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平成24年 第1回水巻町議会定例会 会議録

更新日:2021年2月17日

議事日程

日程第1 会議録署名議員の指名について

日程第2 会期について

日程第3 報告第1号 水巻町税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について

日程第4 報告第2号 水巻町中学校給食センター建築工事の第2回変更請負契約に係る専決処分の報告について

日程第5 報告第3号 水巻町中学校給食センター電気設備工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について

日程第6 報告第4号 水巻町中学校給食センター機械設備工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について

日程第7 議案第1号 平成23年度水巻町一般会計補正予算(第6号)について

日程第8 議案第2号 平成23年度水巻町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について

日程第9 議案第3号 平成23年度水巻町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について

日程第10 議案第4号 副町長および教育長の給与の特例に関する条例の一部改正について

日程第11 議案第5号 水巻町一般職職員等の管理職手当の特例に関する条例の廃止について

日程第12 議案第6号 水巻町水防協議会条例の一部改正について

日程第13 議案第7号 水巻町営住宅設置および管理条例の一部改正について

日程第14 議案第8号 水巻町高齢者福祉センター設置および管理運営条例の一部改正について

日程第15 議案第9号 水巻町中学校給食センター設置および管理条例の制定について

日程第16 議案第10号 水巻町小中学校給食事業基金条例の制定について

日程第17 議案第11号 水巻町公民館設置および管理条例の一部改正について

日程第18 議案第12号 水巻町図書館・歴史資料館設置および管理条例の一部改正について

日程第19 議案第13号 水巻町立学校の施設の開放に関する条例の制定について

日程第20 議案第14号 水巻町猪熊および吉田グランド設置および管理運営条例等の一部改正について

日程第21 議案第15号 水巻町立水巻中学校屋外運動場夜間照明施設の設置および管理運営条例の一部改正について

日程第22 議案第16号 頃末小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について

日程第23 議案第17号 水巻中学校渡り廊下建替工事の請負契約の締結について

日程第24 議案第18号 水巻中学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について

日程第25 議案第19号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について

日程第26 議案第20号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について

日程第27 議案第21号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について

日程第28 議案第22号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について

日程第29 議案第23号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について

日程第30 議案第24号 遠賀・中間地域広域行政事務組合規約の変更について

日程第31 議案第25号 平成24年度水巻町一般会計予算について

日程第32 議案第26号 平成24年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について

日程第33 議案第27号 平成24年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について

日程第34 議案第28号 平成24年度水巻町地域下水道事業特別会計予算について

日程第35 議案第29号 平成24年度水巻町公共下水道事業特別会計予算について

日程第36 議案第30号 平成24年度水巻町水道事業会計予算について

出席議員

1.出席議員

  • 1番:川本 茂子
  • 2番:廣瀬 猛
  • 3番:津田 敏文
  • 4番:出利葉 義孝
  • 5番:井手 幸子
  • 6番:岡田 選子
  • 7番:松野 俊子
  • 8番:志岐 義臣
  • 9番:柴田 正詔
  • 10番:舩津 宰
  • 11番:小田 和久
  • 12番:美浦 喜明
  • 13番:池田 稔臣
  • 14番:入江 弘
  • 15番:白石 雄二
  • 16番:吉武 文王

2.欠席議員

なし

3.議場に出席した議会事務局の職員

  • 局長:礒嶋 信弘
  • 課長補佐:手嶋 圭吾
  • 主任:野村 剛史

4.地方自治法第121条の規定により、議場に出席したもの

  • 町長:近藤 進也
  • 教育長:太田 俊夫
  • 総務課長:内海 祥隆
  • 企画財政課長:堺 正一
  • 管財課長:中西 豊和
  • 産業建設課長:荒巻 和徳
  • 上下水道課長:白石 新一
  • 上下水道課主幹:原田 利春
  • 学校教育課長:篠村 潔
  • 生涯学習課長:野口 和夫
  • 福祉課長:内山 節子
  • 福祉課主幹:原田 和明
  • 健康課長:吉田 奈美
  • 住民課長:嶋田 幸次
  • 税務課長:行実 利夫
  • 会計管理者:古賀 貴志枝
  • 図書館・歴史資料館館長:佐藤 久義

議事録

平成24年3月5日

午前10時 開会

議長(川本茂子)

出席16人、定足数に達していますので、ただ今から平成24年第1回水巻町議会定例会を開会いたします。

日程第1 会議録署名議員の指名について

議長(川本茂子)

日程第1、会議録署名議員の指名について、今期定例会の会議録署名議員に12番 美浦議員、13番 池田議員を指名いたします。

日程第2 会期について

議長(川本茂子)

日程第2、会期についてお諮りいたします。

今期定例会の会期は、本日より、3月26日まで22日間にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

― 異議なし ―

異議なしと認めます。よって、会期は、3月26日まで22日間と決しました。

日程第3 報告第1号

議長(川本茂子)

日程第3、報告第1号 水巻町税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

報告第1号 水巻町税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について、地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令および地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成23年12月14日に公布されたことに伴い、町条例の急務を要する部分について、条例を専決処分により改正したものです。

主な改正の内容ですが、住宅、家財等や事業用資材に損失が生じた場合における雑損控除および雑損失または被災事業用資産の損失の繰越控除の特例の対象となる「災害関連支出」について、大規模な災害の場合、その他やむを得ない事情がある場合、災害のやんだ日から1年を超え3年以内に支出する費用を追加するものです。

日程第4 報告第2号

議長(川本茂子)

日程第4、報告第2号 水巻町中学校給食センター建築工事の第2回変更請負契約に係る専決処分の報告についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

報告第2号 水巻町中学校給食センター建築工事の第2回変更請負契約に係る専決処分の報告について、平成23年6月27日に議案第22号で議会の議決を得ました水巻町中学校給食センター建築工事に対する第2回変更請負契約の締結について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものです。

なお、請負金額は5,184,900円の増額で、工事の主な変更内容は、メンテナンス上必要なため、天井点検口の数量を15カ所増工することによる変更。

水がかかり、腐食する恐れのある箇所があるため、内部壁ステンレス張りを増工することによる変更。

衛生上必要なため内部床排水ピット阻集篭および排水トラップの数量を増工することによる変更。

上げ下げ窓の有効寸法を確保するため、高さ寸法を大きくするための鋼製建具の仕様の変更。

雨水の処理を良くするために、渡り廊下屋根全体に軒樋を設置することによる変更。

給食運搬車両が体育館北側を通行するため、アスファルト舗装を行うことによる変更。

体育館北側のアスファルト舗装をする部分の排水設備がないため、設置することによる変更。

駐車場からグランドへの出入り車両を通行可能にするため、駐車場フェンスの数量増および門扉の寸法の変更。

受変電設備の基礎が当初設計に含まれていないため、増工することによる変更。

以上の理由から設計を変更し、請負金額の増額を行ったものです。

日程第5 報告第3号

議長(川本茂子)

日程第5、報告第3号 水巻町中学校給食センター電気設備工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

報告第3号 水巻町中学校給食センター電気設備工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について、平成23年6月27日に議案第23号で議会の議決を得ました水巻町中学校給食センター電気設備工事に対する第1回変更請負契約の締結について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものです。

なお、請負金額は131,250円の増額で、工事の主な変更内容は、受変電設備に維持管理上必要な大型消火器を1台設置するために、設計を変更し、請負金額の増額を行ったものです。

日程第6 報告第4号

議長(川本茂子)

日程第6、報告第4号 水巻町中学校給食センター機械設備工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

報告第4号 水巻町中学校給食センター機械設備工事の第1回変更請負契約に係る専決処分の報告について、平成23年6月27日に議案第24号で議会の議決を得ました水巻町中学校給食センター機械設備工事に対する第1回変更請負契約の締結について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものです。

なお、請負金額は887,250円の増額で、工事の主な変更内容は、地下ピットに溜まった水を排水するために、水中ポンプを設置することによる変更。

既設の汚水管が駐車場の直下にあり、破損の恐れがあるため、配管布設替えをするための変更。

地盤が軟弱であるため、グリーストラップが沈下しないように建物基礎から支持架台を設置するための変更。

空調設備の自動制御盤にプリンター機能が組み込まれていましたが、必要ないための仕様の変更。

以上の理由から設計を変更し、請負金額の増額を行ったものです。

日程第7 議案第1号

議長(川本茂子)

日程第7、議案第1号 平成23年度水巻町一般会計補正予算(第6号)についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第1号 平成23年度水巻町一般会計補正予算(第6号)について、今回の補正予算は、本町が特定防衛施設関連市町村に指定されたことにより交付される特定防衛施設周辺整備調整交付金を、来年度の9月から始まる中学校給食の運営経費などに活用するため、新たに創設する小中学校給食事業基金への積立てを行うほか、福岡県介護保険広域連合への給付負担金等の確定によるものや国民健康保険事業特別会計への繰出金、障害者福祉費扶助費など予算に不足が生じる見込みがあるものについて増額補正を行うとともに、年度末の収支見込みに伴う一般行政経費や投資的経費の不要額などにつきまして、所要の補正を行うものです。

予算の総額は、既定の歳入歳出予算の総額から、それぞれ500万円を減額し、87億4千100万円としております。

歳出における増額予算の主なものとしまして、水巻町中学校給食事業基金積立金 5千72万円、福岡県介護保険広域連合負担金 1千360万6千円、障害者福祉費 扶助費 2千127万8千円、国民健康保険事業特別会計繰出金財政安定化支援分 132万6千円、医療費分 2千500万円などであります。

減額予算の主なものといたしましては、コミュニティ事業助成金 480万円、国民健康保険事業特別会計繰出金保険基盤安定分 310万6千円、障害福祉費委託料 305万7千円、後期高齢者医療保険基盤安定繰出金 247万3千円、子ども手当 5千万円、ひとり親家庭等医療扶助費 500万円、予防費委託料 314万8千円、小学校施設等改修事業費 工事関係委託料 430万円、中学校給食費備品購入費 2千万円、中学校施設等改修事業費 工事関係委託料 1千410万円などであります。

歳入予算の主なものにつきましては、地方交付税を 6千100万円、国庫支出金であります特定防衛施設周辺整備調整交付金を 5千72万円、障害者福祉費負担金を 831万3千円、県支出金としては、子ども手当負担金を 619万1千円、障害者福祉費負担金を 415万6千円、子育て支援対策臨時特例交付金 489万円、福岡県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金 560万5千円などを増額補正し、国庫支出金の子ども手当負担金を 7千705万5千円、県支出金の国民健康保険基盤安定負担金を 238万7千円、ひとり親家庭等医療費を 277万円、諸収入の一般コミュニティ事業助成金を 480万円、町債を5千524万4千円減額するなどして調整しております。

また、債務負担行為につきまして「総合行政システム機器リース料」の限度額を入札結果に基づき1千万4千円減額し、7千510万円に変更するほか、「固定資産税路線価附設業務委託料」「健康管理システムリース料」「猪熊小学校給食調理等業務委託料」および「えぶり小学校・吉田小学校給食調理等業務委託料」につきましても同様に限度額の減額を行うものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第8 議案第2号

議長(川本茂子)

日程第8、議案第2号 平成23年度水巻町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第2号 平成23年度水巻町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、今回の補正予算は、過年度分療養給付費負担金の精算償還金および特定健康診査等事業費の不要額等について、所要の補正を行うものです。

予算の総額は、既定の歳入歳出予算をそれぞれ 2千412万2千円を増額しまして、37億6千651万5千円としております。

歳出予算につきましては、過年度精算償還金を 3千442万7千円 増額し、特定健康診査等事業費を 1千30万5千円の減額しております。

また、歳入予算につきましては、一般会計繰入金を 2千322万円、前年度繰越金を 2千574万6千円、雑入を 15万6千円 増額して、財政調整交付金を 2千500万円 減額しております。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第9 議案第3号

議長(川本茂子)

日程第9、議案第3号 平成23年度水巻町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第3号 平成23年度水巻町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、今回の補正予算は、後期高齢者医療広域連合納付金のうち保険基盤安定負担金が確定したことにより、所要の補正を行うものです。

予算の総額は、既定の歳入歳出予算から、それぞれ 247万3千円 を減額しまして 3億5千395万7千円としております。

歳出予算につきましては、後期高齢者医療広域連合保険料等納付金 247万3千円を減額しております。

また、歳入予算につきましては、一般会計からの基盤安定繰入金を 247万3千円減額しております。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第10 議案第4号

議長(川本茂子)

日程第10、議案第4号 副町長および教育長の給与の特例に関する条例の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第4号 副町長および教育長の給与の特例に関する条例の一部改正について、水巻町特別職職員等の給与について、平成19年4月1日から平成24年3月31日までの特例期間において、副町長が3%、教育長が2%の削減を実施しておりますが、町の財政状況等を踏まえ、その期間を平成26年3月31日まで2年間延長するものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第11 議案第5号

議長(川本茂子)

日程第11、議案第5号 水巻町一般職職員等の管理職手当の特例に関する条例の廃止についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第5号 水巻町一般職職員等の管理職手当の特例に関する条例の廃止について、今回の廃止条例は、管理職手当削減の特例期間が平成24年3月31日をもって終了するためのものです。

経過としては、平成17年度から平成20年度まで行財政集中改革プランの1つとして管理職手当を4年間2%削減し、その後、平成21年度から平成23年度に第2次行財政改革の1つとして3年間5%削減を行ってきました。

その間、人事院勧告による高齢層を重点に、月例給引下げや、平成22年12月から55歳を超える6級の管理職について給与を1.5%削減されるものとなり、更には、ラスパイレス対策とし平成23年度から平成25年度までの3年間、給料の2.5%削減を現在も実施しています。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第12 議案第6号

議長(川本茂子)

日程第12、議案第6号 水巻町水防協議会条例の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第6号 水巻町水防協議会条例の一部改正について、平成23年12月14日に津波防災地域づくりに関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が公布され、これに伴い、関係法律である水防法の一部を改正する法律が12月27日に施行されたため、引用条文の改正を行うものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第13 議案第7号

議長(川本茂子)

日程第13、議案第7号 水巻町営住宅設置および管理条例の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第7号 水巻町営住宅設置および管理条例の一部改正について、今回の改正は、「地域の自主性および自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」により、公営住宅法が一部改正され、同法第23条における政令規定が削除されるため、同法施行令第6条が消滅することとなったことから、関係条例の改正および文言の整理を行うものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第14 議案第8号

議長(川本茂子)

日程第14、議案第8号 水巻町高齢者福祉センター設置および管理運営条例の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第8号 水巻町高齢者福祉センター設置および管理運営条例の一部改正について、第4条の事業に掲げられている世代間交流について、第1条の目的に追加し、条文間の整合性を図るものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第15 議案第9号

議長(川本茂子)

日程第15、議案第9号 水巻町中学校給食センター設置および管理条例の制定についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第9号 水巻町中学校給食センター設置および管理条例の制定について、平成24年度から中学校完全給食を実施するため、地方教育行政の組織および運営に関する法律第30条の規定に基づき、現在、水巻南中学校敷地内に建設中の水巻町中学校給食センターにつきまして、その設置および管理について必要な事項を定めるため、新たに条例を制定するものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第16 議案第10号

議長(川本茂子)

日程第16、議案第10号 水巻町小中学校給食事業基金条例の制定についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第10号 水巻町小中学校給食事業基金条例の制定について、水巻町小中学校給食事業基金は、特定防衛施設周辺整備調整交付金を原資とし、水巻町第4次総合計画の基本理念でもあります『ひと』が主役のまちづくりを行ううえで、将来をになう子どもたちの心身の健やかな成長を育むために、小学校・中学校における安全、安心な給食事業の運営を行う事を目的とし創設するものです。

なお、この特定防衛施設周辺整備調整交付金については平成23年度において、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律および同施行令の一部改正に伴い、当町につきましても特定防衛施設および特定防衛施設関連市町村の指定を受け、今年度より交付金対象市町村となっております。よろしくご審議をお願いします。

日程第17 議案第11号

議長(川本茂子)

日程第17、議案第11号 水巻町公民館設置および管理条例の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第11号 水巻町公民館設置および管理条例の一部改正について、「地域の自主性および自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が平成23年8月30日に公布され、これまで法律で定められていた公民館運営審議会の委員の委嘱の基準を自治体の条例で定めることになったため委嘱の基準を追加するものです。よろしくご審議をお願いします。

日程第18 議案第12号

議長(川本茂子)

日程第18、議案第12号 水巻町図書館・歴史資料館設置および管理条例の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第12号 水巻町図書館・歴史資料館設置および管理条例の一部改正について、「地域の自主性および自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が平成23年8月30日に公布され、これまで法律で定められていた、図書館協議会の委員の委嘱の基準を自治体の条例で定めることになったため、委嘱の基準を追加するものです。よろしくご審議をお願いします。

日程第19 議案第13号

議長(川本茂子)

日程第19、議案第13号 水巻町立学校の施設の開放に関する条例の制定についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第13号 水巻町立学校の施設の開放に関する条例の制定について、この条例は、スポーツ基本法第13条の趣旨を踏まえ、町民のスポーツの振興、健康の増進、地域コミュニティの活性化のため、小中学校の施設を一般住民のスポーツ利用に開放するために制定するものです。よろしくご審議をお願いします。

日程第20 議案第14号

議長(川本茂子)

日程第20、議案第14号 水巻町猪熊および吉田グランド設置および管理運営条例等の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第14号 水巻町猪熊および吉田グランド設置および管理運営条例等の一部改正について、水巻町猪熊および吉田グランド設置および管理運営条例ほか3条例におきまして、前納した使用料を返還することができる様にするため、当該条例の一部を改正するものです。よろしくご審議をお願いします。

日程第21 議案第15号

議長(川本茂子)

日程第21、議案第15号 水巻町立水巻中学校屋外運動場夜間照明施設の設置および管理運営条例の一部改正についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第15号 水巻町立水巻中学校屋外運動場夜間照明施設の設置および管理運営条例の一部改正について、水巻町立水巻中学校屋外運動場夜間照明施設の設置および管理運営条例において、前納した使用料を返還することができる様にするため、条例の一部を改正するものです。よろしくご審議をお願いします。

日程第22 議案第16号

議長(川本茂子)

日程第22、議案第16号 頃末小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第16号 頃末小学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について、平成24年1月31日指名競争入札に付した結果、落札者と請負契約を締結したいので、議会の議決を求めるものです。

なお、契約の相手方は、福岡県遠賀郡水巻町二西2丁目5番10号、拓進建設株式会社水巻支店支店長 田中龍則氏で、契約の金額は、1億153万5千円であります。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第23 議案第17号

議長(川本茂子)

日程第23、議案第17号 水巻中学校渡り廊下建替工事の請負契約の締結についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第17号 水巻中学校渡り廊下建替工事の請負契約の締結について、平成24年1月31日指名競争入札に付した結果、落札者と請負契約を締結したいので、議会の議決を求めるものです。

なお、契約の相手方は、福岡県遠賀郡水巻町猪熊2丁目10番1号、株式会社田中水巻支店支店長 友原信行氏で、契約の金額は、7千734万3千円であります。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第24 議案第18号

議長(川本茂子)

日程第24、議案第18号 水巻中学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第18号 水巻中学校南校舎耐震補強工事の請負契約の締結について、平成24年1月31日指名競争入札に付した結果、落札者と請負契約を締結したいので、議会の議決を求めるものです。

なお、契約の相手方は、北九州市八幡西区鷹の巣1丁目1番22号、株式会社千葉工務店代表取締役 宮本則子氏で、契約の金額は、6千545万7千円であります。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第25 議案第19号 / 日程第26 議案第20号 / 日程第27 議案第21号 / 日程第28 議案第22号 / 日程第29 議案第23号

議長(川本茂子)

日程第25、議案第19号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について、日程第26、議案第20号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について、日程第27、議案第21号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について、日程第28、議案第22号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起についておよび日程第29、議案第23号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起についての5案件を一括議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号 不当利得返還請求権等差押えに係る訴えの提起について、以上5件の議案につきましては、関連がありますので、併せて提案させていただきます。

今回の5件の訴えの提起につきましては、滞納町税を徴収するため、滞納者が第三債務者である相手方に対して有する不当利得返還請求権および年5分の割合による利息の支払請求権を差し押さえ、各議案のとおり、5件の相手方にその支払いを求めましたが、期限までにいずれも納付がないため、訴えにより、支払いを求めるものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第30 議案第24号

議長(川本茂子)

日程第30、議案第24号 遠賀・中間地域広域行政事務組合規約の変更についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第24号 遠賀・中間地域広域行政事務組合規約の変更について、平成21年4月1日から遠賀・中間地域広域行政事務組合で共同処理している休日急患センターを廃止し、財産を保有していましたが、平成23年4月に休日急患センター跡地の売却を行ったことに伴い、遠賀・中間地域広域行政事務組合規約を変更する必要が生じたため、地方自治法第290条の規定に議会の議決を求めるものです。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第31 議案第25号

議長(川本茂子)

日程第31、議案第25号 平成24年度水巻町一般会計予算についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第25号 平成24年度水巻町一般会計予算について、平成24年度の水巻町一般会計当初予算の提案にあたり、まず町政に対する基本的な考え方と施策の概要について申し述べ、町民並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

私が、水巻町政の舵取り役を務めてから早いもので2年半を迎えようとしています。

その間、私たちをとりまく社会情勢は、長引く景気低迷に加えて雇用環境の悪化、東日本大震災の影響や原子力災害など、町民の皆さんにおかれましては、非常に厳しく、先行きに不安を感じる生活を送っておられるのではないでしょうか。

私は町民の皆さんの不安を少しでも解消できるよう「安全で安心して暮らせるまちづくり」「住み続けたくなるまちづくり」「ひとが主役のまちづくり」を目指し、町政運営に取り組んでいるところでございます。

今回の本予算編成につきましては私にとりまして3回目となりますが、前年度に引き続き厳しい財政状況の中での編成作業となりました。

公約として掲げておりました「子ども医療」の小学校6年生までの引き上げにつきましては、実施に向けて昨年の6月議会に提案をいたしましたところですが、議会審議の結果、平成24年4月から入院分につき中学校3年生まで拡充することとなりました。

また、「中学校給食の早期実現」につきましては、東日本大震災等の影響で工事が遅れたため、平成24年4月からのスタートとはなりませんでしたが、平成24年度の2学期から中学校給食を実施する運びとなっております。

そのほか、もっとも住民要望の強い「水道料金の値下げ」につきましては、今年の2月に水道事業統合のための基本協定を北九州市と締結し、統合時期を平成24年10月1日と定めました。

しかし、配水管の更新など統合に伴う経費として7億9千万円が必要となりましたので、統合後も水巻料金を据え置くことで北九州市との料金差額を統合経費としてあてるため、実際の料金の値下げにつきましては平成26年度中を目途に考えております。

町民の皆さんにはもう一時のご辛抱をお願いするものです。

また、統合に伴う条例の廃止や補正予算などにつきましては、6月議会に提案させていただきたいと考えておりますのでご協力のほどよろしくお願いします。

このように公約につきましては、財源や効果、実施時期など十分に調査検討を重ね、実施可能と判断されたものから順次、議会にお諮りしていきたいと考えておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

今後も、町民皆さんの信頼と期待に応え、第4次総合計画の将来像でもあります「人が輝き、安心して暮らせる町、みずまき」の実現に向けて、私をはじめ、職員一丸となって行政運営にあたってまいる所存であります。

ご承知のとおり、我が国を取り巻く社会経済状況は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあり、欧州の政府債務危機が金融システムに対する懸念につながっていることや金融資本市場に影響を及ぼしていること等により海外景気が下振れし、我が国の景気が下押されるリスクが存在しております。

また電力供給の制約や原子力災害の影響、さらにはデフレの影響、雇用情勢の悪化懸念が依然と残っていることにも注意が必要と思われます。

国政においては、新年度予算案が今国会で審議されているところでございますが、平成24年度予算を「日本再生元年予算」と位置づけ、震災復興に引き続き最優先で取り組むとともに、「日本再生重点化措置」の活用等により、経済社会の再生に真に資する分野に財政資源を重点配分することにより、雇用創出や人材育成等に取り組む予算編成がなされました。

一方、地方財政の対応といたしましては、財政運営戦略に基づき定める中期財政フレームに沿って、平成23年度と同水準の一般財源総額が確保されており、地方財政計画では、地方税収や地方交付税が増となっております。

しかし、社会保障関係費の自然増や公債費が高い水準で推移することから、財源不足が13兆円を超えるものと見込まれており、財源不足につきましては、財源債や臨時財政対策債などで対応されます。

地方交付税については前年度に比べ約811億円増額、交付税の振替えとなります臨時財政対策債につきましては地方税の伸びなどもあり260億円の減としております。

また、地方財政計画上では増収が見込まれている地方税収ですが、本町におきましては、法人町民税については増収が見込まれておりますが、個人町民税については、年少扶養控除の廃止など税制改正に伴う増収を除くと減収となっており、未だ個人所得については回復が見込めない状況です。

そのため財源不足が生じており、基金を取り崩して当初予算を編成するなど、当町の厳しい財政状況を改めて再認識したところであります。

今後につきましても、さらなる財政基盤の確立を目指し、効率的かつ適正な行財政運営に努めてまいります。

現下の状況を踏まえ、平成24年度予算は、安全・安心なまちづくりおよび教育環境・生活環境整備などに重点的な予算配分を行っております。

それでは、この厳しい財政状況の中で実施を予定しております、平成24年度の主な事業につきましてご説明いたします。

まず、最初に「教育・生涯学習」分野についてでございますが、学校教育の充実につきましては、小学校低学年における35人以下学級実施に伴う教員の配置を引き続き予算計上しております。

なお、1年生については、国の法律改正により1クラス40人編成から35人編成に見直されたところです。

中学校における少人数授業についても、学力向上に向けた取組みを引き続き推進するための予算を措置いたしております。

学校給食につきましては、小学校給食調理等業務委託がこれまでの頃末、猪熊、伊左座小学校に加え平成24年度からえぶり・吉田小学校の調理業務委託を開始いたします。

これにより小学校すべての調理業務の民間委託化が完了しました。

中学校給食につきましては、平成24年度9月からの完全給食実施に向け、給食センターの維持管理費並びに給食調理業務などの運営経費を計上いたしております。

また、震災等の影響で給食センターの建設が遅れたために、昨年度に購入することができなかった給食用備品や配送用車両の購入費を改めて今年度の予算に計上しており、中学校給食事業費全体といたしましては5千727万1千円となっております。

次に、学校施設の耐震補強事業につきましては、「水巻町耐震改修促進計画」に基づいて、計画的に実施しているところでございます。

平成24年度は、頃末小学校南校舎および水巻中学校南校舎の耐震補強工事を繰越事業として実施いたしますが、併せて水巻中学校南校舎の防水改修工事も行うことにいたしております。

そのほかにも吉田小学校南校舎大規模改造工事を行うようにしています。

学校の耐震補強事業については、子どもたちの安全確保の観点からも優先かつ計画的に実施してまいります。

また、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法により平成28年7月までに処理が義務づけられていますPCB廃棄物の処理委託料を予算計上いたしております。

次に生涯学習分野につきましては、国際交流事業として、国際化の時代を担う中学生が外国での学習や生活体験により国際感覚を磨くため、平成24年度は町内中学生がオランダを訪問することになっています。

また、ノールドオーストポルダー市設立50周年イベントへの表敬訪問の予算を計上いたしております。

また、南部公民館ふれあい広場の遊具改修事業ということで、老朽化、破損している遊具の取替え設置経費を計上しています。

図書館・歴史資料事業としましては、町にゆかりの芸術家である故うえだひろしさんの作品展を田川市との共同で開催いたします。

スポーツ推進事業として、町民体育館トイレの洋式化やふるさと応援基金を活用して総合運動公園トレーニング室の照明機器更新並びにミラーの設置工事費を計上いたしております。

続きまして、「子育て支援」に関してでございますが、まず、平成24年度以降の子どものための手当につきましては、3歳未満については一律1万5千円、3歳以上小学校終了前の第1子、2子は1万円、第3子以降は1万5千円、中学生は1万円、所得制限世帯については5千円支給されるものとして、平成23年度から8千700万円減額の約4億9千300万円となっております。

町独自の制度といたしましては、平成21年10月から実施しております小学校3年生までの入通院医療費の公費負担制度である「子ども医療」を、平成24年4月から更に拡充し、小学校4年生から中学校3年生までの入院医療費の公費負担を行っております。

次に、保育所につきましては、第1保育所の運営形態を現在の公設民営による業務委託から施設および運営を民間へ移譲します。

また、引き続き保育の質の向上のための研修を実施するなど保育の充実を図ってまいります。

次に「健康づくり・福祉」でございますが、母子保健事業としまして、新年度も妊婦の健康管理の充実および経済的な負担の軽減を図るため妊婦健康診査の公費負担14回分を計上しておりますが、新たにB群溶血性レンサ球菌などの検査項目が追加されました。

また、新年度から発達に心配のある子どもと保護者を対象に、臨床心理士や保育士、保健師が子育てを支援する「こすもす教室」を月1回程度行います。

障害者福祉事業としては、県からの権限移譲事務として新たに児童発達支援事業や身体知的障害者相談事業を行うこととなりました。

また、障害のある方などが安全かつ安心して駐車場が利用できるように支援する「ふくおかまごころ駐車場」制度を水巻町においても登録し、庁舎および中央公民館、いきいきホール、図書館、障害者福祉センター、高齢者福祉センターの駐車場に看板の設置を行います。

なお、駐車利用証は保健福祉環境事務所が発行いたします。

社会福祉事業につきましては、高齢者などに利用されております福祉バスの安全管理体制の維持確保を行うため、運行管理に専門的な知識を持った業者に福祉バスの運営を委託します。

また、今まで介護保険広域連合遠賀支部で行ってきた包括支援センター事業が平成24年度からは町で行うようになりました。

次に「都市基盤」分野といたしまして、生活の利便性や安全性の観点から道路交通体系の整備は重要であるため、下水道事業に合わせた側溝改修事業のほか、歩道設置や舗装改修など生活に密着した町道の整備を中心に行ってまいります。

また、橋梁の管理につきましては、橋梁長寿命化修繕計画をもとに橋梁修繕実施設計費を計上しています。

町営住宅整備につきましては、引き続き高齢者向住宅改造事業を計画的に行っていくほか、二町営住宅公園遊具更新工事を予定しております。

また、猪熊町住跡地の確定測量を行い、跡地売却に向けた作業を進めてまいりたいと考えております。

公共交通体系につきましては、西鉄バスの撤退後、平成21年度からは北九州市交通局に南部循環線の運行をお願いしていますが、町単独で事業費の赤字補てんを行っている状況です。

現在、水巻町地域公共交通協議会において、将来的に持続可能な公共交通体系の在り方を念頭に置き、新たなバス路線の開設を検討中であり、平成24年度中に「生活交通ネットワーク計画」を策定する予定としています。

また、平成24年2月に吉田ぼた山跡地活用検討委員会を設置しました。

町民の大切な財産である吉田ぼた山跡地につきまして、今後、収益的利用計画あるいは公共的利用計画について委員会に検討をお願いすることとしています。

次に「生活環境」分野でございますが、「環境基本計画」による「協働で進めて、みんなで伝える 水巻の環境」を基本目標に、環境学習の推進に向けた取り組みとして、平成24年度において小学校4年生および中学校1年生を対象に環境学習支援事業を行います。

また、ゴミ減量化は、地球温暖化への対策としてだけではなく、遠賀・中間地域広域行政事務組合への負担金も大きく影響することから、ゴミの排出量を抑えていく必要があります。

そのためには生ゴミ処理容器の購入補助や資源物回収活動奨励金のほかにも使用済み天ぷら油の回収や段ボールコンポストを活用したゴミの再資源化、再利用化などの取り組みを推進し、あわせてより効果的な周知を行ってまいります。

続きまして快適な暮らしを支える下水道整備についてでありますが、平成24年度は面整備を主に行ってまいりますが、一般会計から公共下水道事業特別会計への繰出金は前年度と同額の3億1千万円を予定しております。

次に「産業振興」についてですが、商工業については、長引く景気低迷により依然として厳しい経営環境にあり、町内小規模小売店などの活性化を図るため、引き続きプレミアム付商品券の発行のために地域活性化事業補助金を予算計上いたしております。

また、「水巻でかにんにく」の生産量拡大を目的とした特産品開発ブランド化支援事業補助金につきましても予算計上いたしております。

また、消費生活相談の複雑化に対応するため消費者行政経費を計上しております。

農業につきましては、農業用の幹線用水路の老朽化により漏水箇所が年々増加しており、送水管調査並びに工事を行い、農業用水の安定的送水をはかります。

次に「安心・安全なまちづくり」の取組みですが、年次計画に沿って行っております災害用食糧備蓄事業につきましては、平成23年度においては東日本大震災の影響でアルファ米が不足しており購入が間に合いませんでしたので、平成24年度に再度アルファ米の予算を計上し、平成24年度分と合わせまして計画的に購入をいたします。

また、東日本大震災の状況を踏まえ、現在福岡県が見直しを行っている『福岡県地域防災計画』に準拠する形で平成24年度、25年度の2か年をかけまして、水巻町地域防災計画の見直し作業等を行ってまいります。

最後となりますが、水巻町のまちづくり、人づくりの指針であります第4次総合計画前期基本計画の計画期間が平成24年度までとなっていることから、平成24年度におきまして、平成25年度からの5年間におけるまちづくりの具体的施策となる後期基本計画を策定いたします。

そのほかにも、平成24年10月に予定しております機構改革に伴う経費やコンビニエンスストアでの公金の納付を可能にするためのシステム導入経費などを計上し町民の皆さんの利便性向上に努めてまいります。

以上が平成24年度のまちづくりに向けた主要な施策でございます。

これら諸事業を実施し、さらに今後新たな課題に対応するためには、財政基盤を強固なものにすることが重要と考えております。

また、国政の動向によっては、一部財源や予算組み替えといった措置が必要になってくることも考えられますので、その場合には適正かつ柔軟に対処してまいりたいと考えております。

それでは、平成24年度の水巻町一般会計当初予算の概要につきましてご説明いたします。

予算総額は82億7千万円とし、平成23年度と比較いたしますと7千万円の減額といたしております。

まず、歳入予算でございますが、町税は、24億4千900万円を見込んでおりますが、平成23年度当初予算と比較いたしますと、2千万円の増となっており、4年ぶりの増収となっております。

要因といたしましては、評価替えによる固定資産税の減額はあるものの、個人および法人町民税が前年度を大きく上回ることから町税総額が増額となります。

地方特例交付金は、自動車取得税交付金減収補てん分が税制改正に伴う地方増収分に振り替えられたことや子ども手当特例交付金が子どものための手当への制度改正に伴い町の負担となりましたことにより、2千900万円減額の1千100万円を見積もっております。

地方交付税につきましては、平成24年度の特別枠として創設されました「地域経済基盤強化・雇用等対策費」により前年度並みの総額が確保されたことに伴い、普通交付税を前年度と同額の21億円、特別交付税においても引き続き東日本大震災の影響を考慮し前年度と同額といたしました。

総額で22億7千万円を計上しております。

国庫支出金につきましては、まず国庫負担金であります第1保育所の民間移譲に伴う保育所運営費負担金が3千700万円の増、また、障害者福祉などの歳出の増加に伴って負担金が増となっておりますが、「子どものための手当」の国と地方との費用負担の見直しにより国の負担が1億2千500万円減となりましたので、負担金総額としては5千900万円の減となっています。

また、国庫補助金は新たに特定防衛施設周辺整備調整交付金を3千500万円計上しましたが、土木費補助金や教育費補助金が減額となったことから200万円減の9千700万円となっており、国庫支出金総額では前年度より6千400万千円減の8億5千万円といたしております。

県支出金については、6億2千500万円と前年度に比べ1千300万円減となっております。

そのうち県負担金は、保育所運営費負担金や子どものための手当に対する負担金、障害者福祉費負担金が増となり前年度より5千200万円の増の4億100万円といたしております。

また、県補助金のうち、23年度から活用しております消費者行政活性化基金事業補助金を計上したことにより商工費補助金は増額を見込んでいます。

しかし、福岡県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業の補助金が大きく減となったほか、前年度は臨時的な収入として介護基盤緊急整備補助金や庁舎省エネ改修に伴う福岡県環境保全対策費補助金があったこともあり、県補助金全体では前年度と比較して5千700万円減の1億7千300万円といたしております。

繰入金につきましては、平成23年度と同様に歳出に見合う歳入が確保できないことから財政調整基金を2億4千万円繰り入れることにしています。

また、小中学校給食事業基金から5千万円を繰り入れて、中学校給食事業の運営費などの財源といたしております。

町債は、臨時財政対策債が前年度と比較いたしまして1千万円減の4億5千万円としております。

また、建設事業に充当する学校教育施設等整備事業債など1億7千670万円を加えまして、平成24年度は6億2千670万円の新規借入を予定しております。

なお、一般会計における地方債残高は、平成24年度末には69億2千300万円程度を想定しており、そのうち臨時財政対策債残高が全体の約56%の38億7千600万円を占めることになります。

次に、歳出予算につきましては、前年度と比較して増加しておりますものは、物件費につきましては、中学校給食調理等業務やえぶり・吉田小学校給食調理業務の委託料が追加されたほか、第4次総合計画後期計画や水巻町地域防災計画の策定経費を計上したことなどから、前年度に比べ7千万円の増となっております。

負担金・補助費等につきましては、遠賀・中間地域広域行政事務組合負担金や地域活性化補助金、就学奨励援助費補助金などが増となったことにより前年度に比べ4千500万円の増となっております。

積立金につきましては、新たに小中学校給食事業基金に特定防衛施設周辺整備調整交付金を積み立てることなどにより前年度に比べ3千800万円の増となりました。

また、繰出金につきましては、国民健康保険事業特別会計への繰出しは減となったものの、後期高齢者医療および介護保険事業への繰出しが大幅な増となったことから、前年度に比べ全体で3千200万円の増となりました。

一方、前年度に比べ減少しておりますものは、職員退職手当や議員共済費などの人件費が1億5千700万円減となっております。

扶助費につきましては、障害者福祉サービス事業や子ども医療、更生医療費などは増となっておりますが、子どものための手当が大幅に減となったことから、前年度に比べ700万円の減となっております。

町の借金の返済にあたります公債費は1千800万円程度の減となっております。

また、投資的経費であります普通建設事業費につきましては、前年度から6千900万円の減となっており、全体で3億7千300万円となっております。

なお、当初予算には計上いたしておりませんが、頃末小学校南校舎耐震補強事業1億1千100万円および水巻中学校南校舎耐震補強事業7千500万円、南校舎水巻中学校渡り廊下建替事業1億800万円つきましては、平成23年度一般会計補正予算にて措置し、全額繰越事業としておりますので平成24年度に実施することといたしております。

以上でございます。よろしく、ご審議をお願いいたします。

日程第32 議案第26号

議長(川本茂子)

日程第32、議案第26号 平成24年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第26号 平成24年度水巻町国民健康保険事業特別会計予算について、近年の急速な少子高齢化の進展、経済の低迷、医療の高度化など、医療を取り巻く環境は大きく変化しております。

このような状況のなか、国民健康保険は、地域の医療保険として、また「国民皆保険」を支える最後の砦として、地域住民の医療の確保と健康の保持増進に大きく貢献しているところであります。

しかしながら、国民健康保険は、加入者に高齢者や低所得者が多いことから保険税の負担能力が低い一方で医療費が高くなっており、被用者保険と比較すると財政構造が脆弱で、国民健康保険の財政運営は非常に厳しい状況におかれています。

このような中、本町の国民健康保険の適正かつ安定的な事業運営の確保を図るため、保険税の収納率向上による財源の確保や、後発医薬品の普及促進、レセプト点検の強化等による医療費の適正化、特定健診・特定保健指導等による疾病予防対策の強化などに取り組んでまいりました。

今年度につきましても、引き続きこれらの施策に取り組み、さらなる経営努力をしてまいりたいと考えております。

さて、平成24年度水巻町国民健康保険事業特別会計の当初予算規模につきましては、前年度の当初予算に比べまして、7千300万円減の36億5千700万円といたしております。

歳入予算の主なものは、国民健康保険税 6億425万8千円、国庫支出金 9億694万3千円、療養給付費交付金 2億2千857万7千円、前期高齢者交付金 9億5千657万7千円、県支出金 1億8千152万7千円、共同事業交付金 4億7千666万3千円、一般会計などからの繰入金 2億9千581万8千円であります。

次に歳出予算の主なものは、保険給付費 24億5千991万円、後期高齢者支援金 4億1千86万円、介護納付金 1億7千83万3千円、共同事業拠出金 5億1千628万1千円といたしております。

これからも国民健康保険の保険者としての経営責任を自覚し、医療制度改革の対応と国保財政の安定化のため、より一層努力して参りたいと考えております。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第33 議案第27号

議長(川本茂子)

日程第33、議案第27号 平成24年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第27号 平成24年度水巻町後期高齢者医療特別会計予算について、後期高齢者医療制度は、75歳以上の方々を対象として、県下の全市町村が加入する福岡県後期高齢者医療広域連合が運営主体となって、運営しております。

医療費の給付、被保険者への保険料の賦課等の業務は広域連合が行い、市町村は、保険料の徴収、被保険者証の交付等の窓口業務、広域連合納付金の支払いなどを行っています。

この制度は、国においては現在、現制度を廃止し、新たな高齢者医療制度の施行に向けて検討が行われており、広域連合では、制度移行のための準備も進められています。

このような状況を踏まえ、今後も運営主体であります広域連合と連携をとりながら、制度の円滑な実施や制度移行のための準備に努めてまいります。

平成24年度水巻町後期高齢者医療特別会計の当初予算規模は、前年度に比べまして1千553万4千円増額の3億7千196万4千円といたしております。

歳入予算の主なものは、後期高齢者医療保険料 2億7千201万9千円、一般会計繰入金 9千912万2千円であります。

次に歳出予算の主なものは、人件費や事務費などの総務費 1千619万2千円、後期高齢者医療広域連合納付金 3億5千445万9千円としております。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第34 議案第28号

議長(川本茂子)

日程第34、議案第28号 平成24年度水巻町地域下水道事業特別会計予算についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第28号 平成24年度水巻町地域下水道事業特別会計予算について、平成22年度までにすべての地域下水道が公共下水道へ接続されていることから、本特別会計予算につきましては、旧団地浄化槽施設の管理および解体工事に必要な経費を計上いたしております。

前年度に比べまして、90万円の減額となっており、予算の総額は歳入歳出それぞれ1千60万円といたしております。

歳入の主なものは、地域下水道施設基金繰入金 1千万円などといたしております。

歳出につきましては、団地浄化槽解体工事経費 1千万円などを計上いたしております。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第35 議案第29号

議長(川本茂子)

日程第35、議案第29号 平成24年度水巻町公共下水道事業特別会計予算についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第29号 平成24年度水巻町公共下水道事業特別会計予算について、本特別会計予算は、下水道の整備促進および維持管理を行うために必要な経費を計上いたしております。

本年度の下水道事業は、主に吉田・頃末・伊左座・立屋敷・えぶり・二地区などの面整備を中心に実施する予定としており、予算の総額は歳入歳出それぞれ12億6千500万円といたしております。

歳入の主なものは、使用料収入 2億7千534万8千円、受益者負担金 3千413万8千円、国庫補助金 2億6千万円、一般会計および基金からの繰入金 3億7千万円、町債 3億2千10万円といたしております。

次に、歳出予算でありますが、人件費等の一般管理費 2億7千38万2千円、公共下水道建設費 6億3千487万4千円、流域下水道建設費 147万3千円、公債費 3億1千820万4千円などであります。よろしく、ご審議をお願いします。

日程第36 議案第30号

議長(川本茂子)

日程第36、議案第30号 平成24年度水巻町水道事業会計予算についてを、議題といたします。

町長に提案理由の説明を求めます。町長。

町長(近藤進也)

議案第30号 平成24年度水巻町水道事業会計予算について、平成24年度水巻町水道事業会計予算は、給水件数を12,900戸とし、総配水量は285万立方メートルを見込んでおります。

また、年間総有収率を96%に設定し、有収水量は273万6千立方メートルにいたしております。

本年度は、北九州市との事業統合のため、収益的支出に6千万円と資本的支出に1億4千万円の合計2億円の設備投資費用を計上いたしております。

収益的収支につきましては、収入総額6億7千445万2千円、支出総額6億6千617万1千円で、828万1千円の黒字予算となっております。

収益的収入予算の営業収益の主なものは、給水使用料 6億3千943万3千円、口径別納付金 1千890万円、営業外収益としては、1千420万4千円といたしております。

収益的支出予算の営業費用の主なものは、原水購入費 3億8千64万7千円、 給水管理費 8千500万2千円、総係費 1億393万9千円、減価償却費 5千984万3千円で、営業外費用としては、3千136万4千円といたしております。

次に、資本的収支につきましては、収入が、負担金 25万1千円、収入総額は、25万4千円といたしております。

支出は、建設改良費 1億5千585万3千円、財産購入費 832万円、企業債償還金 4千432万2千円で、支出総額は、2億849万6千円となり2億824万2千円の不足額となります。

不足額につきましては、内部留保資金で補填いたします。よろしく、ご審議をお願いいたします。

議長(川本茂子)

以上をもって、本日の日程は、全部終了いたしました。本日は、これをもって散会いたします。

午前11時33分 散会

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