蔵富吉右衛門之墓
更新日:2020年11月4日

蔵富吉右衛門は寛文[カンブン]10年(1669)にウンカなどの害虫を鯨油[ゲイユ]で駆除[クジョ]する方法を発見した人物で、これは農業技術史上画期的な発見とされている。農薬が広がる1950年ごろまではこの方法で駆除していた。立屋敷[タテヤシキ]の共同墓地にある蔵富家累代[ルイダイ]之墓裏面に吉右衛門の業績をたたえる銘文がある。昭和9年(1934)に吉右衛門から9代目にあたる三千年[ミチトシ]氏が建立したものである。
フリガナ | クラトミキチエモンノハカ |
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数量 | 1 |
採集地・出土地・所在地 | 立屋敷3丁目221番地 |
年代 | 江戸 |