。

町長は顧問弁護士に相談して、実際に現地が切土、盛土されたことによる経済的な損失はない、との見解を得ていますので、被害届を出す必要がないと考えております。と答えましたが、私は8月に顧問弁護士とお話をしました。

顧問弁護士は町長や町の関係職員に、不動産侵奪という被害にあっているので、早く解決をしなさいと意見を述べたと言われました。そして、私か主張している復元の3項目は、議会と町長の間で決める案件ですと顧問弁護士より助言をいただきました。

1、町有地を無許可、無断でした土木・造成工事を都合良く行った霊園会社が水巻町民に詫びる事。

2、無許可、無断で切土、盛土した、霊園開発の造成を元に戻す土木工事を行う事。

3、水巻町有地を山あり谷ありの緑豊かな山林や樹木に戻す事。

これが、無責任で自分勝手に霊園開発した会社が1から3までを負うことが、町有地を復元することです。

経済的損失はない、山や谷が平地になることで利用価値が上がり、維持管理費の軽減もあり、自然破壊による損失などと比較した場合、被害として訴えるものではないや、不動産侵奪があるとの認識に至っておりません、と町長は答弁されています。

現在、福岡県警が地検に書類送検しましたが、復元1、2、3項目について町長の考えを再度、お答えください。

3点目、福岡法務局の公文書に、近藤町長の住所、水巻町吉田南2丁目6番2号に前代表取締役の名前、会社名H建設があります。目的は土工業、土木業です。

その当時の担当課長は、この会社は残土捨場を県より許可をもらって、役所の工事の残土を受けたり、出したりしていると平成23年9月議会定例会で返事をいただいています。

また、水巻町の町有地が983平方メートルの造成協力にあたっては、開発者ご自身の用地といいますか、山林なんですけれど、それを切り土して谷あいに埋めるということで聞いております。

その後983平方メートル以上の盛土が続々とされて来た訳ですけど、これはそこの近隣というか、その敷地内の泥ではなく、外部からダンプトラックでかなりの量を運ばれて来ているのは事実でございます、と答弁をいただいています。

1、983平方メートル以上の盛土が外部より続々と運ばれた。

2、敷地内の泥でなく、ダンプトラックでかなりの量が近隣から運ばれた。

3、近隣に福岡県の許可をもらった土捨て場がある。

4、最初に、この問題を指摘したチラシ、5,000平方メートル以上の町有地が奪われています。サブタイトルで、吉田ぼた山の町有地侵奪をめぐる近藤町長と前町議の背任、また、その中で、霊園の造成を行ったH建設の役員名簿に近藤町長の奥さんの名前が掲載されているのがあります。

以上、1から4は実際に起こった事実です。再度、再質問します。

近藤町長が、吉田ボタ山隣接の水巻町有地侵奪についての関連した質問ではありませんので、回答はいたしませんや、事実でないのでお答えしようがありません、との答えですが、ここで事実でないと指摘したり、関連した質問ではありません、との答えですので。

福岡法務局の公文書、H建設の閉鎖事項全部証明書、近藤町長のお知り合いH建設の前代表取締役の名前が掲載されている証明書を添付いたしましたのでお答えください。

以上の質問にお答えください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

無会派の津田議員さんの質問にお答えします。

はじめに、太陽光発電パネルを公共施設の利用についての質問にお答えします。

水巻町の屋根や土地を利用して、水巻町役場、小中学校、体育館、町営住宅、南部公民館、町立保育所等の施設や、対象土地を検討して、町財政に利用できる財源とともに、自然に優しい再生可能エネルギーを利用している町創りについてどうお考えですかとのお尋ねですが、地球環境は、私たち人間だけでなく、すべての生命が将来にわたって生き続けていくためのかけがえのない基盤です。

しかし、現在、気候への深刻な影響が予想されている地球温暖化は、私たち人間の生存基盤に関わる最も重要な環境問題の1つとされています。平均気温や海面水位の上昇など、地球温暖化の影響は、既に世界各国で現れてきています。

今後も、平均気温の上昇や、これに伴う異常気象や生態系への悪影響の拡大などが懸念されており、深刻な状況にあります。

地球温暖化の主な原因は、私たちのさまざまな活動によって発生する温室効果ガスですが、脱温暖化へ向けた取り組みとしては、住民や事業者の一人ひとりが、エネルギ-、特に化石燃料の使用を減らすよう心がけることが最も重要であると考えています。

国は、地球温暖化防止のため、2020年までに二酸化炭素を25パ-セント削減する目標を示していますが、これを達成するためには、自然エネルギ-の活用や新たな技術開発などとともに、一人ひとりの取り組みが必要になります。

温室効果ガス排出量は、私たちが便利で快適な生活を送ることにより増加します。このため、家庭や事業所からの温室効果ガスの排出量削減に向け、地球環境に配慮したライフスタイルへの転換を図る必要があります。

水巻町におきましては、現在までに、ほっとステ-ション、中央公民館、庁舎車庫の屋根に国の補助金を利用し、太陽光発電パネルを設置してきたところであり、この3施設の合計の節電金額は年間約110万円、二酸化炭素削減量は年間約24トンという成果をあげているところです。

近年、太陽光発電パネルの技術の進歩や、一般家庭への普及に伴い、発電パネルの価格も下がっており、余剰電力は現時点では買い取り価格の2倍の単価で売電でき、採算がとれる年数が以前よりかなり短くなり、そのことがまた、太陽光発電パネルの普及につながっている状況であるといえます。

しかしながら、公共施設の屋根でも、設置可能な屋根と、構造上設置困難な建物もあります。

例えば、庁舎や小中学校の校舎などの鉄筋コンクリ-ト造の陸屋根に太陽光発電パネルを設置する場合は、防水保護コンクリ-トをはつり取り、防水層を破って、建物の屋根コンクリ-トに直接、パネル設置用の基礎を設置しなければならず、初期費用が嵩み、雨漏りのリスクが高くなるなどのマイナス面もあります。

また、発電パネルの価格が下がっているとはいえ、初期費用は依然として高く、定期的にパネル以外の機器の交換などのメンテナンス費用が発生することも事実です。

今後、本町の公共施設への太陽光発電パネルの設置については、長期的視点に立ちながらも、国の制度や技術開発の動向、設置コストなどを踏まえつつ、本町における新エネルギ-の導入や省エネルギ-対策の推進を図るため、関係各課の連携を一層図ってまいりたいと考えております。

次に、吉田ボタ山隣接の水巻町有地侵奪についての質問にお答えします。

1点目の、先の9月議会でも質問しましたが、町長の答弁では霊園との隣接の水巻町有地は何立方メートルの土が動いたのか、緑地の損失がどのくらいなのか、町は把握しておりません。

また、山林伐採等の被害調査は現時点では行う考えはありませんと答弁していますが、先日、不動産侵奪と都市計画法違反で、福岡県警が開発業者らを福岡地検に書類送検しましたが、以前と同じように不動産侵奪に当たらないとの考えですか。

また、水巻町有地は何立方メートルの土が動いたのか、樹木の伐採等の被害調査を考えているのかとのお尋ねですが、この送検により、警察から検察に判断が委ねられているところですので、司法による判断を待ちたいと思います。

また現在も、9月議会で回答しましたとおり、不動産侵奪の被害があるとの認識に至っておりませんので、調査および把握の必要は無いものと考えます。

2点目の3項目、霊園会社は無断で勝手に、町有地を造成開発したことを詫びる事。無許可、無断で切土、盛土した、霊園開発の造成を元に戻す土木工事を行う事。水巻町有地を山あり谷ありの緑豊かな山林や樹木に戻すこと。

について町長の考えをお答えください、とのお尋ねですが、自然破壊といえば自然破壊だが、山や谷が平地になって町有地の価値を考えると、損害として請求すべきかどうかというと、必要ないかもしれません、という顧問弁護士の見解のとおり、執行部としても現段階では同様の認識をいたしております。

3点目につきましては、ご質問の内容が理解できませんので、お答えのしようがございません。以上でございます。

議長(川本茂子)

再質問をお受けいたします。津田議員。

3番(津田敏文)

再質問させていただきます。太陽光発電パネルについての再質問をいたします。

確認したいんですが、私は水巻町が太陽光発電パネルを設置するのではなく、事業者に屋根や遊休地を貸し出して、賃貸料をいただくという取り組みをお考えはどうですかと尋ねてますが、その辺のところはよろしいですかね。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

津田議員の再質問にお答えします。公共施設を民間事業者に貸して、売電による電力量から利益を公的機関である役所が受け取るというふうに受け止めていいんでしょうか。そういうことは質問では感じ取れませんでしたので、お答えのしようがございません。

それはそれで再質問で、こういった考えがあるから執行部としてはどうなのかということで、また質問がいただければ、非常にお答えしやすいかなというふうに思います。

議長(川本茂子)

津田議員。

3番(津田敏文)

私の質問状の中には、この部分は入っているんですけど、続いて産業環境課にお尋ねします。水巻町は水巻町環境基本計画を平成23年3月に策定しました。

その中では省エネルギーの推進やクリーンエネルギーの活用を進め、温室効果ガスの排出量削減や地球環境に配慮したライフスタイルの転換を図りますとあります。

このような積み重ねにより地球環境への付加を軽減し、低炭素社会の実現に貢献しますとあります。新エネルギーの検討では、二酸化炭素を排出しない、環境にやさしい自然エネルギー等の再生可能エネルギーの活用を図るとあります。

この取り組みを奨励してます。この再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用して、町財政に利用できる財源となれば、町内の家庭や事業所に助成金を出して、再生可能エネルギーの評価される町創りなりを、取り組みを、産業環境課はどのようにお考えですか。

先ほど言いましたように、これは自分のところの屋根や遊休地を貸して賃貸料を得ると、その賃貸料が、お金が貯まったうえで、一般家庭や企業に助成金を出そうじゃないかという考えですが、お答えいただけますか。

議長(川本茂子)

佐竹課長。

産業環境課長(佐竹直彦)

津田議員のご質問にお答えいたします。環境基本計画のところでうたっております新エネルギー問題につきましては、基本的な方針を指し示すものとしておりまして、具体的なことは、今の段階はまだ、検討が深く入っておりません。

実際、家庭における太陽光発電パネルの設置補助等は、実際に実施している自治体等もございますが、今のところ水巻町においては、実施に踏み込んでおりませんので、今後、環境審議会等で議論をしていきながら、新しい制度、具体的なディテールに踏み込んでいくべきではないだろうかと考えております。

また、底地だけを貸して、運営を民間企業に委託して賃料を支払っていただくという考え方は、今のところ、この基本計画の中においては、想定されていない部分でございますので、今後の検討課題かというふうに認識しております。以上です。

議長(川本茂子)

津田議員。

3番(津田敏文)

続きまして町有地侵奪を再質問します。質問の1点目では町長は、現在も不動産侵奪で被害はないので、調査や把握の必要はないと同じ考えですが、当時の担当課長は不動産侵奪ではないかと答弁をしてます。

福岡県警は水巻町から被害届が出なくても、不動産侵奪と都市計画違反で地検に書類送検しました。霊園会社側をかばったり、守る発言をするのは町長だけです。町民の大切な資産、町有地を先頭に立って守るのが町長の責務と考えますがお答えください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

不動産侵奪が確定したものではございません。新聞をよくお読みになっていただきたいと思います。あくまでも容疑であり、そしてまた、都市計画法違反というものが確定しているものかと思います。

午前中の答弁でも申しましたように、造成協力の許可は町でいたしましたが、開発の許可につきましては県の担当でございますので、町がその内容について知る由もございません。

あくまでも新聞紙上によります、それに対する答えにつきましては、もう検察庁の方で司直の手に委ねられておりますので、司法の場においてはっきりするものというふうに思っております。

議長(川本茂子)

津田議員。

3番(津田敏文)

時間がないので次に移ります。質問2番目、私は顧問弁護士と話しました。顧問弁護士は町長や町の関係職員にも不動産侵奪という被害があっているので、早く解決しなさいと意見を述べたと言われました。町長はどのように受け止められているのですかお答えください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

午前中の答弁につきましても、よく聞いていたかと思いますが、顧問弁護士は、そのときの質問する方によって意見が違うものだというふうに、顧問弁護士がいささか馬鹿にされたのかなという気もいたしました。

そのように質問する方によって答えが違ってくるということであれば、それはそれで津田議員さんの見解でございますので、それに対してお答えする、私はすべを持っておりません。

議長(川本茂子)

津田議員。

3番(津田敏文)

町長以外に町職員も、どのような受け止め方をされたんですかね。

議長(川本茂子)

どなたですかね。建設課長。町長でいいですか。

[ 「町長終わった。」と発言するものあり。 ]

議長(川本茂子)

荒巻課長、お願いします。

[ 「なぜ一議員からの質問に答えるんですか、あなたは。私は手を上げてるんですよ。」と発言するものあり。 ]

議長(川本茂子)

職員さんに答えてって言いよるじゃないですか。

[ 「いや、向こうから指示を仰ぐ必要はないんで、議長の判断です。」と発言するものあり。 ]

議長(川本茂子)

だから、議長の判断で課長さんでっていうことだから。

[ 「町長の発言は終わったんですよ。」と発言するものあり。 ]

[ 「私は、だから、担当課の方に振りたいと思いますから。」と発言するものあり。 ]

議長(川本茂子)

ああそうですか、じゃあ振ってください。はい、どうぞ。時間がございませんので、さっと振ってください。

町長(近藤進也)

私が質問を遮られる必要性はないわけで、あくまでも私が答えられないとき、その担当課で知ることがあれば当然答えていただきますので、現在の担当課長が知る範囲でお答えさせていただきます。以上でございます。

議長(川本茂子)

担当課長。

建設課長(荒巻和徳)

不動産侵奪であるかどうかということの質問でよろしいんですかね、町長がお答えしたように、不動産侵奪はあくまで今、容疑で地検の方に書類送検されているという現実でございます。

議長(川本茂子)

津田議員。

3番(津田敏文)

現実やなくて、顧問弁護士さんがどういうお話をされたかと。私が言っているのは、町長や町の関係職員に不動産侵奪という被害にあっているので、早く解決しなさいという意見を聞いたのかどうか。

議長(川本茂子)

課長。

建設課長(荒巻和徳)

佐藤課長時代のことだと、それは思いますけども、その当時、私はまだ係長で、担当課長としては行っておりません。

議長(川本茂子)

津田議員。

3番(津田敏文)

時間がないので次に行きます。質問の3点目、わたしの質問に町長は、「ご質問の内容が理解できませんのでお答えしようがありません」と答えましたが、理解できないではなく答えたくないと受け止める発言です。

私は福岡法務局の証明したH建設の閉鎖事項全部証明書を町長に渡しました。これは公文書です。誰にでも手にすることができます。あなたの知り合いがあれば、その欄を読んでください。

議長(川本茂子)

町長。

町長(近藤進也)

以前あなたは、私が言っているんではない、まわりの人が言ってるんだ、人が言ってることですよと、あなた自身がお調べになったんでしょうか。

それから、そもそもあなたのおっしゃる資料については、いつのことなのか。あるいは現在もその登録がなされているのか。

あなたはどうしても、この工事現場の造成と関連づけるかのような質問なさいますが、場合によっては名誉毀損にもあたろうかと思います。あなたの責任において、はっきりとした質問をしていただきたいと思います。

議長(川本茂子)

時間が終わりましたので、本日の一般質問を終わります。以上をもって、本日の日程は、全部終了いたしました。これをもって散会いたします。

午後01時30分 散会

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